なぜ、「内藤トウガラシ」? なぜ「内藤トウガラ史」?
3年ほど前の、ある日のこと。スローフードの有志と新宿在住の農園仲間たちは、花園神社
の立て札(銘版)にある江戸伝統野菜「内藤トウガラシ」の記述に惹かれた。「新宿周辺から大久保にかけての畑は、トウガラシで真っ赤になるほどであった」云々。江戸の昔にタイムスリップしてイマジネーションを働かせてみると、トウガラシが真っ赤に燃える空の下、その地に立っていたことになる。「明治に入ってから急速に衰退してしまった江戸の光景を、現代に復活できないものか?」メンバー誰もが抱いた、それぞれの夢と想い。トウガラシへのロマンは、新宿・新田裏の一角で内藤トウガラシの栽培を始めるキッカケとなり、歴史やトウガラシ文化に思いを馳せる引き金ともなった。新宿名産の内藤トウガラシ復活と、トウガラシ文化の復興。その願いを込めたトウガラシ・歴史年表 blog「内藤トウガラ史」、次回から。
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