なんとなんと空前のヴァンパイア・ブームが起こってるってホント？
えー、ちょうど私、VCシリーズを読んでいるところなんですよー。
いろんな意味であんまりにも面白い作品なんで今夜はVCを紹介させて下さい。
VCと言うのは『The Vampire Chronicles』というアメリカの作家アン・ライスの
シリーズ小説のことです。
そうそうそれ。アン・ライスと言えば、映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の
原作者で脚本も書いた作家です。
この作品、原作の小説の方はなんとシリーズものになってたんですね。
アメリカではものすごいベストセラー・シリーズになったらしいんですけど、
なぜだか日本ではそれほどの旋風が巻き起こらなかったらしくですね、
すごく残念なことにシリーズの途中で翻訳もされなくなっちゃってるんですね、うう～。
というわけで、今、ここからも小さな第一歩を踏んでですね、
是非とも今出てる作品を翻訳してもらいたいムーブメントを起こそうと、
私、久々の野望を企てました。
お願い！続きが読みたいよ！英語が読める人は原書を楽しんでるらしいけど、
私にはムリ！！Amazonのクリックなか見！検索で読もうとしたけど、もう全くムリ！！
頼む！翻訳版を出版してくれえ！ついでに絶版も復活させてあげて下さい！！
『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の方はルイ視点だったんで、けっこう普通のマトモな
お話で済んでたんですけども、レスタト目線のクロニクルズは荒唐無稽な感じに仕上がってます。
能天気なヴァンパイア・レスタトがふらりと出て行っては揉め事を起こして周囲を巻き込むという
アレな感じです。例えば「ヴァンパイアもつらいよ。フーテンのレスタト 純情詩集」みたいなね。
下町ならぬお貴族様の、人情と恋と大騒動の大変楽しいお話です。
主人公のレスタト（男）がなにしろロマンチストで恋多きヴァンパイアなんですよ。
その守備範囲たるや下は５歳の女の子から上は７０歳のお爺さんとだだっ広く、
しかもマザコンです。本命はルイ（男）です。いやもう参った参った。
こんなヴァンパイアは見たことないです。面白いよ～、ほんとだよ～。
スキマ時間があればぜひ読んでみて下さいね。
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