集まれ スピーカー好き!

スピーカーやオーディオに興味がある方に、いろいろな情報を発信していきたいと思っています。

5cmウッドコーン用スピーカーキット発売のお知らせ

2010年07月20日 23時04分30秒 | オーディオ

こんばんは。今日は、5cmウッドコーン用スピーカーキット(DCK-F071W-C)発売のお知らせです。このキットは、5cmウッドコーン(DCU-F071W)発売時に限定で2ロットほど発売したものですが、前回2ロットともに発売前にメーカー完売となり、その後もユーザーの皆様から追加発売についての問い合わせをいただいたこともあり、PARC Audioのキットモデルとしては初の通常在庫商品としてレギュラー商品化をすることになりました。ご存知のように今までのキットモデルは全て受注生産対応のため、お客様からご注文をいただいてから1個ずつ手作りで生産していましたので、長いものになると1ヶ月近くお待たせすることもありましたが、今回は中国で少量ではありますがまとめて生産し、日本で在庫を持つようにしましたので、在庫がある間は数日でのお届けが可能となりました。キットと言っても箱はしっかりしたウレタン塗装も付いて完成しているので、あとは吸音材、内部配線、端子、ユニットを付けるだけの簡単なものです。手作りスピーカーはできるか不安といった方も是非一度挑戦してみていただければと思います。たぶんその後には楽しいオーディオライフが待っているかと・・・。

このキットは前回限定の時にも書いたかも知れませんが、国内で最初に作った手作りのデモ機よりも音が良く、自分で言うのも何ですがかなりの完成度に出来ていると思いますので、このサイズでは他社比でも十分存在価値があると感じています。今までは数に余裕が無かったため店頭でこのキットの音出しはあまりやっていませんでしたが、近いうちに店頭でもキットの実機でのデモが出来るようにしたいと考えていますので、ご興味がある方は是非一度お聴きいただければと思います。地方の方や、店頭まで行く時間がないといった方には、貸出しデモ機も用意できましたので、そちらをご利用いただければと思います。ちなみに肝心の5cmウッドコーンの方ですが、販売店様のお話ではその後も安定して売れており、「このクラスの定番になりましたね」との嬉しいお言葉もいただいており、今回のキットと共に5cmクラスでの強力な定番モデルとなれるよう願っております。

それと前回ご報告しました真空管オーディオ・フェアの件でうれしい続報です。今回のイベントでは通常の出展ブースとは別にセミナールームというのがありまして、ここでは各社が1時間単位で自由なテーマでデモやセミナーなどをやるのですが、PARCもここに出展することになりました。ただ皆さんご存知のようにうちは代表一人の超零細会社で2つのブースを掛け持ちするのは厳しいので、このセミナールームでのデモは別の会社と共同開催することにしました。その会社とはテイクティ。代表のTさんはソニー時代の先輩で、起業家としても私の大先輩になります。ここの会社のメインモデルには独自方式のスーパーツィーターがありますが、これをPARCのいろいろなモデルと一緒に再生を行い、ウルトラハイの領域が加わることによる音質改善効果についてデモするという内容です。たぶん、こちらのブースの方はTさんにまかせっきりになると思いますが、お時間のある方は是非参加してみてください。せっかくのチャンスなのでこのイベントでは出来るだけ多くの曲をかけるようにしたいと思っていますので、お好きなCDをお持ちになられたり、鳴らすスピーカーをリクエストしたり、どうぞ自由にしていただければと思います。何かご質問がある場合は、あとでPARCのブースで私に声をかけていただければと思います。ウルトラハイの効果はもちろんですが、PARCのいろいろなモデル(何を持っていくは検討中)の比較試聴も可能ですので、これはこれでおもしろいと思いますよ。またこのブースは何と言っても1時間もあるので、ゆっくりと音楽が楽しめるのではと思います。(4Fのブースは毎回15分だけですので) 当日の状況が見えないのでお約束は出来ませんが、私も余裕があれば少しは顔を出したいと思っています。セミナールームのスケジュールは下記になります。
*10/10(日) 12:30~13:30
*10/11(月) 14:00~15:00
場所:4F408号室

マグネットの続編をお待ちかねの皆様には申し訳ありませんが、今日はこの辺で。次回は続編頑張ってやりますね。



コメント (14)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 10cm限定ウッドコーン(DCU-F1... | トップ | マグネットについて 4 »
最新の画像もっと見る

14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (GX333+25)
2010-07-21 00:34:51
PARC 様

 ちびっこウッドコーンはあっちこっちで話題になっているようで、「どうしてこんな小さな筐体から、こんな音が!?」という評を見かけますね。これは早く私もなんとかしなければ・・・・・・・。

 真空管オーディオフェア、ついにTakeTとコラボレーションですか。うーん、私個人としては感無量なところがありますねぇ。

 というのも、ひょんなきっかけで手に入れてBatproを手放せなくなり、どうしてだろう、と思っているうちにPARC AudioのWebに行き当たり、そこであの超弩級のウルトラハイを見て、そのテクノロジーと効用を読んで、アプローチは全然違うのに、超高域の重要性という点ではまったく同じ方向のコメントを読んで、なんどか代表にご質問して困らせましたっけ(ごめんなさい)。

 こりゃあ、なんとしても時間を工面して出かけなくては・・・・・・・。
返信する
やっぱ、かっこ良い (らーめん親父)
2010-07-21 13:06:14
やっぱ、プロのBOXは、かっこ良いですね。
写真見ると、今回のBOXは内部塗装もして有る様ですね。内部塗装は私の自作品の「プチこだわり」です。

そう言えば、ちびっこの名称決まったんだっけ?ブログ見忘れちゃったかな?。

返信する
Unknown (Sophie)
2010-07-21 21:12:05
そういえばPARCのキットにはすべてインシュレーターが付属していますね。上の5cmキットの写真左下に写っているのがそれではないかと思うのですが、どんな材質のインシュレーターなのかなあと少し興味があります。
もっとも私はオーディオ専用のアクセサリーの類は殆ど購入することはなく、専らホームセンターなどで手に入るものに工夫を加えて使用している人間ではありますが。
返信する
Unknown (PARC)
2010-07-21 23:35:49
GX333+25様

>これは早く私もなんとかしなければ・・・・・・・。

ご注文お待ちしております。


>ひょんなきっかけで手に入れてBatproを手放せなくなり、どうしてだろう、と思っているうちにPARC AudioのWebに行き当たり、そこであの超弩級のウルトラハイを見て、そのテクノロジーと効用を読んで、アプローチは全然違うのに、超高域の重要性という点ではまったく同じ方向のコメントを読んで、

正直なことを言えば、PARCでも安価なウルトラハイを発売できればと考えてはいたのですが、例のBATPUREの値段を見て心が折れました。(笑) リボンタイプでどう頑張ってもあの価格は無理ですからねぇ・・。


>こりゃあ、なんとしても時間を工面して出かけなくては・・・・・・・。

フェア当日は沢山の皆様が来ていただけるので、ゆっくりお話はできないかも知れませんが、お会いできるのを楽しみにしております。

返信する
Unknown (PARC)
2010-07-21 23:41:08
らーめん親父様

>やっぱ、プロのBOXは、かっこ良いですね。

ありがとうございます。今回のモデルはまぐれではありますが、結構うまくまとめられたと思っています。PARCの一連のモデルの中では一番キュートかなぁと・・・。

>写真見ると、今回のBOXは内部塗装もして有る様ですね。

意図的に内部塗装をしているわけではないのですが、逆にマスキングをして内部を塗らないようにしているわけでもないので、結果として結構内部にも塗料がのっていますね。

>そう言えば、ちびっこの名称決まったんだっけ?

決まってはいるのですが、現在商標登録の申請中で、登録が正式に決まり次第、公開したいと考えています。
返信する
Unknown (PARC)
2010-07-21 23:43:48
Sophie様

>どんな材質のインシュレーターなのかなあと少し興味があります。

具体的な仕様は企業秘密ということでちょっと公開はしてないのですが、この手の素材をいろいろと比較試聴をし、一番コストパフォーマンスが高いものにしております。材質や形状、サイズなどによる差は結構ありますね。
返信する
お願い (らーめん親父)
2010-07-22 21:45:29
また、登場です。
この次の、お題は、マグネット続編とか、
一度、「ねた」が無くなってからで良いのですが、PARC各ユニット説明、規格/寸法図に記載されてる、Fs→Re→その後のMmsあたりからですが、どのように解釈したら良いのか?です。Qo/mo は自作ファンなので、一応判るのですが、できれば、お馬鹿な私にも解る様にお願い出来るでしょうか?
正直、マグネットの話は??かな・・・すみません。
暇な時で結構です。
返信する
Unknown (PARC)
2010-07-23 00:03:00
らーめん親父様

>Fs→Re→その後のMmsあたりからですが、どのように解釈したら良いのか?です。

う~ん、前にもお話したかと思いますが私自身あまりTSを実際の設計には使っておらず、あくまでカタログ用として掲載しているレベルなので、あまり詳しく説明するには適しておりません。TSには公開しているもの以外にもまだ他にデータがありますが、実際のところ私が日ごろ見ているのはFs(Fo),Re(最低インピーダンス),Mms(Mo),BL(磁束密度x有効ボイスコイル長),Qts(Qo)くらいのもので、わざわざ解説するほどのレベルではないので、どうかご容赦いただければ幸いです。ただTSということではなく、ユニットの基本的な挙動として、それぞれがどのような関係にあるかは一度簡単に解説した方がよいかなぁとは考えています。
返信する
Unknown (Sophie)
2010-07-23 19:41:47
確かにVas=ユニットのコンプライアンスと同等の空気量と言われても何のことやら・・・?
でも私も工作を始めた頃にはTSなどは存在しなかったので、Fo,Qo,Mo,SPL,F特がわかれば何とか箱の設計はできるかなという感じです。後NWを組む際はインピーダンスカーブも着目しますね。
仮にPARCの171AかK2で製作するとすれば(これも検討中ではあるのです)内容積は15~20ℓ、ダクトチューニングはFoとQoの値からすると45Hzぐらいが適当と思われるが、一応40~55Hzの間で調整ということになりますかね。でもこんな簡単な設計法でいいのかな?
こんなコメントを書いていると「システム調整」の続編も読みたくなってきました。涼しくなって余裕のできた折で結構ですのでお願い致します。
返信する
Unknown (PARC)
2010-07-24 00:07:34
Sophie様

>Fo,Qo,Mo,SPL,F特がわかれば何とか箱の設計はできるかなという感じです。でもこんな簡単な設計法でいいのかな?

最近は優秀な設計ソフトが沢山あるので、取りあえず数値を入れれば、だいたいのところは簡単に出せますので、先ずはそれで確認されるのがよろしいのではと思います。spedのようなフリーソフトもありますので。

>こんなコメントを書いていると「システム調整」の続編も読みたくなってきました。涼しくなって余裕のできた折で結構ですのでお願い致します。

システム関連については私も漁師料理的なところはありますが、また機会をみつけてやりましょうかねぇ。

返信する

コメントを投稿

オーディオ」カテゴリの最新記事