あっち向いてホイ! ~ 2nd season ~

虹の橋の子供たちに背中を押されて次女を迎えました。2016年7月24日、ブログ再スタートです!

初めまして!ようこそ「あっち向いてホイ!」においでくださいました



2nd seasonの「あっち向いてホイ!」は 虹の橋のたもとと我が家を7色の光で結んで
息子や娘はもちろんのことその他虹の橋メンバーとりとがお話しすることもある
”何でもアリ”な不思議なブログです。
一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします♪

宣伝のみのコメントにつきましては随時削除させていただいております。ご了承ください。




遠く離れても

2009-11-21 13:21:01 | 娘・子宮蓄膿症関連記事
娘を赤ちゃんの頃から診てくださっていた主治医は
実は関東にいます。

「今日○先生に電話したら?」

昨日ボスに言われたのですが躊躇ってしまいました。
セカンドオピニオンを受けてもお金を払えないし
お友達でも何でもないのに
電話してあれやこれや聞くだなんて何だか図々しいというか…
お仕事の邪魔にもなりそうだし…
そうは言ってもこれまでも何度か電話で頼ったことがあったんですけど…

幸い先生も
「娘ちゃんはウチで診ます」
と電話口で笑ってくれるので気は和らぐのですが
そうそう何度も甘えては…という思いがありました。

ありつつも
常に心のどこかで
「○先生ならどうするだろうか…何て言うだろうか…」
と考えていました。


○先生も奥様もとても優しい方で
娘は診察台は嫌いだけれどお2人のことは大好きでした。
奥様は病院に行くといつも必ず撫でてくれ、
「娘ちゃん来たの?よしよし♪
娘ちゃんは本当に可愛い、カワイイカワイイ」
と可愛がってくれました。

私が旅行のため娘を病院へ預けたときも
娘を受け取りながら
「お預かりしま~す…いっぱいいじめておくね」
と言いながらギュッと娘を抱きしめ、スリスリしてくれた○先生。

娘も私もとても信頼していました。

今月初め、父の法事で信州へ行った帰りに関東にも寄りましたが
その時にも○先生のところに行き、
息子は根尖膿瘍を診てもらい、
娘はキャウンキャウン言いながら爪を切ってもらったりしました。

そのときボスは

「○先生、れいが言うんですよ、あのね、
もし娘に何かあって手術しないといけない状態になって
万が一そのまま…なんてことになったら
違う先生なら絶対許せないけど
○先生なら
”ありがとうございました”
って、あたし言える、だなんて縁起でもないこと言うんですわ~」

あの時はみんなで笑ってました。
娘も息子も元気でした。




今日、何かに突き動かされるように○先生に電話していました。


-はい、○動物病院です。

-お忙しいところ申し訳ございません。先生、れいです。

-ハイハイ~。どうしました?

-今患者さん受けていらっしゃいますか?(午前の診療時間は終わってました)

-いいえ大丈夫ですよ~

-先生、あの…セカンドオピニオンって本人連れて行かないとダメですか

-・・・。(息子・娘)どっち?どうしたの。…娘ちゃん?

-娘です。今、ちょっと大変です。



この次点でジワッと涙が出る私…
ふぅ、と1つ浅い呼吸をし、


-入院、しまして、連れて帰っ…

-とりあえず、かいつまんで今どういう状態なの?


先生には入院させる直前にした
血液検査の悪かった値を伝えました。

先生が質問するに連れ今までの娘の状態の変化を伝えると
私がまだ伝えていないいくつかのことを言い当て、
その後○先生は
入院させた病院の見解とは違うことを言いました。

先生の見解は
素人ながら私とボスが感じたものと見事に一致していました。


いろいろお聞きし電話を切る間際
「また連絡ちょうだいね?(電話くれて)構わないから」
と心強いお言葉までかけてくださいました。

思い切って電話してよかった…(ノ_;)

どんなに離れても名前を覚えていてくださって
いつも的確なアドバイスをくれる○先生。
実際そこに体はないけれど
まるで目の前で診察しているかのように応えてくださる○先生。
娘にとっても私にとっても
主治医といえるのは○先生なのだな、と思います…

先生、本当にいつもありがとうございます。



娘、相変わらず食欲がないようで
11時半に出した少量のa/dはそのままです…
あれはもう下げないとダメだな…


娘はあまりお気に召さなかった新しいハウスの一番奥まで引っ込んでしまい
今日もぐったりしています。

○先生のアドバイスを受け、
夕方から少し状況を変える予定です。


娘…
頑張れよ…


ママは娘に愛情いっぱい込めて、込めて、
ない頭で一生懸命考えて
おまえが元気になれる
最善の方法を考えてるからな…



娘、頑張れよ…


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 犬ブログへにほんブログ村
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弱り目に祟り目

2009-11-21 12:26:06 | 娘・子宮蓄膿症関連記事
こんにちは れいです。

娘は夕方になってようやくぐっすり眠れたようで
私が至近距離で覗き込んでも目を開けなかったので
このまま寝かせてあげたいな…と思いまして
ボスにはメールでその旨伝え、
玄関チャイムを鳴らさず
そ~っと帰宅してもらえるようにお願いしておきました。

夕方ボスは帰宅し、息子も吠えたりせず大人しくしていてくれました。
そして私に一通のはがきを手渡しながら
「お前これ届いてたけど知り合いか?」
と言いました。

受け取って見た瞬間に
堪え切れなくてその場で座り込んで泣いてしまった…


眠たいのに眠れなかったり
食べ物の味がわからなかったりと
精神的にだいぶ参っている私に
友人の訃報は心に重過ぎました。




泣いちゃダメ!
娘が心配するから泣いちゃダメ!
余計な心配するから泣いちゃダメ!



何度も何度も心の中で思いましたが
そういうときに限って
楽しい思い出ばかり去来して…



ボスは黙って抱きしめてくれました。

でも、
なんだか、
もう頑張れない…

私が大事に育てている大切な大切な一人娘は
実は「娘」なんかじゃなくて「物言わぬ犬」なんだ…
そんなことまで痛いほど強烈に感じてしまって…


夜、娘は食欲がなく一口もご飯を食べなかった。(顔をそむけるほどでした)
食いしん坊の娘が食事を摂れないというのは
辛いだろうに…と思いながら薬だけ飲ませました。





昨夜の娘です。
入院中下痢はなかったと聞いていたのですが
それは下痢が止まったんじゃなくて
出し切ってしまい、
もう胃にも腸にも何も残ってないからじゃないか…?
とすると娘の体力を支えているのは
病院で受けた点滴だけ…?
これでご飯も食べられないなら
あとは衰弱していくだけなんじゃないだろうか…

食事もお水もこの子の意志に任せてください、って
お医者さんは言ってたけど
本当にそれで大丈夫なんだろうか?

手術の前に
まずは体力を回復させるのが先決と判断して
連れて帰ってきたけれど
それは本当に正しい選択だったのだろうか…

イヤな事ばかり考えてしまう夜でした。



ここのところボスは夜中2時半頃の出勤が続いていて
昨夜起きてきたボスにいきなりその話しをしてしまいました。
試しにたまたま1つだけ残っていた*「a/d」という缶詰を開けたところ




娘、
ゲージの中のハウスから出てきました(T-T)




大さじ1杯なかったかな…
ボスが手のひらに乗せて差し出すと
ペロペロと舐めながら食べてくれました(泣)
そして私を見て一言
「考えるよりまず行動、…やな?」
と。

そして
ボスが出勤したあと娘はお皿を舐め始めたのです!

さっき舐めたのはほんの少量。
ひょっとしてまだ食べられそう…?と思い、
取り分けた残りを置いたところ
飲み込むようにして一口で食べてくれました!

食べてくれた、ということが
涙が出るほど嬉しかった…


ただ、
缶詰を大さじ1杯、
丸呑みしただけ。


これだけのことが嬉しくて嬉しくてたまらない夜でした。





今朝はまたいつものように食欲はなく
a/dを人差し指に少し乗せて口元に持っていっても
顔を背けてしまいました。

焦るな
焦るな…

自分に言い聞かせながら1日が始まりました。





うん、娘食いしん坊だもんね、心配だよね…
でもあんたがそこにいると娘が落ち着かないんだよ。
昨日もそう言ったでしょ









息子はゲージに入れない限り
ずっとこうして娘のそばにいます。
普段はあんなに「あっち向いてホイ!」な2人なのに
いざとなると必ず庇いあう。
不思議な兄弟です…



大丈夫だよ。
大丈夫。

うん。







食べたいけど…



エエねんエエねん、食べられるときに少しずつ食べや?な?






人気ブログランキングへ

にほんブログ村 犬ブログへにほんブログ村








*「a/d」について
娘がまだ赤ちゃんの頃、原因不明の白血球の異常増殖や
一切食事を取れない時期などがありました。
大きい病気はなかったものの、
小さいことはちょいちょいあったのです。

その時に知ったのがこの特別療法食。
「娘ちゃんがまたこんなことがあったら心配でしょ。
れいさん心配しょうだもんね(苦笑)
もしもの時に1つ置いてあると精神衛生上いいかもね?」
と笑われ、
その時以来消費期限に気をつけながら
必ず家に2.3缶おいてある特別療法食です。

さらに詳しく説明すると
「a/d」は衰弱、悪液質(疾病のため衰弱した状態)、
食欲不振の栄養補給のために調整した缶詰で
今の娘の状態に適したものなのです。

いつでも元気いっぱい、みんなに笑顔を振りまいて
どこに連れて行っても愛される娘ですから
まさか本当にこんな風に役に立つ日が来るなんて
思ってもみなかったです。
持っててよかった…


そしてついでなのでもう一つ。
a/dと同じように
いざというときのために”ベビーポカリ(人間用)”も常備しています。
これは娘のブリーダーさんが教えてくださったことで
具合が悪くなって病院へ連れて行くようなことがあった場合
家を出る前に水分だけは必ず摂らせたほうがいいらしく、
ベビーポカリをスポイトなどで口の際から与えるのです。
消費期限に注意しながら切らさず常備していますが
a/dと同じようにこれも役に立ったのです。
(消費期限が先日切れて私が全部飲み、買い換えたばかりでした!)


今回お世話になっているお医者さんにも
私からすすんで”与えていいですか”と聞きましたが
「そうですね、いいと思います」
とお返事を頂きました。



健康なお嬢様、ご子息をお持ちの読者の皆様にこそ、
「いざという時のためのもの」
をご用意くださることを強く勧めます。

いつ役に立つか、
わからないのですから…


                 れい


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 犬ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする