こんにちは れいです。
10時半すぎに病院へ行きました。
幸い待合室に誰もおらず、すぐ2階の
娘が点滴をしているお部屋に内線を繋いでもらえました。
間一髪というか何と言うか
わずか2分足らずの間に待合室は患者さんでいっぱいに。
1分1秒がとても長く感じます。
元気だろうか
まだ辛そうな顔をしているだろうか
頭の中ではそんなことばかりで
自然と視線は下に下がります。
「れいさ~ん」
男性の声にハッとして顔を上げると
小さくなった娘が目の前に…
しばらくこのままお待ちください、と言われ
抱いたまま座りました。
普段なら間違いなく顔を舐めまわしてくれるのに
小刻みに震えたままあまり動きません。
首かお腹が痛いのでしょう、それでも一生懸命
下がったままのしっぽをゆらりゆらりと振ってくれました。
いいの、
いいのよ、
娘よく頑張ったね
一人でよく頑張ったね
ちょっと痛かったか
ちょっと怖かったね
でももう大丈夫だよ
一緒にお家に帰ろう?
今日はね、ママと一緒にお家に帰るんだよ
お家でね、お兄ちゃんがずっと待ってるよ
ボスもね、お仕事しながらずっと心配してくれてるよ
ボスとママとお兄ちゃんで
娘を守ってあげるからね
大丈夫だからね
心配しなくていいんだよ
守ってあげるからね
大事な娘への声かけとキスは途切れることなく続きました。
娘を受け取って2分くらいでしょうか?
ふと正面から顔を見ると
両目が白濁していてぎょっとしました。
涙も少し出ているし(左目は垂れるほどでした)白目も充血しています。
昨日まではなかったことです。
名前が呼ばれ、一晩の経過と今後についての説明が終わり
私からも聞きたいことがたくさんあったので
それも全て聞き終え、最後に白濁した目のことを尋ねると
「点滴の中には目を白濁させるような成分は
一切入っていませんので
おそらく入院によるストレスではないでしょうか。
2.3日様子を見てください」
と言われました。
今までにこんなことは一度もなかった…
入院のストレスで目が白濁?
そんな話し聞いたことないよ…
不信感と不安感が押し寄せてきたものの
どちらにせよ2.3日は様子を見るしかないのです。
娘が精神的に落ち着いてゆっくりお家で休め、
自然に元のビー玉のような綺麗な瞳に戻ることを信じたいと思います。
12時半。
軽くなって一回り小さくなった娘は
小刻みに震えながら私と一緒に帰ってきました。
バッグのファスナーを少し開けた段階で
鼻先で無理矢理こじ開け、バッグから飛び出した娘。
ガブガブお水を飲みました。
もしかしたら昨日の夜からずっと我慢していたのかもしれません。
そして点滴臭のするおしっこを大量にしました。
これもずっと我慢していたのだと思います。
そして再びお水を飲んで
ようやく落ち着いた様子でした。
息子がゲージの周りをうろうろして
「娘、大丈夫か?兄ちゃん心配してたんやで」
とクンクン鳴くのも鬱陶しいらしく
とても低い声で唸るのです。
あまり聞きなれないほど低い声でしたので
よほどそばに来て欲しくないのだと思いました。
「息子がそばをウロウロすると
娘が落ち着かなくて眠れないでしょう?
少しの間協力してね?」
と声をかけ、息子もゲージへ。
閉じ込められるのが大嫌いな息子は一度大きな声でワン!と鳴きましたが
それ以降は普段と様子が違うことを察してくれたのか
大人しく中のベッドで寝てくれました。
静かなリビングでようやくウトウトしだした
今日の娘の姿です。
病気ですし女の子なので正面からの様子は勘弁してやってください。
元々写真を撮られることが好きなほうではないですし
カメラを向けることへのストレスも最小限にしてやりたいので
この程度で許してくださいね。
正直体の冷たさと小刻みに震える様子は
見守っていて非常に辛いのですが
娘に必要以上に心配させることは
今の段階で何もいいことがないので
出来るだけ構わずに「普通に放置」しています。
とにかく、
とにかくゆっくり休ませたい。
薬は5日間いただきました。
その間に容体の急変があったら危険なので
直ちに連れてきてくださいと言われています。
大丈夫です。
ボスと私と、頼りになるお兄ちゃんがついてます。
応援してくださる”娘ファン”の皆様も味方と信じています。
容体の急変だなんてそんなこと、絶対させません!
決して、
決してさせません!
しばらくの間は闘病ブログになるかもしれませんが
どうか応援してくださいますよう
お願いいたします。
ちょっとの間、頑張るね。応援してね!
オマエの応援団はホンマ強力や、何も心配いらん!
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