飲み会に誘われた

昨日の夕方

高校時代の同級生、ニカウさんから電話があった

『○○（ニカウさんの本名）ですけど、にゃびさんの携帯ですか？』

『あ、全然違います！！！』

『なんでやねん！！（爆笑）』

…何が面白かったのか分からないけれど

超絶にウケていた

ちょっと不思議なニカウさんである

彼から連絡が来るのは数年ぶりだろうか

『どしたの？』

『いや、飲み会あるからどうかなって』

話を聞いてみると

2～3ヶ月前にスーパーで買い物をしていた時に

ラグビー部のマネージャー、いっちとバッタリ会った

こういう言い方もアレだけれど

何を会話していいのかパッと分からずに

『みんなと会ったりしてる？』みたいな事を聞いてみた

すると『ニカウさん達と飲んでる』との返事

いっちとニカウさん…妙な組み合わせだ

クラスも同じだから別にいいのだけど

キャラが違うと言うか…毛色が違うと言うか

そうか、そうか。大人になって一緒に飲んだりするようになったね…意外だった

そしてそんな気も無かったけれど

『誘ってよ～水臭いなぁ』って言うと

『ニカウさんに言ってみるね』みたいな感じになって別れたのだった

それを思い出した

…律儀に誘ってくれたのか。有難いな。

久しぶりに会うメンバーだけど

なんでそのメンツなのかよく分からない飲み会だ

ちょっと行くのが怖い気がするけれど

最近、心が疲れているし

行ってみるか…って思って

『OK』と返事をしたのだった

カミさんにもそう伝えると

『行っておいで～』という返事だった

 

 

 

俺は天邪鬼である

誰からも誘われないと寂しいくせに

誘われると途端に行きたくなくなる

俺には友達なんていないもんな…って思っちゃう

面倒くさい性格である

これが本当に心を許している間柄の友達なら喜んで行くし

俺が心を許しているぐらいの友達は

飲み会がどんどん近づいて来ると飲み会に行きたくなくなる

という俺の性質まで理解してくれている

それでこそ友達だ

…そういう意味では今の所、俺に友達はいない（だろうな

俺は思うのだ

俺みたいなやつがいたら、俺は絶対に友達にならないと。

だって、面倒くさいんだもん。

行きたくないって言う空気を直前でガツンガツン出して来て

いざ、飲み会に来ると誰よりも楽しんで盛り上がってるなんて。

だったら最初から行きたくない空気出すなよって思う。

でも、しょうがない。それが俺なんだもん。

 

 

 

飲み会のメンバーを聞くのを忘れた

ニカウさんと、いっちと

あと、誰なんだろう

いやちょっと待って。

ニカウさんといっちの二人がもしかして付き合っていて

…ってそう言う事はないよな

いや、マジであの2人に共通してる所って同じクラスって事以外にないんだもん

ニカウさんは勉強が出来るタイプで割と真面目

でも、お笑いのセンスがあると自分で思っている

かつて『俺は松本人志のお笑いのセンスに共通するものを持っている』

みたいな事を豪語していたけれど

一切、それを感じたことはない

…

一方、いっち

彼女はちょっとヤンキーっぽい所があった気がしたな

でも、俺と話をする時にはそういう部分を見せたことは無かった

しかし彼女の友達にはヤンキー系が多かったからなぁ

どうなんだろ

ニカウさんといっち

気になる組み合わせだわ

 

 

 

飲み会なんて滅多に誘われなくなった俺

何を着て行けばいいのかも分からないぐらい飲みに行ってない

とりあえず乳首とチンポが隠れてればいいんでしょ？（ちゃんと着てけ

あとは飲み会が近づいてきても

行きたくなくなる感じを見せなきゃいいんでしょ？

来週の土曜日って言ってたな

俺、次の日も仕事だから…気乗りがしないんだけど（もう言う

…

いやいや

こういう誘いを有難く受けておけば

また新しく付き合いが広がるかもしれないのだ

楽しんで来よう。うん。