ボストン通信

-コラボ企画-

「海外特派員タケちゃん」より、
地元&USの楽しい情報をお届けしました!

本場の冷麺!(NY編)

2006-02-20 | 旅行情報
NYに行く私たち夫婦共通の楽しみと言うと美味しいアジア料理!
主人が昨年夏NYに行ったときに見つけたという美味しい
「冷麺」を食べに行くことに・・・。

韓国冷麺店Dae Dong Manhattan
ここはどうやら北朝鮮の人がオーナーのよう。
メニューに書かれていたお店の創業の馴れ初めを
私のつたない韓国語で読んでみると『お店の名前は創設者が生まれ育った
故郷に流れる川から取った』
らしい・・・。
でもその川って確かボストンのチャールスリバーみたいに
ピョンヤンを大きく流れている川かと。
・・・ってことは、北朝鮮の人だったんだろうという勝手な私の想像。

それにもともと韓国の「冷麺」というのは、発祥地が北朝鮮。
しかも基本的に冬の風物詩なのだそうです。
作ったスープを寒い冬空に外に出して保存していた為、
スープも冷たく凍ってしまった中に、麺を入れて食べたのが始まりだとか。
なので専門店になると、わざわざスープを多少凍らせた状態で
Serveするところもあるぐらい。
韓国冷麺と言っても、もともと大韓民国の郷土料理ではないから、
韓国や日本にある本格冷麺店に「ピョンヤン冷麺」などの
名前が付けられていることが多いのもこれまた納得。
(以前から不思議に思っていたのよねぇ~

ってなわけですが、とにかく食べに行った。
でもNYはマイナス気温。外で凍えてたのに冷麺ですか?!
私は正直食べたくなかったけど
主人は冷麺が大好きなのでオーダーしました。
やはり私は気が乗らずユッケビビンバに・・・・!
ただ残念なことにユッケビビンバは、石焼ビビンバとして出てくるものだと
勝手に勘違いしていたので、熱くなかったので少しがっかり・・・。
ユッケは久々だし美味しかったけれど、もう少しスパイシーな方が私は好み。
お店特製の上からかけるソースがちょっと甘めでした。

ここの冷麺は本場に近いものらしいのですが、
思ったよりは『独特のゴムのようなコシ』が麺にはなかった。
実はピョンヤンの冷麺はあまり芋粉を入れないので弾力に欠けるらしく
北朝鮮の田舎になると芋粉の分量も変わり、もっとゴムぽい食感なのだと
教えてもらいました。あとビビン冷麺も北朝鮮の地方料理なんだとか・・・。
それに北朝鮮の人は冷麺とは言わずに「蕎麦」と言うのだそうです。
ほぉーーーー。
・・・てことは、日本に入ってきている冷麺の大半は、
韓国に渡った冷麺が韓国料理として来たのかしら?!
じゃ、盛岡冷麺は??!なんて・・・
食文化は色々突き詰めると面白いですねぇ~♪

ところでスープはあっさりして美味しかったことは認めますが、やはり冷たい!
主人いわく「前回食べたほうが美味しかったなぁ~」って言ってましたが
ただ単に、寒い時に冷たいものを食べるのに慣れてないんじゃない?
やっぱり冬は鍋などの温かいものを食べたいと思います。

店内は各ブースに液晶TVが写真の通り設置されていて
清潔で綺麗。他にも美味しい焼肉も食べれるのだとか・・・。
さすがNY、本場冷麺とか何でもあるなぁ~♪
ご興味がある方は、一度お試しください!

=住所=
Dae Dong Manhattan
17West 32nd Street,NY

追伸:
NYなのにいつもアジア料理ですいません!!(焦)
私の語学習得目的は『食』のためにしているのが明らかですね・・・

ずっと接戦中!今日は何位でしょ?いつも応援有難うございます!!
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