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京劇 覇王別姫

2017-08-01 22:20:24 | 日記
覇王別姫(はおうべっき)は項羽と虞妃との最期の別れを演じた京劇。


覇王項羽は,漢王劉邦の大軍に垓下(がいか)で取り囲まれた。
夜、項羽は四方の漢の陣から故郷の楚の歌が聞こえてくるのを聞いて、
「漢軍は既に楚を占領したのか、外の敵に楚の人間のなんと多いことか」
と驚き嘆いた。この故事から、敵や反対する者に囲まれて孤立すること
を四面楚歌(しめんそか)と言うようになった。

今やこれまでと思った項羽は,愛姫虞美人と最後の宴をはり、項羽が
愛人虞美人に送った詩が垓下の歌である。


力拔山兮氣蓋世 (力は山を抜き、気は世を蓋う)
時不利兮騅不逝 (時利あらずして騅(すい)逝かず)
騅不逝兮可奈何 (騅(すい)逝かざるを如何せん)
虞兮虞兮奈若何 (虞や虞や若を如何せん)

と項羽が唱えれば虞姫は剣を抜いて舞をまったのち自決する



項羽













虞美人
項羽との馴れ初めについては『史記』にも『漢書』にも一切記載されておらず、
垓下の戦いで初めて「有美人姓虞氏 常幸從[1]」、「有美人名虞 常幸從
駿馬名騅 常騎之[2]」(劉邦率いる漢軍に敗れた傷心の項羽の傍にはいつも
虞美人がおり、項羽は片時も彼女を放すことがなかった)と紹介されている。

























虞美人剣の舞









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