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紫禁城 大和殿

2017-07-09 22:07:42 | 日記
漸く正殿の大和殿にたどり着きました。

 太和殿、中和殿、保和殿の三殿を外朝三殿と呼び、その中でも
大和殿は、紫禁城の中心的建造物です。
 殿歴代皇帝の即位式や万寿節(皇帝の誕生日)、元旦や冬至などを
祝う時など宮廷の重大な式典を行った最も重要な建物で、現存する中
国最大の木造建築で、高さ35m、幅約63m、奥行き約33mもあり、3段の
大きな台座の上に建っています

ちなみに奈良東大寺大仏殿は、高さ49.1m 正面の幅57.5m(創建時86m)、
奥行き50.5m、で創建時は紫禁城大和殿より大きな建物です、古代日本も
大したものです。

東大寺大仏殿



紫禁城大和殿












大和殿 裏側





走獣
建物(宮殿や寺院)の屋根には「走獣」という魔除けの飾りがついて
います。先頭は「騎鳳仙人(鳳凰に跨った仙人)」で、その後に龍や
麒麟など想像上の動物が続きます。そして最後は火よけの意味をなす
「旁吻(口を開けた魚)」という構造です。仙人と旁吻の間の動物の
数は建物の格式が高くなるほど増えていきます。中国で一番数が多い
のが紫禁城・太和殿の10匹(仙人、旁吻を含まず)です。
右から騎鳳仙人、麒麟、鳳凰、獅子、海馬、天馬、押魚、サン猊、
カイ豸、斗牛、行什、旁吻



日本では鯱鉾にあたり、火除けのまじない



日時計
皇帝の権威の象徴



皇后の象徴




皇帝 長寿の象徴



玉座



記念撮影












観光客

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