昭和の記憶 新幹線

私のなかでの昭和の記憶は、東海道新幹線・東京オリンピック
カラーテレビです。いずれも昭和３９年（１９６４年）のこと
です。

東海道新幹線はそれまで特急ツバメが大阪東京間７時間３０分
かかっていたところを４時間で結び、「夢の超特急」と呼ばれ
ていました。開業は東京オリンピックに合わせ１０月１日で、
東京オリンピックは１０月１０日に始まりました。

カラー放送は昭和３５年（１９６０年）に始まりましたが
カラーテレビが高額でほとんど普及せず、お目にすることは
ありませんでした。
　東京オリンピックに合わせ、各社がコストダウンを図り
爆発的に復旧し、オリンピックの開会式をカラーで見て
その美しさに感動しました。

京都鉄道博物館に展示されている０系新幹線の初号機です
１０月１日の東京駅９番ホームで催された開業式で使用さ
れたのではないかと思います。
http://www.asahi.com/and_M/information/SDI2014053071711.html







１号車を示すプレート




１号車





グリーン車１号車






簡易食堂車（ビュッフェ）１号車






普通車両座席




東京方面先頭車　１号車


東京方面先頭車が京都鉄道博物館の入口側ではなく奥にあるのは、
関西人のプライドを感じてしまいました。



運転席
椅子もカバーもすり減っていて、使いこまれた年季を感じます




新幹線は飛行機のように多くの操作機器があるかと思いきや
普段目にする車両と同じく、レバーが３本あるだけです



スイッチは年代を感じさせるトグルスイッチです。