今夜最終回、とのことで一度も見ていなかったけど初めて見てみました。
評判は色んなところに書かれていたので雰囲気は何となく分かっていましたが、さすが最終回とあって、人間関係が大分変化していた模様。
まずびっくりは、“鬼教師”と騒がれていた天海さん演ずる真矢先生が生徒達に慕われていたこと。
彼女の授業でなければイヤだと、結束している子供達の純粋で強固な団結力に大分雰囲気が違うなあ、と。
しかし、私のツボは別なところにありまして。
その真矢さん、前回倒れて入院していたらしく、しかし生徒がその病院にお見舞いに来た時、強引に退院した後。
かなり無理しているのは明らかです。
それなのに自分の弱さを絶対生徒に見せまいとしている真矢さんに、不思議なものを感じます。
もしかして、ちょと私のツボかしらん、とうずうず。
(だんだん間違ってきています。自分)
一方生徒たちは、“真矢先生誘き出し作戦”を強引に決行。
しかも内容は売春という小学生にしてはかなり過激でムフフな内容です。(おいおい)
絶対失敗するのは明らかです。(笑)
というか、小学生が高額で売れている(らしい)のも嘆かわしい事実です。
徐々に低年齢化しているその裏で、主婦も頑張っているのも事実らしいです。(そのネタで自作小説書いている最中ですが)両極端な時代到来だなあ、と余計なことを考えながら話は進んでゆきます。
さて、ドラマでは、実際動くのも大変だというにも関わらず、真矢先生は生徒の危機だとばかりにいつものように靴音響かせて現れ、三人の若者(しかもヤバそうな連中)と対決。
しかし病後だけあって、最初のうちは優勢だったけど、後半殴られたり蹴られたりと劣勢に回り、流血三昧。
(その殴るヤツらも容赦しないしなあ…。綺麗な天海さんのお顔になんてことをを!! と思いながら、ドラマと思いつつもちょっとドキドキ)
顔色悪いしふらふらだし(ここが更に萌え~)、血を流しながらもならず者に対して劣勢な態度を一つも見せずに向かう、そのサイボーグ的姿にちょっと萌えでした。
素敵ですわ。真矢姐さま。
ほぼノーメイクだから、余計に顔色悪そうで尚更素敵です。(おいおい)
一年前のドラマで、職場の健康診断で末期癌であることが判明し、余命幾ばくも無いと宣告されたのに、やたら元気で丈夫そうなママの役をしていた頃よりも更に燃えます。
(いや、あれはあれで非常に激萌えでしたわ。 他人にも身内にも、癌で自分はもうじき死んでしまうという事実を最後まで知らせない。と、頑張ってしまうところとか、あまりに天海さんが元気だし顔色も悪くないので、身内にも病状がまったく分からずにいたところとか、知ってしまった時のショックの大きさを見せてくれる他の方々の反応とか。)
ここだけでも興味本位で見た甲斐があったなあ、と。
↑このドラマの見方間違ってます。
でも、一番よかったシーンは卒業式でした。
卒業式当日、生徒達のデーターを一人一人確認しながら、まるで生徒の名前を読み上げるように削除しにきた真矢先生。
全員分消し終わった後、担当した6年3組の教室に訪れ、去ろうとしたその時、卒業式の最中だというのに生徒達がどっと教室に現れます。
そして、真矢に感謝の言葉を、泣きながらも次々に掛けてゆくのに、それでもいつものように吐き捨てるように冷たい言葉を投げ掛け、冷徹な態度で去ろうとしたその時。
「仰げば尊し」を合唱する生徒達。
これは主人公の女の子が両親から聞いて習った歌。それを全員で、泣きながらも3番までの全曲を合唱します。
泣きながら、必死になって真矢に訴えるように歌う子供達のその姿に思わず感動。
子供達に背を向け、情に流されまいと上を向き、これまた必死に耐える真矢さんに、思わず感動。
ところで初めて知ったのですが、私達の頃、卒業式に歌う歌は「仰げば尊し」が当たり前だったのですが、今は“教師に対して尊敬の念を強要する”とのことで歌わない所が多いらしいですね。
いい歌なのになあ……。
そんな下らない理由をつける辺りが下らないと思っちゃったよ。
言いたいことは何となく分かるけど、でも、感謝の言葉を知らない子供達を作り出す今の教育の方がよっぽど問題じゃないのかなあ…。
世界共通の言葉で一番美しい言葉は、「ありがとう」という感謝の言葉だと聞きますが、最近この「ありがとう」が言えない人々(子供だけでなく親同士も)が増えているらしいですね。
そういう自分も、親切にしていただいたら「済みません」ではなく、「ありがとうございます」と真っ先に言えるように努力しています。
単純ですが、結構言葉にするのは難しいものです。
だから、こういった美しい日本語の言葉で奏でられている曲が逆に必要だと、私個人は思うワケですが。
じっくりと聞いてみれば綺麗な言葉じゃない。この「仰げば尊し」の詩って。
だから余計に、あの教室にて生徒達全員が真矢の為に「仰げば尊し」を歌ったシーンが心に響くなあ、と。
しかしそんな生徒に最後まで冷たい真矢さん。
更に冷たい言葉を投げ掛け、泣きじゃくる生徒をそのままに立ち去ってしまうのが何とも。
今までのドラマによく見られる感動モノとはまったく違うから、尚更に放り出された生徒の心が辛いなあ、と余計にぐっときました。
ところで鉄面人な真矢先生ですが、最後の最後に笑いましたね。
主人公の少女が中学に入学初日のその日、偶然に歩いてくる真矢先生に出会い、先生に声を掛けます。
その時、英語で挨拶の言葉である「HELLO」 には3つ意味がある、と言い、
一つは “こんにちは”
二つめは “さようなら”
最後の三つ目は “愛しています”
という意味があることを伝えます。 (私、まったく知らなかったよ。)
それを踏まえて真矢さんに「HELLO」 と呼び掛け、するりと去って行く少女。
真矢先生、振り向き、彼女に向かって「HELLO」 と小さく呟くように呼び掛け、今までに見せなかったであろう満面の笑みを浮かべます。
その表情の綺麗なこと。
最終回だけでも見てよかったなあ、と思えたドラマでした。
評判は色んなところに書かれていたので雰囲気は何となく分かっていましたが、さすが最終回とあって、人間関係が大分変化していた模様。
まずびっくりは、“鬼教師”と騒がれていた天海さん演ずる真矢先生が生徒達に慕われていたこと。
彼女の授業でなければイヤだと、結束している子供達の純粋で強固な団結力に大分雰囲気が違うなあ、と。
しかし、私のツボは別なところにありまして。
その真矢さん、前回倒れて入院していたらしく、しかし生徒がその病院にお見舞いに来た時、強引に退院した後。
かなり無理しているのは明らかです。
それなのに自分の弱さを絶対生徒に見せまいとしている真矢さんに、不思議なものを感じます。
もしかして、ちょと私のツボかしらん、とうずうず。
(だんだん間違ってきています。自分)
一方生徒たちは、“真矢先生誘き出し作戦”を強引に決行。
しかも内容は売春という小学生にしてはかなり過激でムフフな内容です。(おいおい)
絶対失敗するのは明らかです。(笑)
というか、小学生が高額で売れている(らしい)のも嘆かわしい事実です。
徐々に低年齢化しているその裏で、主婦も頑張っているのも事実らしいです。(そのネタで自作小説書いている最中ですが)両極端な時代到来だなあ、と余計なことを考えながら話は進んでゆきます。
さて、ドラマでは、実際動くのも大変だというにも関わらず、真矢先生は生徒の危機だとばかりにいつものように靴音響かせて現れ、三人の若者(しかもヤバそうな連中)と対決。
しかし病後だけあって、最初のうちは優勢だったけど、後半殴られたり蹴られたりと劣勢に回り、流血三昧。
(その殴るヤツらも容赦しないしなあ…。綺麗な天海さんのお顔になんてことをを!! と思いながら、ドラマと思いつつもちょっとドキドキ)
顔色悪いしふらふらだし(ここが更に萌え~)、血を流しながらもならず者に対して劣勢な態度を一つも見せずに向かう、そのサイボーグ的姿にちょっと萌えでした。
素敵ですわ。真矢姐さま。
ほぼノーメイクだから、余計に顔色悪そうで尚更素敵です。(おいおい)
一年前のドラマで、職場の健康診断で末期癌であることが判明し、余命幾ばくも無いと宣告されたのに、やたら元気で丈夫そうなママの役をしていた頃よりも更に燃えます。
(いや、あれはあれで非常に激萌えでしたわ。 他人にも身内にも、癌で自分はもうじき死んでしまうという事実を最後まで知らせない。と、頑張ってしまうところとか、あまりに天海さんが元気だし顔色も悪くないので、身内にも病状がまったく分からずにいたところとか、知ってしまった時のショックの大きさを見せてくれる他の方々の反応とか。)
ここだけでも興味本位で見た甲斐があったなあ、と。
↑このドラマの見方間違ってます。
でも、一番よかったシーンは卒業式でした。
卒業式当日、生徒達のデーターを一人一人確認しながら、まるで生徒の名前を読み上げるように削除しにきた真矢先生。
全員分消し終わった後、担当した6年3組の教室に訪れ、去ろうとしたその時、卒業式の最中だというのに生徒達がどっと教室に現れます。
そして、真矢に感謝の言葉を、泣きながらも次々に掛けてゆくのに、それでもいつものように吐き捨てるように冷たい言葉を投げ掛け、冷徹な態度で去ろうとしたその時。
「仰げば尊し」を合唱する生徒達。
これは主人公の女の子が両親から聞いて習った歌。それを全員で、泣きながらも3番までの全曲を合唱します。
泣きながら、必死になって真矢に訴えるように歌う子供達のその姿に思わず感動。
子供達に背を向け、情に流されまいと上を向き、これまた必死に耐える真矢さんに、思わず感動。
ところで初めて知ったのですが、私達の頃、卒業式に歌う歌は「仰げば尊し」が当たり前だったのですが、今は“教師に対して尊敬の念を強要する”とのことで歌わない所が多いらしいですね。
いい歌なのになあ……。
そんな下らない理由をつける辺りが下らないと思っちゃったよ。
言いたいことは何となく分かるけど、でも、感謝の言葉を知らない子供達を作り出す今の教育の方がよっぽど問題じゃないのかなあ…。
世界共通の言葉で一番美しい言葉は、「ありがとう」という感謝の言葉だと聞きますが、最近この「ありがとう」が言えない人々(子供だけでなく親同士も)が増えているらしいですね。
そういう自分も、親切にしていただいたら「済みません」ではなく、「ありがとうございます」と真っ先に言えるように努力しています。
単純ですが、結構言葉にするのは難しいものです。
だから、こういった美しい日本語の言葉で奏でられている曲が逆に必要だと、私個人は思うワケですが。
じっくりと聞いてみれば綺麗な言葉じゃない。この「仰げば尊し」の詩って。
だから余計に、あの教室にて生徒達全員が真矢の為に「仰げば尊し」を歌ったシーンが心に響くなあ、と。
しかしそんな生徒に最後まで冷たい真矢さん。
更に冷たい言葉を投げ掛け、泣きじゃくる生徒をそのままに立ち去ってしまうのが何とも。
今までのドラマによく見られる感動モノとはまったく違うから、尚更に放り出された生徒の心が辛いなあ、と余計にぐっときました。
ところで鉄面人な真矢先生ですが、最後の最後に笑いましたね。
主人公の少女が中学に入学初日のその日、偶然に歩いてくる真矢先生に出会い、先生に声を掛けます。
その時、英語で挨拶の言葉である「HELLO」 には3つ意味がある、と言い、
一つは “こんにちは”
二つめは “さようなら”
最後の三つ目は “愛しています”
という意味があることを伝えます。 (私、まったく知らなかったよ。)
それを踏まえて真矢さんに「HELLO」 と呼び掛け、するりと去って行く少女。
真矢先生、振り向き、彼女に向かって「HELLO」 と小さく呟くように呼び掛け、今までに見せなかったであろう満面の笑みを浮かべます。
その表情の綺麗なこと。
最終回だけでも見てよかったなあ、と思えたドラマでした。
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