最初、この話を聞いた時は、
別に、わざわざ実写版にしなくてもいいんじゃ?
と思っていたのですが。
だって、アニメならではの良さってものがあるでしょうに。
特に幽霊ものとか、今はCG技術が最先端だから可能、ってだけで、
ストーリーを改変し、ドラマにするほどのことでもない。
そんなにやりたければ
ドラマ枠でアニメやればいいじゃん。
とすら思う。
(ちょうど1クール分の話は持ってるんだから)
原作の良さを壊されるより、寧ろそっちの方ががいい、と、
私は思ってるんだけどね。
で、当日。どうしようか迷って、結局見てみることにしたんだけど。
実際、思っていた以上に、そんなに悪くはなかったなー。
って思いました。
子供の頃の、超平和バスターズの面々も普通に可愛いかったし。
高校生になった彼らも、アニメのイメージに近かったし。
ただ、ぽっぽはどうかなー、ってちょっと思ったけど、
まあいいや。
全体的には、原作の雰囲気を踏襲してて、ドラマとしても、
普通に楽しめました。
あれ、これって成功例ってことでいいのかな。
じんたんのお父さんも良かったし、めんまの母親も良かった。
途中、さすがはドラマって演出で、工事現場の親方とか、先輩とか、
花火師の棟梁とか、やたら出張ってくる感の人たちがいたけど、
まあそれはいいや。
何しろドラマだし。(苦笑)
でも一番の楽しみは、やっぱ、
ゆきあつの女装シーン でしたね。(笑)
だって、「あの花~」の中では
メインベントだからね!!(爆)
一体どうなるのかなー、って思ったんだけど。
思っていた以上に良かったよ。
再現率、割と高かったね。
足も、ちゃんとすね毛も剃って、綺麗にしてたし。
マジで素敵でしたよ~。
まあ、そんな楽しみもあった「あの花~」の実写版。
2時間で纏めなければならない、という制約もあって、端折った部分や、
書き換えた部分も勿論あったけど、気にならないくらいの改変だったので、
良く作られた方だと思いました。
特に後半、花火を打ち上げるシーンの辺りからは、
殆ど原作を外れていなかったので、思い出しながら見れたし。
それにしても、花火。
アニメでは結構しょぼかったけど、ドラマでは随分と豪華になってて
逆に驚いたというか。
アニメと同じ金額じゃ、あんな大きな花火、無理なんじゃ……。
と思ったけど、ドラマだから、そこは突っ込まなくてもいいか。
花火を打ち上げても成仏しなかっためんまと、仲間たちの、
本当の物語はここから急加速していくんだよねー。
めんまがじんたんの前に現れた、本当の目的は、
じんたんの母親との「約束」を実行するため。
そしてそれは、思いがけないところで叶ってしまていて。
後半、アニメを思い出しながら見ていたら、
じんとくるものがあって、
やっぱ、この話は名作だなー、
って改めて思いました。
いや、みんな良かったよ。
ラストは仲間たちがあまりにもぼろ泣きしすぎていて、
それ見てたらつい、我に返って、逆に冷静になっちゃったけど、
(おい)
普通に感動したので、良しとします。
ああ、それにしても、
もう一度、アニメが見たくなったなー。
という、ドラマ版でした。
(結局、そこに戻る)
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