ぱきぱきちゃん の Pakipaki 話

ぱきぱきは若年性パーキンソン病の夫Mr.Pakipakiと二人暮らし。介護人生活をご紹介。

今度は社員食堂恐怖症

2006年02月12日 | 副作用(精神症状)
最近ブログネタに事欠かない。これって、Mr.Pakipakiが不調の証拠。今年は滑り出し好調だったのになあ。やだなあ。

木曜日の話。
晩ごはんの食卓で、「お昼ごはんは何を食べたの?」と聞くと、Mr.Pakipaki、「何も食べてない」と答える。

いつも一緒にお昼を食べているトーマスが休みだったのかと聞くと、トーマスは出勤していたと言う。じゃあ、仕事が忙しかったのかと聞くと、そうでもなかったという答え。

じゃあ、どうしてお昼ご飯を抜いたわけ?!?

Mr.Pakipakiによると、いつものようにトーマスと一緒に社員食堂のある建物までは行ったらしい。(工場サイトで働いているのでオフィスから食堂までは徒歩5分)でもね、食堂に入ろうとした瞬間に、大勢の社員で込み合っている食堂でご飯を食べることが急に怖くなったんだって。気持ちがすくんでしまったらしい。

Mr.Pakipaki、どうしても食堂に足を踏み入れる気分になれないことをトーマスには正直に話したらしい。そしたら、トーマスもお昼を食べずに一緒にオフィスに引き返すって言ってくれたらしいけど、それは遠慮して、Mr.Pakipaki一人でオフィスに戻ったんだって。ほんま、トーマス、いい友達です。

Mr.Pakipaki 「ぱきぱきちゃん、ぼくにはどうやら新たな恐怖症が出てきちゃったみたいなんだよ・・・・・」

がーん、がーん、がーん、がががーん!

まあ、次から次へといろんな問題が出てきまんなー。

はて、どうするべきか?

たぶん、他の社員がパーキンソン病についてコソコソ話しているという幻聴(妄想)が一番の原因だと思う。(私はこの幻聴を少し甘くみていたみたい。)

私、「社員食堂ってさ、がんばって挑む場所じゃないんだから、しばらくお弁当を持っていったらいいじゃん。薬の調整がうまくいったら解決する問題だと思うし・・・」と言ってみた。

Mr.Pakipaki、私の意見に賛成するかと思いきや、明日はトーマスと一緒に社員食堂で食べると言い張る。まあ、私やったら無理はせんけど、Mr.Pakipaki、自分のよかごとせんね。

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翌日の金曜日のこと。心配だったので、お昼頃おそるおそる職場に電話してみた。Mr.Pakipaki、やっぱりオフィスにいた!社員食堂で食事をする気分にどうしてもなれなかったんだって。


この話には続きがあるんだけど、今日はこのへんで!