山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

元日は今年も富士山です

2013年12月30日 | 登山

 毎年恒例になっている正月の富士山ですが、暮れの31日に五合目佐藤小屋まで登って忘年会を楽しんでいます。1月1日天候が良ければ富士山頂を往復してきます。

 ここ数年は1日か2日のズレはあっても、毎年頂上まで登っていますので、今回も体調と天気がまずまずであれば登る予定でいます。ただし12月に入ってから風邪の引きっぱなしで、ハッキリ言って体調万全とは言えません。

 何と言っても富士山は風が一番の強敵です。その風の具合によって登頂の可否が決まります。今回も穏やかであれば良いのですが。

 写真は8合目から見たご来光です。


この問題が解けますか

2013年12月28日 | 旅行

 旧奥州街道境の明神・玉津島神社にあった和算の問題です。この他にも問題がいくつか提示されていますが、そのどれもがかなり高度の計算式で、数学が苦手な私にはまず解けそうに無いものばかりです。

 明治になってから日本は洋式の数学を取り入れて、大変残念なことですが、それまで我国独自に発達した和算は排除されてしまいました。

 日本の土木、建築は高度な数式があって可能になったので、高層建築である各地のお城を始め、神社仏閣の建設や治水工事など、洋式の数学が入って来る以前になされたものです。

 江戸から明治へと変わり、我国は西洋の列強に追い着き追い越せと頑張ってきました。そして明治の中ごろには大国ロシアを負かすまでになりました。そうなるにはやはり基礎となるべき知識が必要で、数学などはその最前線にあるものです。高度の和算の数式を知る人たちには洋式の数式を理解するのは、それほど大変なことではなかったと思います。


旧中山道ウォーク第4回は熊谷から本庄まで歩きました

2013年12月23日 | ウォーキング

 12月23日は天皇誕生日で休日。朝の冷え込みがきつく、羽毛のジャケットを着込んでいても、体は少しも温まらない。旧中山道が八木橋デパートの中を突っ切っているので、本当はデパートに入りたかったのですが、開店前でシャッターが下りたままでした。

 熊谷警察を過ぎた、新島にある植木一里塚は周囲を石垣で囲んであり、ちょっと一里塚らしくない。塚の大きなケヤキも老齢で、3分の1ほどの所で切られており、ほとんど枯れ死状態。

 深谷は宿場としては規模が大きかったようで、今も大きな常夜灯が宿場の前後に残っている。お昼は元造り酒屋の敷地内にある「深谷シネマ」の庭先を借りて済ませました。

 深谷宿を出ると左へ高崎線の踏み切りを渡ったところに、精心寺があってそこに薩摩守忠度の墓があるので寄り道をしました。サツマノカミをやると言えば、電車に乗って乗車賃を誤魔化すことを意味し、キセルと称して60歳以上の人であれば誰でも知っているはず。忠度はタダノリと読みます。

 岡部の駄菓子屋「まるや」で、部分的に残っている旧中山道を教えてもらって歩いてきました。本当に僅かでした。

 午前中後半から空は雲が広がり風も出て、大変寒くなったもののその雲が切れて、太陽の日差しが当たる様になると、反対に今度は暑くなってしまいました。

 第5回は年が明けた1月26日です。本庄から高崎までを歩きます。歩いてみたい方はご連絡をください。  ☎/fax 048-622-6992  奥薗まで

 

 


雪の大持山に登ってきました

2013年12月23日 | 登山

 12月20日に降った雪は、奥武蔵の山々にも結構降った様だったので、22日に大持山へ行ってみました。コースは名郷から鳥首峠に上がって大持山へ至り、妻坂峠経由で名郷に戻るというものです。

 稜線の積雪は多い所で50cmくらい。鳥首峠からはトレースがなく、軽いラッセルを続けました。雪の上にはウサギの足跡が幾筋も残っており、奥武蔵の山にも動物は結構いることがわかりました。

 一日中快晴で新宿の高層ビル群はもとより、スカイツリーや遠く横浜のランドマークタワーまで確認することが出来ました。

 当日この山で会った人は4人だけでした。いつも静かな山です。 写真は鳥首峠と大持山稜線の途中から見た武甲山です。


大晦日は富士山5合目佐藤小屋で忘年会です

2013年12月21日 | 登山

 毎年12月31日は富士山5合目の佐藤小屋で、忘年会兼年越しの飲み会をやっております。酒は飲み放題ということになっておりますが、翌日山頂へ向かう人はほどほどにしないと、千鳥足では冬富士は登れません。

 佐藤小屋までは冬でも半日あれば、誰でも歩いて登ることができますから、6合目からのご来光を目当てに毎年登る人がいます。暮れの30日から新年2日まで限定で小屋を開いていますから、冬富士の気分を味わうには良いでしょう。宿泊には必ず予約が必要です。

 山頂を目指すならそれなりの冬山経験が必要で、安易な気持ちでは登らない方が良いでしょう。冬富士は突風が渦を巻いている所です。転倒はそのまま死に至ります。

 6合目からご来光を見るだけでも、防寒だけはしっかりして行くべきです。なにしろ風を避けるものが何もありませんから。目出し帽、オーバーミトン、アイゼン、ヘッドライトは必携です。

 今年も31日に佐藤小屋まで登りますので、ご希望の方がいましたらお連れしますので、早めのご連絡をお願いします。小屋の方でおせち料理の準備の都合があります。

☎/FAX 048-622-6992  mail   oku-pag@samba.ocn.ne.jp  奥薗まで

写真は大晦日の佐藤小屋の夕食のひとコマ。豆腐を沢山ぶっ込んで湯豆腐にします。

 


山岳ガイド鈴木昇巳氏を囲む会に出席

2013年12月12日 | 登山

 12月11日の午後6時から行われた「鈴木昇巳を囲む会」に顔を出してきました。エベレスト無酸素登頂30年とガイド業30年を祝っての集まりですが、流石に我国を代表するトップガイドだけあって、150人もの人がお祝いに駆けつけてきました。場所は四つ谷駅麹町口の正面のスクワール麹町。写真は来客に向かってお礼の言葉を述べる鈴木昇巳氏です。


荒川倶楽部の秩父札所巡り第2回目

2013年12月12日 | ウォーキング

 山遊荒川倶楽部の定例ウォークで、12月は秩父札所巡りとなっていて、12月7日土曜日に参加者13名で賑やかに回ってきました。

 今回は西武線横瀬駅をスタートして、札所8番の西善寺から始めて6番卜雲寺、7番法長寺、9番明智寺と周り、再び横瀬駅に戻って来て、昼の休みを取ったあと午後からは12番野坂寺、13番慈眼寺、14番今宮坊、15番少林寺と八つの札所を回りました。

 天気も良く風も穏やかでウォーキングには最高の一日でした。紅葉は流石に終っており、西善寺は名物の楓の大木(樹齢600年)もあらかた葉を落としていました。見上げる武甲山は採掘作業なのか、中腹より雲のように白い白煙が湧きあがっていました。

 午前中は静かで展望に恵まれた山里の道を歩き、午後は秩父市内の露地を縫って歩くという、全く趣きの変わったコースを歩きました。そして午後2時半には秩父鉄道おはな畑駅に着いて、第2回目を終りました。

 秩父市内は戦時中に空襲にやられなかったため、歴史ある建物や多くの史跡が残っています。札所巡りも歴史の勉強になるため、その道中も車で回ることをせず、やはり自分の足で回ることで、つぶさに残された建物や、史跡を見て回ることができます。

 第3回は2014年6月になります。全く初めての方でも歩けるスピードですから、興味のある方はぜひ参加してみませんか。連絡先は下記の通りです。

   〒331-0061 さいたま市西区西遊馬615-6 ☎/FAX 048-622-6992 

                                                 奥薗義輝まで

 写真は秩父札所の8番西善寺です。名物の楓が枝を広げています。

   

 

 


滝子山・寂ショウ尾根から

2013年12月06日 | 登山

  滝子山は中央線初狩と笹子の間にあって、標高は1590.3m。(山頂には1620m、1610mと二つの表記がある ) さして高くも無い山であるが、東京からは格好の日帰りハイキングの山として人気は高い。

 ウィークデーに寂ショウ尾根から登ってみた。山頂から南に一直線に落ちるヤセ尾根で、1300m辺りから傾斜の強い岩尾根に変わる。道不明瞭、上級者向きとなっているが、今は道もはっきりしている。コース中で1ケ所クサリがあり、岩に慣れない人には厳しく感じるかも知れない。登りよりも下りが嫌らしい。大鹿沢コース途中から右に入る山道(車1台通れる)を少し登ると、一軒の家がありその向かい側から登山道は始まる。この山道に入る所からほぼ3時間のコース。

 山頂からの展望は素晴らしい。特に富士山が綺麗である。反対側に目を転じるとハマイバ丸から大蔵高丸、黒岳、雁ケ腹摺山と続く稜線が綺麗。 

 写真は山頂から見た富士山。


奥州街道ウォーク第4回・芦野から白河まで歩きました。

2013年12月05日 | 登山

 12月1日は小春日和の穏やかな一日を、奥州街道は芦野宿から白河宿間を歩いてきました。

 ここまで来ると流石に都会の喧騒にはほど遠く、時折通過する車の音以外は、我々の話し声だけが耳に入るだけ。横岡のべこ石で変わった餅つきを見物。長がーい直径5cmほどの棒を持った男性たちが、一斉に歌を歌いながら臼の中の餅をこね回す、という行事なのだが初めてこのような餅つきを見た。

 道の両側は低い里山が連なり、板屋の一里塚、脇坂の地蔵様、泉田の一里塚と過ぎて初花の清水を見て、さらに進んで、栃木県と福島県の県境にある境の明神に正午着。県境の両側に住吉神社と玉津島神社があって双方に明神様が奉ってある。

 福島県側に入ってすぐのところの、衣替えの清水は今も変わらず綺麗な清水が湧き出している。泉岡、皮籠と過ぎ、一里段交差点で今日始めてのコンビニを見る。

 白河の入口に戊辰の役古戦場碑が建っている。ここは激戦地の跡で多くの人が亡くなった場所である。白河の町の中心地に入り、白河駅前を通過して古い宿場にはよくある、鍵の手になった道を通り、田町大橋を渡って女石の戊辰戦争碑まで行っ第4回が終了。午後3時半でした。

 写真は板屋の一里塚を過ぎた辺りで撮ったものです。