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山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

山遊荒川俱楽部の第231回定例ウォークは荒川左岸の堤防歩きでした。

2023年03月08日 | ウォーキング
 コロナ騒ぎで中断もあった定例ウォークも231回目になりました。例え月1回の定例と言えども、続けていればこれだけの回数になってしまうのですね。発足から既に20年の歳月が過ぎました。残って頑張っている会員も、皆後期高齢者と言われる年になってしまいました。
 この倶楽部のそもそもの始まりが「荒川を歩く」でしたから、今回昔を懐かしむのもいいかと、荒川の一部を歩いてみようとなった訳です。
スタートは埼京線指扇駅。ほんの2、3日前には指扇駅と南古谷駅の間で正面衝突の大事故が起こりそうな事件がありました。なんせ古くて今もって単線のままなのですから怖い話です。
 さて今回は参加者がたったの6名。少ないであろうとは予測していたものの、やはりこの人数はガッカリです。でも気を取り直して平均年齢80歳は頑張ります。上江橋のすぐ下手の荒川堤防上の埼京線踏切が今回の本当のスタート地点です。


 この踏切から川越市方向を見ると一本の線路が荒川に向かって一直線に延びています。この線路が通るこの位置は堤防の高さが現在も旧来のままなので、川の水かさが増した時のことを想像するととても心配です。


 我々は荒川左岸を東京湾に向かって歩いているので、出て来た標識には東京湾から現在地までの距離が書いてあります。


 荒川堤防の右手、河川敷には武蔵野高校と埼玉栄高校のグランドが並んでいます。土曜日とはいえ沢山の学生たちが汗を流していました。




 西遊馬運動公園の傍には「荒川防災ステーション工事」が5年前から行われています。どこからこれだけの土を運んで来るのか。まるで城塞のようなものを造っています。


 前方には新都心ビルが並んでいます。この日は快晴だったのですが、空気がどんよりと霞んでおり、いつもは良く見える富士山も見えませんでした。


 治水橋近くまで来ると県警機動隊があり、パトカーが売るほど並んでいました。一台くらい貰えないかしら。




 治水橋の堰堤工事は今も進行中で、ここは堤防を切通しのように切り抜いて、そこに水門のような可動関を設けて、非常の際にはその水門を閉じることで水の流入を防ぐというやり方のようです。




 堤防が高くなったことで堤防沿いの住宅の屋根を越えてしまいました。これでは今まで見えていた富士山も見えなくなってしまいました。
悔しがっているでしょうね。ただこの堤防上は立派に舗装されており、それも車が2台並んで走れるだけの幅があるのに、車の通行は禁止されています。正にウォーキングとサイクリングには天国のようなところです。360度の展望が楽しめる別天地です。


広大な河川敷内にある健保組合運動場。メタセコイヤの並木がもうすぐ芽吹きます。夏は緑、秋は黄葉が見事です。


 荒川総合運動公園事務所に立ち寄ってトイレ休憩。現在はむしろチャリダー達の休憩所になってしまいました。なんたって土、日の堤防はロードレーサーのオンパレードですから。


 指扇駅を出てから約6km程の所に水道タンクが現れました。我々さいたま市民の生活用水を供給してくれる大事な施設です。


 そしてすぐ次に出てくるのが大久保浄水場です。こちらは我々の生活排水を処理してきれいな水にしてくれる所です。


 羽根倉橋を過ぎてすぐ右下の河川敷にある、レッヅランドの駐車場脇の芝生をお借りして昼の弁当にしましたが、夏のような日差しを浴びて汗をかきながらの昼食でした。食後に堤防上に上がると、12月に歩いた鴨川大囲堤のNHK放送所鉄塔が見えていました。


 左に鴨川が並行して流れ、その向こうにさくら区クリーンセンターの大きな建物が見えます。埼玉県においては最も最新式の焼却炉をもっていると聞いています。


 とうとう秋ヶ瀬橋が見えてきました。ゴールのさくら草水門はもうすぐです。


 ゴールのさくら草水門と武蔵野線鉄橋が近いです。


 ゴールに着いたメンバーたち。到着は午後1時20分でした。指扇駅からほぼ12km。スタートが午前9時10分でしたから4時間以上かけて歩いて来た訳です。これでは亀にも笑われます。でも楽しいコースでした。























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