山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

10月のウォーキングは飯能柏木山ハイキングでした。

2020年10月04日 | ウォーキング
 今回の参加者は13名。予想以上に集まりました。コロナもありますが、何しろ高齢者の集まりなので、その日の体調によって参加人数に大きな差が出ます。そんな訳で13名は凄いのです。
 東飯能駅からバスに乗って永田大杉まで行き、そこからスタートしました。入間川に造られたドレミファ橋を渡って対岸に移ります。


 この辺りを吾妻峡と言うらしく、両岸から鬱蒼と大木の枝が覆い被さり、ちょいとした幽谷といった感じです。


 対岸の自動車道路に出ると、歩く道すがら農家の庭の柿の木に、たわわに着いた柿の実を見て、スゴ~イデスネの連発。


 柏木山の入り口はホタル谷の広い草原になっていて、ここからは天覧山の方がよく見えます。


 登山口には誰でもが使用できる杖が置いてあります。自分も竹製の杖を借りました。これはなかなか具合が良く、市販のストックよりずっと使いやすかったです。


 ホタル谷の山道は気持ちの良い道です。ただ四辻手前の急坂が年寄りいじめの悪場です。


 四辻に着いたら柏木山はどっちでしょう、と皆で悩みました。手持ちのイラストマップではなかなか行く先の判断がつきません。どんな小さな山でもちゃんとした地図とコンパスは持って行くべきものです。


 富士見の丘なる小丘に着きました。しかし今回は富士山の方が霞んでいて、見ることは出来ませんでした。でも程よい休憩場所でした。


 やっと柏木山の頂上に着きました。標高303m。展望は南東方向に開けていて、東京新宿の方が良く見えます。それでもスカイツリーはやはり霞の中で見えませんでした。


 山頂は広くて気分の良い所です。小さなテーブルと椅子が5セットほど作ってありました。何だか凄い呼び名も付けられており、地元の山愛好家の人たちの努力が偲ばれます。


 山頂周りには花も植えられています。いいですねー。


 下りは美杉台ニュータウンの方へ向かいました。その途中林の中にはキノコがニョキニョキ頭を出しています。こんな可愛いのもありました。


 赤根峠からの道は藪がひどい所もあって、部分的に手入れが行き届いていません。道は大きな建設用仮設足場材を置いてある工場脇を抜けて行きます。


 配水場広場の名前がついた所に出ると周囲は大きく開け、正面に配水塔が立っています。ここからは美杉台ニュータウンに向かって広い道を歩きます。


 流石にもう秋です。ススキの穂が風に揺られていました。


 美杉台ニュータウンの手前にあるバスプールから、飯能駅行のバスに乗りました。お陰で早くに家に帰り着くことが出来ました。なかなか楽しいハイキングでした。初めてのコースでしたが、いいコースだと思います。