凛太郎の徒然草

別に思い出だけに生きているわけじゃないですが

ナックル

2010年11月29日 | プロレス技あれこれ
 プロレス技の話として書いていいかは迷うが、ナックルパンチ、或いはナックルパート。正拳、パンチングのことである。もちろん、プロレスにおいては反則である。

 なんでもありのプロレスの中で、パンチングが禁じ手になっているのは実に象徴的である気がする。この制約によってプロレスが面白くなっていると感じるからだ。というのも、人間の肉体の中でどこが最も威力を持つ部分かと考えれば、それは「拳」ではないかと思えるからである。
 衝突力そのものは、蹴りの方があるだろう。ただ、拳はスピードで勝る。喧嘩をするときはまず殴るだろう。蹴りを出させる前に勝敗を決する力が拳にはある。
 だからパンチングだけの格闘技(ボクシング)があり、そしてパンチングを許している他の格闘技(キックボクシングや総合格闘技)も、素手でのパンチングは禁じてグローブを装着させる。それほどパンチは危険なのだ。
 したがって、素手で勝負するプロレスの場合、パンチングは禁止しなくてはいけない。もちろん「危険である」という部分が最も大きいが、プロレス技に拳を開放してしまうと、これに勝る技がないため、全てのレスラーがまず拳で相手と立ち向かう。試合時間は短くなり、投げ技、関節技などのバリエーション豊かなプロレス技が消え、ただ殴って試合を終わらせ、結果間違いなくプロレスは衰退する。肘打ち、頭突きは許してもパンチングは許さない。この制約が面白いプロレスを成立させている。
 だったらプロレスに「ナックル」なんて技はないはずなのだが、それがあるのがまたプロレスの奥深さと言っては自己弁護に過ぎるか。
 プロレスは、5秒以内であれば反則は行ってもよい。そして、一発殴るのに5秒を費やすはずもなく、レスラーは頻繁に相手を殴っている。

 しかし、5秒以内でも反則は反則。したがって、僕はナックルという技を積極的に肯定する気になれない。
 それはひとえに「ずるい」と思うからである。目潰しや急所打ち、凶器攻撃と同じ範疇。殴ればそりゃ勝てるよ。殴れば簡単なのに、殴らずに我慢してみんな技を仕掛けてるんじゃないか。近道通ろうとするな。悪者め。
 こういう考え方は、もう過去のプロレスの見方である。
 昔のプロレスというのは、悪玉と善玉がはっきりと分かれていた。ベビーフェイスとヒール。リンピオとルード。そして、善玉が悪玉を懲らしめることによって観客がカタルシスを得るのである。
 で、悪玉の条件とは何か。それは、反則である。
 相手に凶器で攻撃を仕掛ける。ブッチャーはフォークを持ち、タイガージェットシンはサーベルを振り回す。そんなので攻撃されたら「正々堂々」と戦う馬場さんや猪木ら善玉がやられる。そしてやられてやられて後半盛り返す。観客は卑怯な反則攻撃によるストレスが溜まっているので一気にそれが発散される、という寸法。
 この「善玉・悪玉」というアングルは、ハンセンやブロディの登場で消えた。しかしアニメ「タイガーマスク」を観、ブッチャーやシーク、シンや上田馬之助の暴れっぷりを知る世代の僕らには「反則」というのは悪玉がやるものだという概念がまだ残っている。
 しかし「善玉・悪玉」というアングルを作りにくい正統派レスラーが相手だとどうするか。馬場さんや猪木は、もうそういう見方を捨て、ファンクスやロビンソン、バックランドと対戦していた。肉体のぶつかり合う凄さで「vs悪者」という視点を凌駕しようとした。だが、僕が生まれる前の力道山の時代は、やはり"正義の味方"力道山を演出せねばならなかったようだ。じゃどうするか。どうして相手を「卑怯な悪いヤツ」に見せるか。
 ひとつは、タッグ戦におけるチームワークである。力道山・木村組に対するシャープ兄弟は、頻繁にタッチを繰り返し、木村政彦を集中攻撃した。こういうのはタッグワークとして当然だが、観客側には「シャープ兄弟が二人がかりで木村を苛めている」ように見えたのである(当時は)。で、堪忍袋の緒が切れた力道山が空手チョップ、という寸法。全然悪くないシャープ兄弟がヒールに見える錯覚。
 もうひとつは、ちょっとした反則である。
 鉄人ルーテーズといえば、パックドロップを切り札にして936連勝のチャンピオン。悪の要素などない。しかし日本で力道山と対戦する場合はそうはいかない。ここで、パンチングが出てくる。
 ルーテーズはヘッドロックが得意技である。ぐいぐい締め付ける。これはバックドロップの伏線になっていることは有名であって、強いヘッドロックによって相手も仕返しにヘッドロックを掛けたくなり、仕掛けたとたんテーズのバックドロップに沈む、という寸法。
 そして、テーズがヘッドロックを仕掛けるとき、テーズはよく相手の頭部、あるいは鼻っ柱にパンチを打ち込むのである。
 これはさほど強いパンチではない。挑発だろう。相手にヘッドロックを掛けさせるための。全てがバックドロップへの伏線になる。だが、パンチは反則であり、テーズはヘッドロックを掛けつつレフェリーに背を向け、ブラインドを突いてパンチを入れる。
 これは「卑怯」に見えますな。時代劇を見慣れている日本人観客には。テーズはチャンピオンで強いはずなのにあんな審判に隠れて反則をする。ずるい。そしてテーズですら日本では悪玉となるのだ。
 この遺伝子が僕にも残っていると言っていい。だからパンチングは、嫌いだ(笑)。

 したがって、正統派レスラーは拳を使うことを恥と思って欲しい。これは、僕の持論である。
 ナックルと言って有名なのは、もちろん猪木の鉄拳制裁というやつである。相手の頭をつかんで大きく腕を引いて放つので、古館伊知郎はこれを「ナックルアロー」と呼んだ。僕は猪木教に入信しているが、それでもこれはいただけなかった。しかも、拳の中指を鋭角的に出して殴っている。こんなの卑怯だと思う。
 しかし、さすがに猪木だって最終的に拳で勝負は決めない。卍固めや延髄斬りで勝つ。ただ、一度だけ「疑惑の一戦」があった。UWFとの抗争での猪木vs藤原喜明。この試合のフィニッシュは魔性のスリーパーだったが、その直前に猪木の藤原への下腹部への蹴り(急所か?)と、顎へのナックルがあった。試合後、猪木なら何をしてもいいのか、と激昂した前田日明が猪木にハイキックを見舞った。
 しかしこの「ナックル」と見られた技は、後日プロレス誌の写真によってナックルではなくエルボーであったことが判明した。この写真は、あの昭和44年の日本シリーズ読売Gvs阪急で、誰もが本塁封殺だと思った土井が実は捕手をかいくぐりホームを踏んでいて、岡田主審の正しさが証明されたあの一枚と同等の価値があると思うのだがどうだろう。
 閑話休題。
 さすがに「反則」のパンチで試合が決まることなどないと思っていたら、それを覆すレスラーが現れた。ジェリー・ローラーである。
 しかも「世界のプロレス」で見たローラーは、完全にベビーフェイスで観客の声援を受けていた。悪役ならともかくそんなベビーフェイスが、パンチングをフィニッシュホールドとしているのだ。当時の僕は訳がわからなくなった。その技は「フィストドロップ」である。
 マットに仰向けに倒れた相手に対し、コーナーでロープを二段くらい上がりそこからジャンプ、そしてなんと拳を相手に叩き込む。これがローラーのフィストドロップだった。反則じゃないか!
 観客は拍手喝采である。しかし、僕はこういう技は嫌いだ。というか、何故これが成立するのかがわからない。カウントを入れてはいかんのではないか。
 このローラーの「フィストドロップ」と相似形の技を、ザ・グレート・カブキがフィニッシュにしていた。トラースキックで相手を倒し、セカンドロープ上から振りかぶって相手の喉笛を正拳で突く。カブキはそのまま「正拳突き」と呼んでいたがローラーのフィストドロップと同じだ。ただ、反則でカウントをとることに抵抗はあるものの、カブキの正拳突きを僕は容認していた。それはカブキがヒールだったからだ。
 ヒールがやってこその「反則」である。ベビーフェイスが反則をやれば、観客の気持ちの持って行き所がなくなる。もうベビーフェイスとヒールという枠組みなどない日本プロレス界だが、だから余計に「パンチング」などという反則は慎んでもらいたい。
 フィストドロップは、ロープ上から飛ばなくても倒れこむ方式のものもある。テッド・デビアスやウォリアーズのホークなどが得意としていた。何度も言うがあれは、反則である。グーパンチって何だよ。天山が「ボクシングの練習をしてきた」とリングに上がりパンチを出したとき、オマエはレスラーのプライドがないのか、と憤慨した。あんなのプロレスへの冒涜だ。レスラーはレスラーの矜持を持って、頭突きとモンゴリアンチョップで勝負しろ。何故ボクシングの風下に立とうとするのか。

 さて、そのパンチングであるが、どこまでが反則でどこまでがOKなのか、というのは難しい。プロレスは「正拳」で殴ってはいけない、と定めているだけである。
 チョップ、張り手はOK。突っ張りもOK(そんなのやるのは天龍以外見たことないが)。そして掌打・掌底突きもいい。これは拳が使えないプロレスでは非常に効果的な技である。ライガーは今でも打ち、ときにフィニッシュにしている。
 問題は、拳を握ったときだ。握ればみんなダメ、といえばそうなのだが、ダークゾーンにある技もある。
 握りながらも実際に打つのは掌側の場合。あの維新軍の「太鼓の乱れ打ち」てのはそうだろう。拳を握ってはいたが拳を使っていない。あれはセーフかなとも思う(しかし複数で乱れ打ってるのでルール的にはアウトだが)
 中西学がよくやる野人ハンマーというのはどうなのだろう。両手を組んで相手に叩き付けるやつ。ダブルアックスハンドルとかスレッジハンマーとか呼ばれるが、あれもパンチの一種だとみることは出来る。「殴り倒す」という言葉が実にピッタリくる豪快な技。これもセーフにしたいな。
 もっと微妙なのが「裏拳」だ。これはアジャコングがフィニッシュにしているので余計ややこしい。これは相当にグレーゾーンであると思うのだが…野人ハンマーを片手でやってるだけ、とも見える。
 結局「正拳突き」がダメだということか。ストレート、ジャブ、アッパー、フック。拳の先端(指の第二関節あたり)が相手に当たる殴り方、と考えていいだろうか。

 そのナックル(パンチでも正拳突きでもいいが)が、プロレス技では反則であるということは何度も言った。そして、その「反則」という部分を超えて、僕は好きではない技だということも言った。その理由は、試合が成立しにくくなるとかボクシングの下風に立つからとかいろんな理由もあるが、やはり「ずるい」の一言に尽きるかと。結局そこに立ち戻る。だから悪役がやれば憎悪感が出るし、善玉のやる技ではない。
 だが、一人だけ善玉であるのに「パンチ」をやっても許されるレスラーがいた。僕もこの選手がパンチを出すと「いいぞいいぞ」と叫んだ。「ずるい・卑怯だ」という感情は全く湧かなかった。
 そのレスラーとは、星野勘太郎である。
 
 「突貫小僧」の異名を持つ突撃ファイター。負けん気は誰よりも強く、心意気が強く浮かび上がるファイトスタイル。「セメントでやれば最強は星野勘太郎」という伝説もある。少なくとも、気迫で星野勘太郎に勝るレスラーはいなかったと言っていいのではないか。
 その星野勘太郎は、山本小鉄とヤマハ・ブラザーズを結成し一世を風靡したが、僕はそのヤマハブラザーズの全盛期は知らない。僕が最もよくプロレスを観ていた時代は、小鉄さんが引退し、星野勘太郎はもうベテランの域に入っていた。
 星野勘太郎に、一度だけ握手してもらったことがある。「握手してください」と頼んだとき、ふっとこちらを振り向いたその星野の顔の怖さはいまだに忘れられない。ちょっと眉をひそめ「うるせぇな」と言わんばかりの表情。しかし、別に怒鳴られることもなく普通に握手をしてもらった。それならサインも貰えばよかったのだが、そのときはその勇気が出なかった。
 力強い手だったが、身長はもしかしたら僕よりも低いのではないか、とそのとき思った。公称170cmだが、レスラーってのはたいてい多めに申告するものだ。160cm台の可能性もある。
 その身体で、星野勘太郎はヘビー級だったのだ。信じられない。じゃどんなデブか、どんな筋肉か、と言われても困る。確かに若い頃の星野の写真を見るとはちきれんばかりの身体つきをしているが、僕の知る、握手をして貰った頃のベテラン星野は、そんなに横幅はなかった。まず95kg以下だろう。それでも、ヘビー級として戦っていたのだ。
 これは、当時の事情がそうさせたのだろう。星野勘太郎のデビューは昭和36年。まだJr.ヘビー級なんてのは、一般的ではなかった。プロレスはほぼ無差別級だったのだ。Jr.ヘビーという階級は、藤波辰巳が発掘したようなものである。のちに日本はタイガーマスクや大仁田といった世界チャンピオンを輩出する国となったが、星野の時代はJr.ヘビーでは商売にならなかった。なので、グラン浜田はメキシコに行かざるを得ず、星野、山本小鉄はヘビー級としては上背が決定的に足らないにも関わらずヘビー級としてしか生きる道はなかったのだ。もう15年若ければ、おそらく佐山聡とJr.ヘビーでライバル物語をつくっていたのではないだろうか。
 しかし、時代はそうじゃなかった。星野勘太郎は、その身体で2mもありそうな、また130kgもありそうな外国人レスラーとも当たっていく。その気迫で圧倒するようなファイトは決して見劣りすることなど無かったが、体格差はいかんともしがたい。そんなときに、星野勘太郎は一発パンチを相手にお見舞いするのだ。
 そもそも星野は、高校時代はボクサーだったのだが「腕が短い」ことでボクシングを断念した経緯もある。拳には自信あり、だ。さらに相手をヘッドロックにとらえ、連続パンチを叩き込む。ルーテーズはブラインドに隠れて一発だったが、星野は堂々と連続パンチをぶちかます。
 なんで星野勘太郎のパンチ攻撃が卑怯な感じが全くしないか、お分かりだろうと思う。小兵レスラーがヘビー級の土俵で気迫満点で立ち向かっているのだ。感情的には「パンチのひとつも入れてもまだハンデは埋まらない」のである。大型レスラーの方が体躯のぶん既に「ずるい」のである(これは理不尽な物申しだと承知しているが、あくまで感情論)。
 UWFとの抗争時には、星野はとうに40を過ぎていた。しかし、長州らの大量離脱で対抗戦のコマが足りず、星野も前線に出て戦った。むしろ星野が牽引した部分もあったのではないか。坂口とタッグを組めばそれはもう大人と子供だったが、その子供が誰の気迫をも凌駕していたと僕は思う。前田に反則のパンチでも何でもかましたれ。だって前田は192cmもあるんだ。年齢もうんと前田は若い。それだけでもう、前田はずるいじゃないか。
 以上のようなことで、僕は星野勘太郎のパンチだけは、反則であろうと何であろうと容認していた。いやむしろ、好きだった。

 その星野勘太郎さんが逝くとは思っていなかった。脳梗塞で倒れて約2年経つが、リハビリは順調であると聞いていたので。
 先だって、小鉄さんの追悼記事を書いたばかりだ。こんなところまでタッグの息を合わせる必要など無いのに。義理堅さも過ぎるよ。
 星野さんは、引退後はプロモーターとして神戸で活躍する傍ら、「魔界倶楽部総裁」として人気が出た。星野さんにそういう若松さんのような役割は似合わない、と思っていたのだが、気迫と度胸で見事にこなしていた。すごいな。「ビッシビシ行くからな!」という台詞まで流行った。痩せてしまったが、あのパンチはずっと健在だった。
 好きなレスラーが次々と逝く。もうたくさんだ。合掌。 

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4 コメント

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個人的には「グーパンチ」という呼び方がしっくりきます (rollingman)
2010-12-05 21:21:18
まず星野勘太郎さんのご冥福をお祈りします。今年は本当マット界の訃報が多いですね・・・。

グーパンチ。私がはじめて「それ反則じゃないの?」と思ったのは、WARと新日で対抗戦をやっていた天龍でして、そのせいかなんとなくベテラン選手がうまいこと使うイメージなんですよね。嫌いですけど。(笑)

なんですが、近年割と簡単に使われてしまっているような印象がありますね。
特に、試合終盤で流れを変えるのに差し込むような形で使うという。
ぱっと思い出すのは、川田がノアに久しぶりに参戦しての森嶋とのシングル戦だったと思うんですが、グーパンチで完全に流れが変わって勝負が決まってしまったという。四天王なら何してもいいのかと思いましたね(笑)。

まあ川田は今ではもう結構なベテランですから一歩譲って「ずるい」で済ますとしても、中邑のようにまだまだ若い選手が簡単に使っちゃうのはちょっとなあと思いますね。
やっぱりプロレスラーだったら、なるべくチョップかエルボーで最後まで貫いてほしいものです。


・・・すいません、勘太郎さんの流れを完全に無視したコメントになってしまいました(爆)。
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>rollingmanさん (凛太郎)
2010-12-06 22:18:39
どうもありがとうございます。
僕からすれば「グーパンチ」という名称は比較的新しく(汗)、拳といえば猪木のナックルですので表題にさせていただきました。
どっちも反則ですけど(笑)。
rollingmanさんが書かれることにはそのまま僕も賛同です。僕はよく「天龍が好きじゃない」と書いたりしますが、そのグーパンチを使用するという面もありますね。「試合終盤で流れを変えるのに差し込むような形で使う」のは言語道断です。川田なんてまだまだ若い。天山や中邑なんてもう、もってのほかですよ。プロレスをやれ、と言いたいです。
結局肯定できるのは、それをやることで観客から憎まれるのが商売のヒールレスラーと、星野勘太郎だけってことですよ(暴論 笑)。
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ヤマハブラザーズ (朝風亭容旦)
2011-03-29 10:54:18
素晴らしい分析と感銘しました。
全く同感です。
前田の猪木へのハイキック、興奮しました。
小生は猪木はもちろん好きでしたが、
藤原も前田も大好きでした。
ヤマハブラザーズが全盛期の頃、
外人とのタッグ戦で、終盤の決め所、
例の山本・星野が素早いタッチで代わるがわる
トップロープからのボディプレスを繰り出していた時、ふと、星野が足を滑らせ、ポストに
自ら急所を強打したことがありました。
いわゆる、1人急所打ち攻撃自爆ですね。
トップロープ上で苦しがる星野に山本が一言、
「おい、星野、痛がるのは、こいつから
フォールを取ってからにしろ!」と怒鳴り、
観客一同、大爆笑。このシーンはわすれられません。
返信する
>朝風亭容旦さん (凛太郎)
2011-03-29 21:57:20
ありがとうございます。
いやー朝風亭容旦さんがおっしゃるそのシーンは僕は記憶にありません。ヤマハブラザーズの全盛期を知らんからなぁ…。
早いタッチワークでボディプレスを交互に繰り出すコンビネーションは知っていますが、星野勘太郎さん失敗したのか(笑)。また小鉄さんのセリフも粋ですねぇ。そういう頭の回転の早さも小鉄さんの魅力でしたね。
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