P突堤2

「でにをは」別口入力・三属性の変換による日本語入力 - ペンタクラスタキーボードのコンセプト解説

テンキー部・NUM LOCKのあったところに「~」を配置する

2017-06-25 | かな84キー+記号キーがある事の利便性


前々回、でにをは部の配置変更を行った際に「×」「○」キーを配置させたためテンキー部上部にあった「×」キーの場所は空白となったので、いろいろと勘案したところ「~」キーを配置させることにしました。
「~」は商品名、作品名、サブタイトルなどで多く使われるほか移動ルートの表記や数量カウント(特に時間や距離)の範囲表記にもよく使われるのでテンキー部にちょうどよくなじむかと思われます。
恥ずかしい話[Shift]+[へ]で簡単に出せることを最近知ったのですが、こっちのほうは[Shift]キー同時押しをせずともテンキー部からそのまま1キーで打鍵できるので今よりは若干すばやく押せると思うのですがどうでしょうか。

[補足事項]
これはもともとは[NUM LOCK]キーがあったところですが、[NUM LOCK]の本来のはたらきであるテンキー部を使ってカーソル移動をする(Offのとき)という機能は今ではほとんど使われなくなっているのでここをなくして代わりのキーを入れるということに問題はないと思います。
旧IBM-PCとの互換性維持のためにこの機能が辛うじて残されているとの話もありますが、ペンタクラスタキーボードの製品形態がタブレット端末の付属品となる場合もあるでしょうしデザイン上では本来的に不要なものをわざわざ入れる必要もないのでとりあえずはナシの方向で考えて、問題があれば後から変更すればよいのでとりあえずは暫定措置です。

なお「~」は日本語の約物記号である波ダッシュであり日本語文中で典型的に使われることを想定して選んだものですが、よく似た記号である「~」(チルダ)とそのバリエーション「˜」(SMALL TILDE)や「˷」(LOW TILDE)などは混用を避けるためこちらはタッチ液晶部でのチルダの変換などで対応するのが妥当であると思います。
細かな事を言えば見た目が全く同じである全角チルダの問題もあり文字コードに関する微妙に手こずりそうなトピックですのであまり深入りせず情報がまとまってから調整すればよいかと思います。
ただ暫定措置とはしてありますが近くおこないたい「ペンタクラスタキーボードの基本コンセプト 改訂版」には盛り込みたいのでそのキー配置図には掲載したい方針です。

ここのところキー配置変更・訂正の記事が続きましたがとりあえずはここまでで一応材料は出し終わったところです。


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