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衣*syoku*jyuu

衣・食・住

   全て大切なもの。

読書_遊戯

2024-06-02 06:11:00 | 
今日の本。















読書期間:2024年5月15日〜23日

作者:藤原伊織

『遊戯』













初めての作家さん(だと思う)






わたしの波長と合うらしく
とても読みやすい。






スルスルと読める。






遊戯
・遊戯
・帰路
・侵入
・陽光
・回流

オルゴール







遊戯は

ネットゲームで知り合った
本間とみのりの話、




章が進むに連れ、
2人のことが色々わかってきて、




途中から登場した、
たぶんよくない登場人物が
この先どう絡んできて
どういう結末になるのか、
楽しみに読んでいたのですが、






終わると思っていた最後の章
「回流」では終わらないし、
最後の章でもなかった。









作者の藤原伊織さんが
作品の途中で逝去されたそうです。






なかなか珍しい形の本です。






どうなるのか
楽しみに読んでいたので残念。





どなたか違う作家さんが
自分ならこう綴る



という形で、
話を繋げてくれるなら
是非とも読んでみたいです。




















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読書_村の名前

2024-05-16 07:58:00 | 
今日の本。










読書期間:2024年4月18日〜5月14日。

作者:辻原登

『村の名前』




















・村の名前
・犬かける




のニ作品。






村の名前は
芥川賞作品との事ですが、








犬かけるも含め
世界観と、
妄想なのか現実なのか
よくわからず、




少し馴染みにくく
わたしは苦手でした。












あらすじ↓↓↓(ebookjapan基本情報より引用)

中国のはるか奥地を仕事で旅する日本人商社マンが、桃源郷の名をもつ小さな村にふと迷い込んだ。優美な村の名前からは想像もつかない奇怪な出来事が、彼の周りで次々と起こる。謎の溺死体、犬肉を食らう饗宴、つきまとう正体不明の男達……。彼も同行の日本人も、次第に調子がおかしくなってゆく。桃花の薫りがする魅力的な土地の女に導かれるように、知らず知らず村の秘密へと近づき、ついに彼が見た“真の村の姿”とは。話題の第103回芥川賞受賞作と他一篇を収録。

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読書_暗いところで待ち合わせ

2024-04-21 08:39:00 | 
今日の本。












読書期間:2024年4月9日〜16日。

作者:乙一

『暗いところで待ち合わせ』













いただきものの乙一さんの本
これがラスト。


この本が最後でよかった。




内容、
とてもよかった。









じんわり心が温まります。








とは言え、
現実だったら「こわっ!」
って思いますし、




いやいやいや、
すぐに気がつくって!

っとも思いますが、






小説なのでね。
















作者あとがきによると
この話は
前回読んだ
に盛り込みたかった設定を

この小説に使って
出来上がったそうです。




話としては全く繋がっていませんが
死にぞこないの青、
辛い気持ちで読んだけど、
ここに繋がっている(繋がってないけど)と思うと、少し気持ちが楽になる。










あとがきも面白かったので、
読まれる方はあとがきも是非。












あらすじ↓↓↓(ebookjapan基本情報より引用)
視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。職場の人間関係に悩むアキヒロ。駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。他人の気配に怯えるミチルは、身を守るため、知らない振りをしようと決める。奇妙な同棲生活が始まった――。書き下ろし小説

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読書_死にぞこないの青

2024-04-14 16:51:00 | 
今日の本。














読書期間:2024年4月3日〜8日

作者:乙一

『死にぞこないの青』













乙一さんの文章が
わたしの波長に合うと言うのももちろんありますが、







胸が締め付けらる痛さが続く内容で、
早く読み終わりたかった。









こんな弱くて卑怯な先生、
本当にいそうだな。








そんな先生の行動が発端で
良し悪しの判断も付かず
みんなと同じ行動をする小学生。








もう、本当読んでて辛かった。










バッドエンドでなかったのが
せめてもの救いでした。












題材的に苦手。
もう読まない。












あらすじ↓↓↓(Wikipediaより引用)

小学生のマサオは、人の目に非常に臆病な子供だ。マサオは入りたかった飼育委員になる決定の話し合いに参加する機会を逃した。話し合いが行われた事情を知らなかったマサオは、希望者のうち2人が辞退したという話を聞き、飼育委員の枠ができたと思い、クラスの担任教師である羽田に自分が飼育委員だと伝えてしまった。羽田はマサオが嘘をついたと思い、羽田からの憎悪を買ってしまった。マサオは弁解する勇気もなく、羽田はことあるごとにクラスの問題をマサオに押し付け、マサオは羽田だけでなくクラスメートからもいじめを受けるようになる。

追い詰められていくマサオの前に、ある日真っ青な姿をした少年「アオ」の姿が現れ、彼の支えとなっていく。しかしアオは、マサオに自身を傷つける羽田やクラスメートへの反撃をそそのかしていく。


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読書_平面いぬ。

2024-04-06 07:41:00 | 
今日の本。











読書期間:2024年3月18日〜4月2日

作者:乙一

『平面いぬ。』











・石ノ目
・はじめ
・BLUE
・平面いぬ。





の四作が収録された短編集。






四作総じてせつないのだけど、

石ノ目はホラーで怖いし、
もうかなり切ない。


はじめもさ、
はじめにはそんな設定なくてよくない?
って...


BLUEは切なさの中に
じわりと暖かい気持ちになって
結構好きだったけど、
やっぱり最後が切なくて。


平面いぬ。
タイトル、なぜ最後に「。」なのか
とても気になる。
意味はあるのかな?

これだけは少しコミカル?
コミカルじゃないか、シュールの方がしっくりくるかな。

シュールだけど、
わたし的にはちょっとほっこり。







乙一さん、
わたし読みやすい。





まだもう少しいただきものの
乙一さんあるので
続けて読んでいきたいと思います。








あらすじ↓↓↓(ebookjapan基本情報より引用)
ちょっとした気まぐれから、謎の中国人彫師に彫ってもらった犬の刺青。「ポッキー」と名づけたその刺青がある日突然、動き出し…。肌に棲む犬と少女の不思議な共同生活を描く表題作ほか、その目を見た者を、石に変えてしまうという魔物の伝承を巡る怪異譚「石ノ目」など、天才・乙一のファンタジー・ホラー四編を収録する傑作短編集。



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