今日の本。
読書期間:2025年4月9日〜11日
作者:小林孝延
『妻が余命宣告されたとき、僕は保護犬を飼うことにした』

小説ではなく、エッセイです。
Instagramでフォローしている
保護犬、保護猫を飼っている
編集者、コバヘンさんの本。
コバヘンさんの事は
石田ゆりこさんのInstagramで知り、
可愛いハチワレの兄妹猫を飼っているので
フォローしたのですが、
どうやらわたしがmannenを亡くした同じ頃に
奥様を癌で亡くされているらしい。
少し親近感も持ちつつ、
可愛いハチワレ達と、
困り顔の保護犬福ちゃんを
インスタで見るのを楽しみしているのです。
そんなコバヘンさんが、
福ちゃんを飼ったエピソードをエッセイにされたので、
予約開始と同時に予約したものの、
タイトルからして、重いかな?
自分と重ねて号泣しちゃうかな?
って、思って
なかなか読めなかった本。
なのですが、
本ストックが底を尽きたので、
手を出しました。
しかも会社での読書で...
大丈夫か?
わたし?
と、思いましたが、
そこは流石です。
メインは「保護犬を飼うことにした」
というところなので、
奥様のご病気の事も
そんなに重くない感じでちゃんと記しつつ、
保護犬、福ちゃんと
福ちゃんを飼うことになった家族の形を
上手く描かれていて、
少しウルっとするところは勿論ありましたが、
心配していた号泣はなく、
尚且つとても読みやすく、
あっという間に読み終わってしまいました。
わたしは猫派ですが、
断線保護猫派なので、
うんうん、うんうんって思うところも沢山ありました。
保護犬、保護猫に興味のある方にも
お勧めしたい本ですね。
因みにコバヘンさんも
本の印税は保護犬、保護猫たちに使いたいと
仰っています。
素敵ですね。
