さじぽんのおもちゃ箱

ぐだぐだな日常をだらだらと綴ってゆきます~

秋の贈り物

2011年10月30日 | 日記


都会の住宅街を歩いていたら、背後で「コン!」という音が。
振り返って見回すと、路上にクルミがひとつ落ちていました。
ひび割れて、「どうぞ」とでも言いたげにおいしそうな果肉(種子?)をのぞかせて。

クルミって、実ごと落ちるものだとばかり思っていたので、きれいに乾いた状態で
転がってるのが何とも不思議で。
だれかが二階から投げて来たのか⁈とキョロキョロしちゃった。
よくよく見ると、近くの民家の庭先の木からおっこってきたことが判明しました。
枝の上で実がはぜて、乾燥したようです。

それだけのことなんだけど、何だか秋の精からの贈り物みたいで
妙に嬉しくなってしまった。
そのクルミがまた、めっちゃ甘くておいしかったんですわ‼

そろそろ銀杏拾いにも行かなくては。

久しぶりに・・・

2011年10月23日 | 日記


さすがに夏は羊毛を見るのもつらかったけど・・・。
涼しくなってきたのでごそごそと活動開始であります。

暑い間はサボっていたワークショップに久々に出展してきました。
みなさんそれぞれに、かわいい木のこを作っていかれました。
パーツが少ないから教えるの楽だった~。



それにしても木のこって、年中身近にあるのに
なぜ秋の風物詩なんだろう・・・。

師曰く…

2011年10月20日 | 日記
ヨガ的には、秋は骨盤が閉じるから、食欲が自然と落ちるんだって。
うっそ、絶対うそ‼
骨盤の開閉にかかわらず、絶対増してるって!

昨夜はスープカレーがうますぎて、久々のご飯大盛りお代わり~‼
をやってもた。
そしてお約束のリバウンド。
あ~・・・じわじわと落ちてたのに(涙)

煙と共に去りぬ

2011年10月06日 | 日記
先日、昔浪人時代を過ごした街、御茶ノ水へ行きました。

これまでも何度か訪れたことはあったけれど、いつもあまり時間がなくて
さーっと通り過ぎるだけでした。
でも今回は比較的時間があったので、ゆっくりと散策することにしました。

しかし、あまりにも変わり果てた町並みに唖然としてしまいました。
蔦の絡まる古いレンガ造りの建物がなくなり、代わりに近代的な
味気ないガラスのビルがいたるところに出現して
すっかりスカスカな街になってしまっていました。


かつての学び舎

よく出入りしていたお店もほとんど姿を消していました。
たまにお金がある時にだけランチを食べに行った
おしゃれなカフェも、ガラス張りのこじゃれたイタリアンに
変貌していました。
でも、当時の売りだった生ジュースが現存していると聞いたので
昔の面影を求めて入ってみることにしました。

 

アールヌーヴォー的店内は、昔の面影ゼロ。
当時、たしかレンガ造りのテラスみたいなものがあったのですが、
その名残りのようなものが窓の外にわずかに見えただけ。
そして、ラザニアを注文したとたん、激しくワインが飲みたくなってしまって・・・
当時の面影を残す唯一のアイテム、生ジュースを見捨ててしまったのでした。

ああ、痛恨のミス。
ラザニアはマジかよ?!っていうほど小さくて高かった。
その上たいしておいしくもなかった。
でも店は結構繁盛していた。
みんな生ジュースを飲みに来ているようだった。
しまった~!!と地団駄を踏んでもあとの祭り。


こ、これで1570円って・・・!!

こんなんじゃまったく足りるはずもなく、別の店に入りなおして
サンドイッチを食べました。
まったく御茶ノ水らしくないガラス張りのお洒落なパン屋で。
なんかとても空しかったです。
とほほ。

昔のお茶の水は、どこかうす暗くて、退廃的で、洒落ていて、どこに行っても煙たかった。
○十年の間に、古きよき昭和のデカダンスは御茶ノ水から消え去ってしまったのであった。
煙草の煙とともに・・・。
くぉ~ん。