OZLIFE’S DIARY

メルボルンで働く永住者OZLIFEの雑記帳

(および過去記事収納所)

陶芸教室-デザイン攻防戦

2001-08-17 | 日々のつぶやき
冬の間はアウトドア活動があまりできないから、そのかわりに陶芸をやってみることにしました。私の相棒が昔、七宝焼き用に買ったという小さな電気窯があるので、それを利用して自分でちょっとした小皿や植木鉢なんか作れるようになったらいいなあと思ったのです。タイミングよく、うちから歩いて5分のところに教室を見つけて通い始めました。年配の女性トーラ先生が毎週日曜午後に自宅の車庫を開放して教えてくれます。生徒は私のほかに一人だけで1回2時間10ドルと申し訳なくなるような値段。

まったくの初心者なので、粘土の練り方から始め、手びねり、ひもづくり、板づくり、型押しなどの技法を覚えました。ここまで来て自分が作りたいものは、とうてい手でこねこねやって作れるものではないということがわかりました。ロクロが扱わせてもらえるのはまだまだ先のようなので、とりあえず自分が欲しいものは今のところ厚さが均一になる板づくりでしか作れないようです。

先生にしてみれば、いろいろな技法を練習して欲しいのでしょうが、どうも装飾系がお好きのようで、台の上にきのこがにょきにょきとか、かえるがケロケロとか、うろこ風モービルとか他の生徒さんが作ったそういった作品を見せてくれて「ねえ、こんなのどう、素敵だと思わない?」と言ってくるのです。NOと言えない日本人なので「ええ、素敵ですね」と答えると、翌週それを作らされそうになるので要注意。私の技量でそういうのを作ればどうせ「がらくた」になるのはわかりきっているし、がらくたは家に置きたくないし、シンプルなわびさび系が好みなんですけど・・・

前回の日曜日も
「今週はほら、このおうちを作ってみたらどう? 先週ワンダフルって言ってたでしょ」
「え~っと、あの~、素敵ですけど、私はアートの才能ないし~うちにはもうアーティストが一人いるんで、私は実用的なものにとどめておきます~」
「ほら、でもこれ作った生徒さん、どべ(接合粘土)がゆるくて焼いたら屋根がとれちゃったんだけど、屋根がふたになってキャンドルを入れられるってかえって喜んでいたのよ。あなたもキャンドル入れにおうちどう?」
「・・・」
なんとか先生の「押し」をかわして、作りたかったオリーブオイル用の皿を板づくりで作ることができましたが、自分で満足できるものが作れるようになるまで、いったい何個がらくたを作らなければならないのかと思うとちょっと気が遠くなります。攻防戦は今後も続く。。。

大ショック!! 金魚殺害事件

2001-08-15 | 日々のつぶやき
サギか猫かそれとも両方か・・・日曜日の朝に池端の岩の上にうろこが散乱しているのを発見。ああ、うちの金魚が岩の上で抵抗してばたばたしていた様子が想像されます。

この1~2週間けっこう冷え込んでいたので金魚達は池の底の方で半冬眠状態になっているのだろうとタカをくくっていたのがいけなかった。本当は底の方で必死に身を隠していたのでしょう。

この2週間でいったい何匹消えてしまったのか想像もつきません。今回大きな金魚のうろこを見つけなかったら春まで気がつかないところでした。20センチ大の親金魚4匹と5センチ大の子金魚が30匹ほどいたのに確認できた生存者は親子一匹ずつだけ。悲しすぎる~。底の見えないところにまだ生存者がいるはずだとは思うのだけど・・

去年、隣の家の猫に一匹殺られて塀の穴をふさいで以来、猫の被害はなかったし、今年に入ってサギが2回姿をあらわした後には釣り糸を張り巡らして対処はしていたのに。可能性は最近来ていた気配のある裏の家の猫か、スキルアップしたサギのどちらか。猫にしては今までの仕事がきれいすぎる様な気もする。それともワライカワセミ?

うちの池の表面はとうとう美観も何もなくすっかりネットにおおわれてしまいました。まだショックから立ち直れない。。。