OZLIFE’S DIARY

メルボルンで働く永住者OZLIFEの雑記帳

(および過去記事収納所)

オージー脱落

2001-11-26 | 日々のつぶやき
朝5時半に目覚しがけたたましく鳴って安眠妨害された。オージーの相棒が目覚しを止めてベッドから出ていった。サッカーの生中継を見るためである。
ワールドカップ出場をかけたウルグアイとの最後の試合。先週メルボルンでの試合は1-0でオージーチーム「サッカールー」が勝ち大いに沸いたが今度は敵地での対戦。しかも怒りに狂ったウルグアイ人が暴動を起こした地である。
7時頃に私が起きたときにはウルグアイに1点勝ち越されながら後半戦をむかえていた。朝ご飯を食べているときにはオージーがゴール前で押していた。ところが歯を磨いているときにはウルグアイに2点目を入れられ、「Oh,no.. oh,no.. Ohhhh,Noohhhh!!!」という相棒の悲痛な叫び声が聞こえてきた。
「2点目入れられたよ~」と叫んでくる相棒に「言わなくてもわかるって。。。。」
駅まで私を送迎してくれる途中も車の中でラジオ中継を必死に聞いていた。結果は3-0でオージーの負け。
ワールドカップへの夢は空しく消えた。さらば、オーストラリア。
会社についたら私みたいに冴えない顔色の同僚がいっぱいいた。ああ、眠い

シュピーゲルテント

2001-11-19 | メルボルンのあれこれ
メルボルン・フェスティバルの一環としてヨーロッパからシュピーゲルテントが来ており千秋楽の昨日見てきました。シュピーゲルテントは1920年創立の伝統あるサーカステント式のショー舞台で歴代の出演者としてマレーネ・ディートリッヒなど数多くの大物が舞台を飾ったそう。

昨夜の第ニ幕の出演者はMy Friend The Chocolate Cakeというアコースティック系のバンド。なかなか楽しめました。このバンドのバイオリニストの女の子、宮沢りえにうりふたつ。思わず腹違いの姉妹ではないかと疑ってしまうほど似ていました。

会場の中はいかにも年代を感じさせるインテリア。アールヌーボー調のステンドグラスにミラーをはめこんだ柱。赤と青の天幕。そして天井からは大きな真鍮のシャンデリアがつり下がっていました。昨日はあいにくものすごい風の日。天幕は帆のようにブルブルブルとすごい音をたてるはシャンデリアは大きく揺れるわで出演者も心配げにシャンデリアを見つめながら演奏してました。シャンデリアの真下に座らなくて良かった~と思いながらもちょっと花屋敷のローラーコースターに乗るようなスリルを味わいました。