OZLIFE’S DIARY

メルボルンで働く永住者OZLIFEの雑記帳

(および過去記事収納所)

ドラッグ vs オペラ

2001-05-22 | メルボルンのあれこれ
私が通勤に使っているフランクストン駅一帯ではいつもオペラの音楽がかかっています。実はこの界隈、ドラッグのヤミ販売なんか行われているようであんまり治安のいい場所じゃないんです。私が乗下車するピークタイムは全く問題なく、個人的に危険な目にあったことはないのですが、夜はいうまでもなく人の少ない昼間の時間帯などがかえって危険なようです。

フランクストン・ショッピングセンターもジャンキーの若者が溜まっていたりして客の足が遠のき、テナントも埋まらなかった時期がありました。たしか1年前には女子トイレでドラッグ中毒死していた女の子が発見された事件や、ショッピング客に物乞いするジャンキーに対する苦情などがローカル新聞を賑わせていたのです。

当時のビクトリア州知事のケネットは公共福祉関係の支出を大幅カット、フランストン地域をパトロールする警察官の数も大幅削減されており、治安の維持が心配されていました。

そこで、最近導入されたのがオペラ。どうもジャンキーはオペラ・ミュージックがお嫌いらしいのです。北米のどこかで実証されたとかでフランクストン市もこれを導入、駅周辺の治安維持にまずまずの効果を上げているようです。

ところで、新しい知事の誕生で、フランクストンにもパトロール警察官が戻って来たようです。その証拠に先週の日曜日に私、パトロール警官に目をつけられてしまいました。あまりにも汚い格好でうちの垣根沿いに植え込んだラベンダーを半かがみになってチェックしていたところ、不審人物と間違われてしまったのです! もちろんすぐに誤解は解けましたが。。。それにしても、あの警察官、ほんとミスター・ビーンズにそっくりだった~。

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。