ぜんきちの365日

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熊本地震」橋崩落で南阿蘇村分断の危機  通学も不通

2016-05-03 09:31:34 | 日記
熊本地震で阿蘇大橋が崩落した熊本県南阿曾村が、地域分断の危機にさらされている。橋の西側に位置する立野(たての)地区の
住民は、役場や小中学校などがある東側の村中心部にいけなくなった。深い谷に架かる巨大な橋の再建には相当な期間がかかると
みられ、住民からは「移住せざるを得ない」という声も漏れる。「赤橋」と称される観光名所の阿蘇大橋は1971年に開通した。
長さ205メートルで、谷底からの高さは約70メートル。立野地区を通る国道57号と、村の中心に向かう325号を橋は大事な生活
道路でもあった。地震前、地区の小中学生らはスクールバスなどで阿蘇大橋を渡って小中学校や保育園に通っていた。だが
一連の地震で阿蘇大橋だけでなく、南側の橋も大きく損壊。北側の橋はそこに行くまでの国道57号が、崖崩れで大量の土砂に
埋まった。村の東西をつなぐ第三セクターの南阿蘇鉄道は残っているが、沿線の土砂災害で線路が曲がっており、「復旧のめどが
立っていない。阿蘇大橋を再建するにはまず国道57号に流れ込んだ大量の土砂を取り除く必要があり、国土交通省熊本河川国道事務所が
20日に作業を始めたが、本格工事には、当面は入れそうにもない。県の担当者は橋の再建の見通しについて「全く考えられ
状況にない」と話している。

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