いってらっしゃーい

日常生活の中でみかけたもの。街や野山はふしぎなもので満ち溢れています。

補完

2010年07月18日 | 雑文
エヴァ のはなしのつづきではありません。

こっちにきてから、思ったとおりの情報がなかなか得られず、不便な
思いをすることが多いようです。
地図をみて、あるところにいくのに、なかなか1番いいルートがわからずに
そのまま遠回りして時間を無駄にしてしたり、入り口などに地図が示されていない地下街に
出かけて混乱したり、案外不便なものです。

以前、日本でGPSがはやりはじめたとき、自分で空間を把握する能力が落ちないか?と思ったんですが、GPSで国土の隅々まで車でいける環境にいる知人に、鳥瞰図をみている
感覚で目的地を説明すると、現在地と目的地をナビにいれないとわからない と言い出したのです。それから、外国で、カーナビのない車で道に迷ったときに、道路工事しているアラブ系のおっさんに地図を示して、ここがどこかわかります?ときいて わからない といわれたり、深夜のファミレスで、よっぱらいのおっさんにきいて、やはり地図がよめなかったり、われわれが、地図があればなんとかなる と思うことが、実にあやふやな信仰?であることを知り、驚いたのものです。ならばどうするか。私は、いま、地図はおおまかなところだけをみて、あとは道の曲がり具合、市内にある鉄塔やタワーの位置関係をみながら、自分の場所を把握しています。地下街にはいるときは、そのあたりの地上の様子をいったん見回して、地下街の中での進行方向にあわせて頭の中の地図上の位置を補正し、あるいた距離で場所を確認するわけです。以前はこんなことはできなかったのですが、人間の頭って、案外よくできているものですね。他の方はどうしているんでしょう。 


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