池上彰さんのTV番組を見ました。
自民党総裁選挙について、わかりやすく解説されていました。
この姿勢は「週刊こどもニュース」を思い出させてくれます。
そこで、不思議に思ったこと第三弾。
①なぜ、党の代表を選ぶのに、国会議員票が一般党員票の1000倍の力を持つのでしょう。
総理大臣を選ぶのとは訳が違います。(事実上同じ意味を持つとしてもです)
国会議員も一党員なのでは・・・。
自分なりには、議員は自民党員以外の人の票も獲得してなれたのだから・・・とも思ったのですが、 党の代表ですから、自民党員以外の意見はこの際無視でも良いのではないかと思います。
党費を出している党員の意思が反映されにくくなりますから。
②決選投票のとき、各議員1票と各都道府県で1票ずつというのがよくわからない。
理由の一つは①同様、一人ひとりの党員の意思が反映しづらいことですが、各都道府県一票というのが平等っぽく見せてくせものです。
各都道府県で党員数の違いはないのでしょうか。
アメリカ大統領選挙で投票する選挙人は、州によってその数が違うようです。
つまり人口が多い州で支持を得ると、その分選挙人を多く獲得できると云うことなのでしょう。 自民党員の都道府県別人数は知りませんが、全てほぼ同じと云うことはないでしょう。
お金は沢山有るのですから(嫌みに聞こえますか?)、よいアプリを作ってガンガン党員の意見を吸い上げたらよいのではないかと思うのです。
「選挙」というのは民主主義を支える大きな柱です。
まがりなりにも選挙と名の付く行為に対し、一部の人の意向が強く反映するようなシステムには、違和感を覚えざるを得ない私です。