雪まみれ日記

もうすぐ40の声が聞こえてきた中年&へタレなスノーボーダの雪まみれ&山遊び関連の日記。

讀賣クラブ

2004年09月17日 | etc....
スポーツ関連の仕事をしている人と仕事飲み。かつては讀賣クラブユースでプレイしていた人である。
時節がらプロ野球のスト話からプロスポーツのオーナー論になる。
儲かるからやるって人がやるんじゃなくて、オーナはこういうチームが作りたい、こういうゲームがしたいっていうビジョンがある人がやるべきだ、という話をしてくれた。
好きなだけじゃ駄目で、こんなチームカラーにしたいんだ!というビジョンが大事だそうだ。

讀賣クラブの創立者であった正力さんはものすごくそういうビジョンのある人だったそうである。
「毀誉褒貶の激しい人だけど正力さんのような人が今のプロスポーツ界にはいるんだと思うよ」

佐野真一が書いた正力さんのルポ「巨怪伝」を読んだことがある人はわかると思うが、ビジョンを描いてそれを実行するという点においては20世紀の怪物の一人だと思う。

好きなのはオーナなら当たり前。好きだけど無能なオーナは駄目で、好きでなおかつ明快なビジョンのあるオーナでなければならないってことであろうか。
同感である。