おやつ堂 のあ in 黒部・宇奈月

黒部・宇奈月のちいさな手作りお菓子屋「おやつ堂 のあ」の日々あれこれそれこれぶつくさ日記。今日は何を書こうかな***

謎が解けた

2021-11-03 11:03:00 | おやつ堂 のあ
6月の日日にんまりで
自主映画いただきます2ここは発酵の楽園を上映しました。
この映画には菌ちゃん農法の吉田さんが出ておられます。
私は菌ちゃん農法を知りませんでしたが
いただきますの映画告知等を通して知り
実際に映画を見て感じた事は

   感じた事は

正直に言うと違和感でした。
(非難してるわけではなく最後までお読みください。)
なんだろう。なんか違う。なんか違和感。
なにか腑に落ちない。
そんな中途半端な氣持ちを持ちました。


9月に地球守とんびゅうの杜の草刈りwsに参加しました。
その時に参加者さんが講師の方に質問をしていました。
作業中での質問だったので
よく聞こえませんでしたが
菌ちゃん農法のことを聞いている感じがしたので、後で直接聞いてみました。

質問内容はやはり菌ちゃん農法のことで
その方に簡単に菌ちゃん農法を説明してもらいました。
その参加者さんは黒マルチを使用したくないけど、菌ちゃん農法では使用する。
菌が安定すれば黒マルチは外しても良いみたいだけど、できれば最初から使用したくない、とのことでした。

私も黒マルチは使いたくありませんが
菌ちゃん農法のやり方を聞いて
〝もしかしたら″というある思いが湧きました。

   もしかしたら

もしかしたら結果を早く出すための農法なのでは?と。
今の人は結果を早く欲しがります。
待てない。
そして成功率が高いのでは?と。
そんな事を思いながらも確かめる術を探すこともなかったのですが
不思議ですね、答えはやってきました。


先月育てて備えるという
オンラインサミットを観ました。
10人のスピーカーの中に
菌ちゃん農法の吉田さんがおられました。
と言っても
菌ちゃんの会は観ませんでした。
その後にスピーカーさんの対談の会で
吉田さんとパーマカルチャーデザインの四井慎治さんの対談を観たんです。

そこで吉田さんはこう言っておられた。
〝僕は本当はやってはいけないのだけど
農法を定義してしまった。けどこれをやれば確実に収穫できる。登山で言うと7合目まで連れて行ってあげる。7合目の景色を見せてあげれる。後はいろいろやりながらやっていけばいい″

この話を聞いて
吉田さんはとても苦労した人なんだろうな、と思いました。
上手くいかなかったことも多々あったのだろうと思います。
そしてたくさんの方に育てる楽しさを伝えるために、最初に確実に収穫できるやり方を見出した。
なぜなら
成功体験・収穫体験が継続には必要だから。

吉田さんは対談の中で
四井さんを羨ましがってました。
僕は本当は四井さんのような暮らしがしたかった、と。
四井さんは生活の中に循環を取り入れておられます。
排泄物や雨水の利用など家庭のちいさな循環を利用しています。

菌ちゃん農法の謎が解けたので
初めて野菜を育てる方はやってみるといいかもしれません。
私は最初から遊び・実験としてるので
実らなくてもお猿さんに先を越されても
挫折はしませんが(笑)





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