おやつ堂 のあ in 黒部・宇奈月

黒部・宇奈月のちいさな手作りお菓子屋「おやつ堂 のあ」の日々あれこれそれこれぶつくさ日記。今日は何を書こうかな***

種まきびと

2011-12-12 21:09:50 | 
昔、自分の生活に必要なモノは自分で作れたらいいなぁなんて思っていました。
もちろんお家も
だけどなんちゃって日曜大工をしてみると、自分には木工のセンスはないな、と痛感するのです。
クギをいっぱい打たなきゃ出来ないなんて!!ダメよ

本屋さんでお目当ての本がなくてふらふら何かないかとみていたら
気になるタイトルの本があって、はい、手にしていました。

「種まきびとのものつくり」早川ユミ(アノニマ・スタジオ)

布作家の早川ユミさんのライフスタイルの本です。
高知の山奥でのちいさな自給自足の生活。
衣・食・住・からだ 毎日の生活のものつくり。
暮らすこと=生きること
生きること=作ること
本来は当たり前のことが、消えつつある今。
手作りの暖かさ、作る喜び愛おしさ、消費の生活では手に入れられない豊かさですね。
それからこの本はモノをつくるだけじゃなく、生活をつくるヒント本でもあります。
例えば「洗いものの瞑想法」
洗い物の時にうつわを作った人を想い、うつわに込められたものを見るなんて
きっと旦那様が陶芸家であるから、その影響かもしれませんが
作り手にとっては嬉しいことですね。

そして何より早川さんの絵が素敵です。
媚びないその絵は、早川さんの生活と共にあり、優しさとパワーを感じます。
絵をかきたくなりました。

共感する部分がとても多くあるのですが
これはその一部。

「・・・チェルノブイリの原発事故をうけて、反原発運動に参加しました。こういうことで社会が変わると信じていました。
けれども、政治が悪い、政府が悪いといって、ひとびとと連帯することでなにかを変えようとするのはわたしにはむつかしかったのです。
そうではなくて、社会や世界への気持ちを伝える方法として、自分のこころがもっと突き動かされるなにかをひとりで探してきました。
そして、わたしの暮らしを変えるところからなにかが変わると、直観したのです。」


この本は去年発行された本です。
今年3月に震災があって、原発問題が今現在も続いています。
反原発もわかります。
でも実際問題、原発の恩恵も受けています。
私たちの利用の仕方に問題があるわけで、プルトニウムちゃんやウランちゃんたちに罪はありません。
数霊の深田さんは、まずは感謝することと言っていました。
私たちが原発に頼らない生活を実践することが、「変える」ことの第一歩のような気がします。



アーモンドのクロッケ

2011-12-12 20:50:56 | おやつ堂 のあ
先週の金曜日、降りましたねぇ雪が
叔母さんの電話で起こされて、ふと窓を見たら外が白かった。
韓国の友達からメールあって、向こうも朝に雪がちらついたんだとか。
こちらは3㎝ほどだったので、もう消えました。
タイヤ交換しなきゃ


アーモンドのクロッケ。
メレンゲベースの生地にオーガニックのアーモンドがザクザク。
いつもは楕円に作るのですが、今回はハートにしました。
昨日なないろKANであった、婚活イベントでの景品のご注文をいただいたので
クッキーの詰め合わせの中の一つにしたので
いいご縁があったかな???