今年こそ！

パリーグも開幕し、セリーグも３０日に開幕。
昨年の２位、最後の最後まで中日を追い詰めた、『我らの』（と敢えて言わせていただく）阪神タイガースは２年ぶりのリーグ制覇＆８５年以来の日本一を目指して戦うことになります。

さてさて今年の阪神だが、何といっても井川の抜けた穴をどう埋めていくのか、今年のペナント奪還においては避けて通れない課題です。
オープン戦では江草、小嶋、能見が「ポスト井川」として岡田監督が期待して起用していたが、どうも小嶋が「ポスト井川」の有力候補になりそうな気がします。昨日も７回３失点と好投し、大崩れした試合がオープン戦ではない。能見は今日、３回にＫＯされたし、江草もまあまあだが、小嶋の安定感と比較すれば分が悪いかな。報道によると、小嶋は３１日がデビュー戦らしい。もしここで好投すれば、井川の穴を１００％埋めるのは無理としても７～８割方は埋められるかもしれないですね。
スターターでは福原、安藤が開幕に間に合わないのは本当に痛い…。２人とも昨年の驚異的な追い上げの立役者だったし、昨年の終盤の調子ならば１５勝は見込めそうだっただけに、一日も早くこの２人が復帰してほしいものですね当面はジャンや下柳を軸にローテーションを組みそうですが、やはり２人がいないと迫力に欠けるような…。
リリーフ陣は中日よりも上でしょう。と言うよりも１２球団一の質量を誇っているリリーフ陣だと思います。ＪＦＫは昨年はＪ（ウィリアムス）とＫ（久保田）が離脱しましたが、今期はしっかりと調整してきているようです。Ｆ（藤川）も今年はチェンジアップを習得したようですし、進化しています。橋本健太郎も結果を残しているし、阪神の先発陣は５回まで抑えればＯＫなのかもしれません。

打線は問題ないでしょう！（文句のつけようがない！！）
１番鳥谷、２番赤星という新オーダーは機能しているようですし、何と言っても今岡の復帰は本当に大きい！一昨年の打点王（しかも１５０打点近くマークしていますし！）だし、もともと力のあるバッターです。個人的には今岡は現時点で日本選手の中で最高の右バッターだと確信しています。（星野監督も今岡を五輪代表候補として見ているようですし）
鳥谷、レッドスター、アンディ、アニキ、今岡、濱ちゃん、矢野、健太郎と続く打線は巨人や中日には負けない打線です。しかも、林威助や藤本、高橋光など控えも充実していますし、野手陣は充実しています。

交流戦が始まるまでは打線が投手を助けるシーンが目立ちそうですし、それが阪神の勝ちパターンになればいいと思います。
中日は今年も戦力が充実しているし、中村ノリも加入します。戦力の上積みがある分、今年こそ敵地（ナゴヤドーム）で叩いてほしいです。巨人も小笠原や谷が加入し、イ・スンヨプも好調です。侮れない存在だし、ヤクルトは岩村が抜けましたが、こういう時のヤクルトは怖い存在です。広島は黒田残留でチーム全体の士気が高まっていますし、横浜は「工藤効果」が現れそうな感じがします。
今年はクライマックスシリーズがあり、３位を狙って激しいペナントレースになりそうです。
当然油断はできないけど、それでも自分は阪神が優勝争いに加わるとは思っています。

今年こそ日本一を！！