けいいちの日記

「けいいち」が綴るスポーツネタを中心としたブログです

今こそ構造改革の時

2011-06-07 | 阪神タイガース
虎・新井、沈黙の4番4タコ…好機ブチ壊し(サンケイスポーツ) - goo ニュース

阪神が陥っているドロ沼は底が知れません。
昨日時点で11の負け越しで交流戦では僅か4勝。(そのうち1勝はホークスから挙げている「金星」なんですが
90年代の「暗黒時代」を思い起こさせるダメっぷりですが、その原因は得点力不足であることは間違いありませんし、その得点力不足の背景にあるのは統一球です。

統一球導入初年ではありますが、既に本塁打が減少し、投手に圧倒的に有利になっていますし、それはデータが物語っています。(パの防御率トップ10が全て1点台というのが象徴的です)
そのために、今まで打撃力(≒長打力)で成績を収めていた巨人や阪神は統一球の影響をモロに被っています。
ただ巨人は阿部のケガや小笠原の不振などレギュラークラスの選手が離脱してもなんだかんだで5割前後をキープしています。
それは若手の活躍もありますし、東京ドームというホームランが出やすい環境を本拠地に構えている恩恵もあるかもしれません。

対する阪神は甲子園というホームランが出にくい本拠地でありながらも長打力を売りにしている打者ばかり揃っている、構造的な問題を感じます。
BSやGAORAなどで阪神のゲームを見ていますが、中軸が走者に出たとしても機動力が使えませんので、頼るとなれば安打か四球しかありません。しかし交流戦では好投手が揃うパの投手に対しては連打は厳しいですし、四球も望めませんから、得点力不足はある意味当然なのです。
更にはベテランを多く起用し、フレッシュさが感じられないことが今の阪神を取り巻く閉塞感につながっていると感じます。(これはスポーツナビでダンカンが指摘していますが)
そこに昨年から続く真弓監督の不可解な采配がプラスされており、「真弓辞めろ」との声が高まりつつあります。

正直ここまで来ると、「相当のショック療法」が必要ですし、それをするべきです。
ではそれが何かとなると、真弓監督の解任か積極的な若手選手の起用しかないと思います。
個人的には真弓監督の采配に懐疑的ですが、それ以上に若手にチャンスを与えてほしいのです。
コバヒロを獲得した代償で高浜という優良若手を放出した愚策に代表されるように、フロント主導でベテラン優遇で編成していたのは明らかです。
しかしもうこの編成では限界を迎えているのは明らかですし、もし(昨年のヤクルトのように監督を替えた後に)ここから驚異的な追い上げを果たしたとしても結局は問題の先送りとしか思えないのです。(個人的には今が阪神タイガースの構造改革の時だと思うのです)

スポルティーバのコラムでは、俊介を8番に起用し、実質1番の役割を果たさせようとする真弓監督の意図を解説していましたが、俊介に限らず機動力のある選手を多く起用してもらいたいのが個人的な願望です。
そしてレフトの守備に難のあるアニキ。こないだはレフトフライで2塁走者のタッチアップを許しましたが、さすがに厳しいのではないかと感じてしまいます


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