ずいぶんと日が短くなりました。
17:14なのにこの暗さ。
なのに、外からは子どもたちの騒ぎ声が聞こえてきます。
暗くなるまで遊ぶ、とはまさにこのこと。
今住んでいるところ(兼オフィス)は、
同世代のお友達が近所に沢山いて、
一緒に野球をしたり、キックベースをしたり、
虫取りをしたり、ゲームをしたり、
実に仲間に恵まれています。
毎日毎日近所迷惑なほど大声を轟かせ、
身体をいっぱい使って遊んでいます。
有り難いことです。
この地域ではみんなそうかというと、
実はそうでもなくて、
農家のお家は多くが1軒1軒が結構離れているので、
こどもだけで出歩いて友達の家に行くのもままならず、
かといって放課後に親がいちいちお友達の家に送り迎え出来る訳でもなく、
結局家でゲームすることになっちゃう、
って話、よく聞きます。
Iターン当初、外でこどもたちが全く遊んでいないので、
本当にびっくりしたのです。
正直なところ、
あまりに都会人が勝手に妄想する田舎のイメージと違ったので。
でも、そんな田舎にしてしまったのは、
完全に大人のせい。
訳の分からない、特にこどもを狙った犯罪なんてものが
沢山起こる世の中になってしまったから。
自然豊かということは、
死角が多いということでもあり、
無節操な大人の行動は、
みんなを怖れさせ、
学校はこどもだけであっち行くな、こっち行くな、
と規則だらけになり、
それまで自由に野山を駆け回って、
絶対に都会人より豊かな経験をしていた
田舎のこどもたちから、
貴重な体験の機会を奪ってしまったのです。
とにかく、田舎の子は、本当に今、
びっくりするほど外で遊ばないのです。
でも、そんな中で、
我が家は偶然近くに家が多く、
仲間がこれまた多い。
日々仲間と一緒に自然を感じ、身体を動かし、
付き合いを学んでいるこの環境に感謝せずにはいられません。
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