そとっこ 副店長 blog

ちいさな冒険家たちのアウトドアショップ・そとっこ副店長が、お店のことや子育てのこと、南信州での暮らしを綴っています。

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産んだ日

2011-09-15 | ツブヤキ
今日は末っ子の誕生日です。

子どもたちの誕生日がやってくると
どうしたって必ず思い出してしまうのが
その子どもを産んだ日のこと。

特にこの末っ子の誕生の日のことは
なかなか忘れようがありません。

この子をお腹に宿し、臨月に入るかという頃、
父が末期癌で地方の病院に入院。
私もまだ幼い上の2人の子を姑に預け、
何度か東京と地方を行き来しましたが、
あっという間に帰らぬ人となりました。

父の仕事柄、地方と都会の2カ所に拠点を持っていたこともあり、
亡くなった地方で(それは今私の住む地方でもあるのですが)密葬を済ませ、
首都圏の父の自宅近くでの葬儀は1ヶ月後に執り行うことになりました。

そこから1ヶ月後といえば、
出産予定日3日前。
上の2人の子はどちらも予定日数日前に産まれています。
葬儀会場は東京の私の嫁ぎ先の家から車で2時間近くかかります。

いつもいつも私の健康には気を遣ってくれた姑。
曰く、
「子どもたちと一緒にしっかりお父さんを送ってくるから、貴女は待っていなさい。」
私と、いざという時の運転手役の夫は、2人で留守番をすることに。
久々に2人きりの静かなゆったりとした時間を過ごしました。

ずっとずっと幼な子に合わせた食事の数年間で、
食べたくても食べれなかったインド料理なんか食べにいっちゃったりして。。

夜7時。
「無事送ってきたから安心してね。」
「大勢見送ってくださって、立派なお葬式でしたよ。」
姑が子どもたちを連れて帰ってきました。

なーんだ、結局今日は産まれなかったし、
これなら私も行けたかも。

と思ったその瞬間。

うっ。

陣痛が始まりました。

カラダが大きくて分娩台の上でかなり苦しまされたけれど、
人一倍大きな泣き声で、
日が変わる頃に産まれた次男。

あれから9年。

格闘技。
機械いじり。
人。
辛い食べ物。
派手でオシャレな服。


思えばこの子は物の好みが亡き父に似ています。
図々しい性格もそっくり。

命はつながっていきます。

お誕生日おめでとう。



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一体何が!!

2011-07-21 | ツブヤキ
このブログの昨日のアクセス数が
いつもと一けた違います!

な、何が起こったんだ!?

どなたか、何か大きな繋がりのあるところにリンクをしてくれた方がいる?
としか思えない数です。

どなたですか~?


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ツイッター レイチェルカーソン 映画 お客様 そして緑 

2011-05-26 | ツブヤキ
何というタイトル。

まあ、でもこれが最近のワタクシのとっても個人的なキーワードとでもいいましょうか。。

〈ツイッター?〉

震災以来、眠っていたリサーチ癖に火がついてしまい、
テレビ、新聞はもとより、ネットにツイッターにと
情報に埋もれそうになりながら
溺れないように偏らないようにと
その渦の中で足を踏ん張っています。

ツイッターの気楽さには注意も必要ですが、
気楽につぶやけちゃうゆえ、ついつい多用してしまって
ブログがおろそかになってしまうー
聞いていた話ではありますが本当でした。


〈レイチェルカーソン?〉

原発の事故以来、
どうしたって環境問題に関わってきた先人たちの書物に触れたくなります。
中でも
「センス・オブ・ワンダー」、「沈黙の春」の
レイチェル・カーソン

私の母校の教授でもあった、
社会学者、鶴見和子先生のエコロジー論

どちらも故人ですが、
私が生まれた頃にすでに今のこの状況を見通していたように
世界に警鐘を鳴らしていたことに驚いてしまいます。
今の日本をみたら
二人とも一体なんて言うだろう、
嘆き悲しんで、そしてどう未来への提言をくれるだろう
-そんなことを考えながら読み続けています。


〈映画?〉

何故でしょうか。
無性に映画が見まくりたくなり、
寝がけに缶ビールを持ってDVD、のスタイルのこの頃。

昔はまっていた中国映画にあらためてはまり直しています。
このことは語り出すときりがないので、またおいおいぐだぐだと書くに違いありません。
あきれながらお付き合いください。

〈お客様?〉

春休みのキャンププログラムがことごとく中止となった影響もあったでしょうか。
当店の新商品入荷が例年より遅れてしまっているせいもあると思います。
この春はご来店いただくお客様の数も少なめで、
いつものバタバタの春とは違い、少しのんびり感漂っているそとっこです。

でも、その分、それぞれのお客様と電話でゆっくりお話ししたり、
メールでうーんとやり取りしたり、
なんてことがいつも以上に多いような気がしています。

震災の話や子どもたちのこれからのことなど、
いままでよりもなんだか広く深くお話させていただく機会が多くて
これはこれでとても嬉しくて。。

でも、春は諦めたけど、夏はキャンプに参加させるのよ、てお客様も沢山。
今年はどうかなあ、と思っていたけれど、
富士山に登ります!ってファミリーからのご相談も。

我が家では今年、
中2のお姉ちゃんが、長野県では恒例の登山学習があり、
南アルプス烏帽子岳に登ります。
残りのメンバーも負けちゃいられない。
さあ、どこに登るかな?

〈そして緑?〉

気がつけば緑もゆる季節になっていました。
つべこべ言うよりこちらで。




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信濃の国

2011-05-10 | ツブヤキ
また、いつかの機会にきちんと書きたいなあ、
と思っていたことなのですが、
ふと考える機会があり、えいやっと書きます。

私はリニアCルート
(南アルプスにトンネルを掘り、飯田を経て名古屋へ向かうルート)に
反対なのです。

でも、この反対という気持ちは
まだかなり直感的な部分で語っています。

あれだけの山脈を穿って、
自然環境への影響がない訳がない、
とか、
大鹿村や南信濃地区の山の中の崩壊地を何度か目にして
あの地盤の緩さが安全な訳がない、
とか、
環境に対する意識が高いところや
山の神様や
自然とつながる暮らしこそがこの地のアイデンティティーで、
そこが都会からみたときの魅力なのに、
喜んで山に穴開けたらアイデンティティーもなにもなくて
都会人からは魅力半減、
そもそも
交通の便が良くなれば沢山都会人が来てお金を落とすなんて
妄想に過ぎない、
(と都会出身の私は思う)とか、
そんなそんな観念的なことなのです。
今の反対の理由は。

恥ずかしながら
その一つ一つをきちんと理論立てて説明できるほど
まだ勉強をしていないのです。

しかも、地元の皆(正確には経済界?)が
あまりにCルート大賛成の嵐なので
私が言っても、どうせ流れ者の戯言に聞こえてしまいそうで、
声あげる自信がいままでなかった、ってのも正直なところです。

経済が潤わないことの大変さや悔しさ、
先行きへの不安は、中途半端な気持ちでIターンなんかしてきた私よりも
ずっとずっと地元で暮らしてきた賛成派の人たちの方が
実感していることだから、
なんとか理解したい、とも思ってきました。

でも、古くからこの地で暮らしてきた人たちこそ
本当は山に畏怖の念を強く持ってきただろうし、
山に人間が、安易にそれも大規模に手を入れることのもたらす結果を
想像できるであろうに、
なんでそこまで皆が皆賛成なのだろう、とも思ってきました。

ところが今日、
ふと気づいたことがありました。
子どもが県庁見学でもらって来たファイルに、
長野県民が誇る歌「信濃の国」の歌詞が載っています。
第六番の2行目。
「穿つ隧道二十六 夢にもこゆる汽車の道」
とあります。

この歌の制定は昭和43年。まさに高度経済成長最終絶頂期です。
トンネルを穿ち、汽車を通すのは、
それだけ誇らしきことだったのですね。

ちょっとびっくりしつつ、少し納得もしたのでした。

私はアラフォーとはいえ、この時代を肌で感じていません。
でも、この時代の感動をもう一度、と思う人は
少なくないのかもしれません。

でも、時代は変化しています。
世界は変化しています。
ましてや今回の震災で、日本中が自然のとてもつもない力を感じたはず。
原発の事故で、人間の力を過信することの、経済最優先の開発の恐ろしさを感じたはず。

やはり私は直感的に反対です。
きちんと反対を説明できるよう勉強しなくちゃです。
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浅間山

2010-09-27 | ツブヤキ
週末。
浅間山の麓に家を持つ学生時代の友人宅へお邪魔しました。

南信州から諏訪湖を通り、
蓼科山を目指して峠を越え、
白樺湖をすり抜けて
蓼科の高原地帯へ。
愛しの長門牧場の看板だけ見て、
佐久平の広大さを眺めながら
下って下って、
立科のまちなかへ。

いつの間にか
小諸の街に入り、
浅間の麓をぐんぐん登って
浅間サンラインへ。

浅間山は
私の住む南信州の
中央アルプスや南アルプスとは
まるで違います。

でーんと
大きく
裾野を広げて座している点では
富士山にも似ているけれど、
噴火を頻繁に繰り返しているだけあって
山肌に色つやがあって、
山全体が活き活きとしています。
山の鼓動が聞こえてきそうな
躍動感があるのです。

それにしても
長野県の自然のバリエーションったら。

盆地に山地に、
高原に平原に、
湖に、活火山。


人間なんて
山々の隙間に、
湖のふちに、
ちょこちょこっと
住まわせていただいている。

それが長野県です。


ちいさな冒険家たちのアウトドアショップ【そとっこ】






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2010-04-18 | ツブヤキ
・・といっても
自分が始めた訳ではないのですが、

欠かさずチェックしているのが
こちら

時折UPされる国際宇宙ステーションから撮った
地球の各地の写真が
もう信じられないくらい素晴らしいのです。

山崎直子さんが
瑠璃色の地球を句に詠んだことが報道されましたが、
野口さんの写真を見ていると
こんな地球の片田舎にいる私にも
その瑠璃色が実感できて感無量。

スペースシャトル ディスカバリーが国際宇宙ステーションを発った今日のコレ



涙が出そうになります。



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おやつ

2010-03-26 | ツブヤキ
いつも帰宅するなり
「おやつー」と叫ぶ次男。
時に「お」もつかなくなって
「やつー!!!!」
とシャウト。

そんな彼が
この春休みのたっぷりの時間を
持ちこたえるのは至難の業。

さてどうしてくれようと
思っていたら

小学校を卒業して
中学からは宿題が出ていなくて
これまた暇を持て余している姉ちゃんが
毎日のように
「やつ」作りをしてくれる。

いつも
弟たちのバトルぶりを
「くおーらーー!!
しずかにしなさーーい!!」
と鬼の形相で
一喝する姉ちゃん。

だから男子は嫌いだ、と
口では言いつつ、

手作りおやつを
がつがつと美味しそうに食べてくれる
暴君たちのことが
実は大好きだって
私は知っているよん。


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高速1000円恐るべし。

2009-09-22 | ツブヤキ
そとっこのシルバーウィーク。
これまたwonderfull!な体験をしてきました。
その様子は近日中にEVENT&FIELD コーナーにUPすべく奮闘中です。

それにしても、今回の遠出。
参りました。

噂には聞いていた、
少し心配はしていた、
ゴールデンウィーク以上の大渋滞。

見事にはまりました。

まずは行きに軽井沢で。
駅近辺の国道がまるで動きません。
軽井沢のすぐ隣町の友人の家に宿泊していたのですが、
そこを出て、北軽井沢に着くのに、2時間もかかってしまいました。
東京から来た人はなんと7時間もかかったとか。

そして自宅への帰りみち。
松本から塩尻。そして岡谷JCと延々のろのろ。

JCを過ぎて伊那谷に入ると、
いつもはすーっと車が減るこの道が、
いつになっても減りません。
夜の9時だというのに、です。

いつもはガラガラで静かな辰野の小さなPAが、
通行路も塞がれるほどの車の数。

電光掲示板は、東京方面も名古屋方面も皆大渋滞であることを伝えています。
どこもかしこも日本中の車がこの日移動したのかと思うほどの賑わいです。

仕事柄移動の多い私たちには嬉しい高速1000円。
さらに有り難い高速無料化。

でも、ここまで渋滞が凄いと、かなり先行きが不安になったりしてしまう、
この度の旅でありました。

昨日同じように渋滞に巻き込まれていた
(いや、巻き込みあっているのです。お互い様なのですよね。)皆さんは、
きっと同じように不安を感じたのではないでしょうか。




ちいさな冒険家たちのアウトドアショップ【そとっこ】












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夏も終わりだけど

2009-08-22 | ツブヤキ
久石譲-Summer (菊次郎の夏)



この曲を聞くたびに
日本の夏ってこれだよな~、て実感する。

子どもたちに感じてほしい夏って、
こういう夏なんだよな~、って思う。

果たしてこの夏、私は子どもたちに
こんな夏を感じさせてあげられただろうか。


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美しいもの

2009-05-05 | ツブヤキ
前から一度行ってみたいと思っていた
駒ヶ根高原美術館。

先週の休養期間中に
初めて行ってきました。

平日の昼間。
広い館内に客はわたしひとり。

そして立派なコレクションの数々。

草間彌生さんの世界。
柔な私にはちょと強烈すぎた。

池田満寿夫さんの世界。
硬派(?)な私にはちょとロマンチックすぎた。

藤原新也さんの写真はありのままの人間の生き死にをとらえているのに
鮮烈に身に突き刺さる。
自分が経験してきたいくつかの身の回りの死に想いを馳せる。

浜田知明さんの彫刻。
ユーモアたっぷりに社会風刺をしながら、一つ一つの作品が美しい。
とても好き、この世界。

ゴヤ(さん、と呼ぶべきか)の版画。
スペインの作家は、昔スペインを旅行した時に目にして
とても親しみを感じていたのだけれど、
この人にも同じような共感を感じてしまう。
人間の光と闇が部分が合い交じっていて、
でも、どこか道化のようで、人間味があって、
でも、ちょっと狂気のようでもあって。
晩年聴力を失い描いた画がとてもおぞましいと紹介されているのだけれど、
私も3人目の出産後に突発性難聴になって
一時期ものすごい不安を抱えて生きていたので、
少しだけれど、この世界が解る気がする。

美術といえば・・
「にいさん」。
偕成社から出ている いせひでこ さんの描いた絵本。
今はまってます。
ゴッホとテオの兄弟の強い結びつきには
以前からとても興味がありました。
やはりそこに興味を持ち続けた絵本作家いせさんが、
長年二人のゆかりの地を旅し続け、
その集大成として、弟テオの視点で、お兄さんの人生を追った物語。
物語というか、エッセイというか、詩というのか。
幼いころ戯れた小麦畑の黄金色。ゴッホが晩年獲得した南仏の黄金色。
二人で遊んだ頃の空の青。ゴッホが長年抱き続けた心の苦しさの青。
この本の中の様々な絵はほとんど青と黄金色で構成されていて、
この2色が伝える豊かなメッセージに涙しそうなぐらい心打たれます。
選び抜かれた言葉の一つ一つが美しくて、憧れます。

子ども専門アウトドアウェア&グッズのお店【そとっこ】



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