そとっこ 副店長 blog

ちいさな冒険家たちのアウトドアショップ・そとっこ副店長が、お店のことや子育てのこと、南信州での暮らしを綴っています。

来客

2009-05-28 | うれしいコト
夜、
子どもたち全員完璧に寝る支度をして、
寝室に入ろうとすると、
足元に、
来客。

今日は昼間少し遅くまで窓を開けっ放しにしていたので、
迷い込んできたみたい。

子どもたちが歓声をあげたことは言う間でもありません。

そこからが大変。
もちろん眠気は吹っ飛び、
やれ果物を用意だの、
虫かご登場だの、と。

一晩お泊まりさせてあげて明日放そう、と約束して寝たら、
朝の4時半、長男むくっと起き、
「クワガタを放してくる。」と外へ。

それでもいてもたってもいられない。
30分後、
「様子を見てくる。」
と、また外へ。

「ひっくり返ってた。
今日は風が強いからつらいんだ。
やっぱりもう一晩泊めてあげよう。」
クワガタ君、我が家に舞い戻る。

さ、結局いつまでお泊まりすることになるかな。


子ども専門アウトドアウェア&グッズのお店【そとっこ】





ぼちぼちと。

2009-05-27 | お店のコト
在庫一掃のため半額セールをさせていただいたロゴタンク。
凄い勢いでご注文をいただいて、3日間で完売してしまいました。

半額に下げるちょっと前に、以前の価格でこの商品をお買い上げいただいていた
お客様にまた買っていただいたりもして、
なんだか申し訳ないやら、有り難いやら・・。
スミマセン
ありがとうございます

当店とにかくちっちゃなお店で、
どかーんと常に大安売りができるようなお店ではありませんが、
金額なりの価値のある製品を考えに考えて仕入れ、
ビフォーサービス、アフターサービス、製品の研究、ご説明ー
一生懸命頑張ってます。
そとっこで買って良かった。と、どのお客さんにも思っていただけるようになりたいのです

でも、金額の張るものばかりになってしまうのも悲しい。
手頃な価格で手に入ることで、
多くの子どもたちが外へ出るきっかけができることも大切なことのように
思います。

時々、今回のように在庫をまとめてお安く出したり、
アウトレット品をそれなりのお値段でご提供したり、
そんなことも、少しずつ、できる範囲でやっていきます。

一方で、こんな子どもものがあったのかーと
お客様が驚くようなチャレンジングな商品を発掘してご紹介していくことも
常に忘れずに心がけたい☆

どかーんとはできないけれど、ぼちぼちと。



子ども専門アウトドアウェア&グッズのお店【そとっこ】


運命

2009-05-21 | ここのコト
前回紹介した蘭ミュージアムには、
本当に面白いものがいっぱいある。

世界最大のさやをもつマメ科の植物、だって。
これはびっくりな大きさ。
40~50cmはあるかな

他にもガジュマルとか、
タコの木(?)とか、
バナナにパイナップル、
マンゴーにカカオ。

どこか遠くの暖かいところから、
この寒冷地にはるばる来てくれたんですね。

でも、石油パワーの温室のチカラで
なんとか生きてる彼ら。
今後の運命やいかに・・。

CO2をいっぱい排出しながらむりやり生かしていくのは
時代に逆行?
でも、閉館になってさようならも悲しい。

もちろん館内には
蘭もいっぱいあるのだけれど、
昨年まではもっともっと山ほどの蘭であふれてた。

開館6年で財政が行き詰まり、
世界的にも貴重な原種1万5千株は
もう維持できないとのことで、
昨年沖縄にお引っ越ししてしまったそう。

なんだかね。
寂しいこと。

経営って難しいけれど、
そう言っている間も
植物さんたちはずっと生き続けていて。

何も言いはしないけれど、
どう思っているのかな。
自分たちの運命。
気になる。

子ども専門アウトドアウェア&グッズのお店【そとっこ】












MICKY!

2009-05-17 | ここのコト
わが町に、
蘭ミュージアム なる施設があります。

世界中の蘭を集めた、素敵な誇るべき植物園。

でしたが・・

財政的危機にあり、
今、園の存続が危うくなっています。


久しぶりに、訪れてみました。
大きな温室にはこんな寒冷地に?とびっくりするような植物がいっぱい。
バナナにコーヒーにガジュマロまで。
楽しくってワクワクしちゃう内部ですが、
この植物たちの生長を維持する燃料費がこれまた大変らしい。

可愛すぎる木、発見!

ミッキーマウスの木、だって。
その実が逆さにしたミッキーマウスに見えるからついた名前だそう。

うん、うん、確かに。


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UP!UP!UP!

2009-05-14 | お店のコト
昨日終了した開店2周年キャンペーンの期間中、
山ほどの注文をいただいて、
特に最終日の昨日は、
駆け込み(?)注文をこれまたたくさんいただいたので、
今日は、
発送作業が尋常じゃあありません。

それなのに、新入荷、再入荷も続き、
オフィス内はダンボールの嵐。

ブログ書いてる場合じゃあない、という声も飛んできます

手元にはあるんだけど、
まだUPしていない商品。
スミマセン。
あります。

これです。

寝袋

素敵なカラーの新作、入荷してます。

お問い合わせたくさんいただいています。

シュラフは他にも3種入荷しています。
すっごいいいの、あります
2~3日中に全部UPします。

それから、他にもあります。
大人気の
登山パンツ
3/4サイズも入荷しました。

一刻も早く、ページ作ってUPします!

今少し、お待ちください~


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美しいもの

2009-05-05 | ツブヤキ
前から一度行ってみたいと思っていた
駒ヶ根高原美術館。

先週の休養期間中に
初めて行ってきました。

平日の昼間。
広い館内に客はわたしひとり。

そして立派なコレクションの数々。

草間彌生さんの世界。
柔な私にはちょと強烈すぎた。

池田満寿夫さんの世界。
硬派(?)な私にはちょとロマンチックすぎた。

藤原新也さんの写真はありのままの人間の生き死にをとらえているのに
鮮烈に身に突き刺さる。
自分が経験してきたいくつかの身の回りの死に想いを馳せる。

浜田知明さんの彫刻。
ユーモアたっぷりに社会風刺をしながら、一つ一つの作品が美しい。
とても好き、この世界。

ゴヤ(さん、と呼ぶべきか)の版画。
スペインの作家は、昔スペインを旅行した時に目にして
とても親しみを感じていたのだけれど、
この人にも同じような共感を感じてしまう。
人間の光と闇が部分が合い交じっていて、
でも、どこか道化のようで、人間味があって、
でも、ちょっと狂気のようでもあって。
晩年聴力を失い描いた画がとてもおぞましいと紹介されているのだけれど、
私も3人目の出産後に突発性難聴になって
一時期ものすごい不安を抱えて生きていたので、
少しだけれど、この世界が解る気がする。

美術といえば・・
「にいさん」。
偕成社から出ている いせひでこ さんの描いた絵本。
今はまってます。
ゴッホとテオの兄弟の強い結びつきには
以前からとても興味がありました。
やはりそこに興味を持ち続けた絵本作家いせさんが、
長年二人のゆかりの地を旅し続け、
その集大成として、弟テオの視点で、お兄さんの人生を追った物語。
物語というか、エッセイというか、詩というのか。
幼いころ戯れた小麦畑の黄金色。ゴッホが晩年獲得した南仏の黄金色。
二人で遊んだ頃の空の青。ゴッホが長年抱き続けた心の苦しさの青。
この本の中の様々な絵はほとんど青と黄金色で構成されていて、
この2色が伝える豊かなメッセージに涙しそうなぐらい心打たれます。
選び抜かれた言葉の一つ一つが美しくて、憧れます。

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