シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

アゼルをてくてく3

2012年11月03日 | 散策

おはようさん。 期待を裏切り、今日も手ぶらで触るだけの迷惑親父をしてしまいました。

今日は避暑地として別荘が立ち並ぶ高級リゾート、アリタガシへ。

紅葉が見ごろ。

プロパンガスが精いっぱいぐらいの飛び地でも、ガス管は必ず来てます。

牧草の緑と紅葉の赤のコンビもなかなかgood。

ちっこい梨と名産のザクロ。 

こんなところに住んでれば、視力は絶対良くなります。

谷の対岸に、箱庭付きの家。

何もないようで、とっても豊かに見えます。

逆に、色々身近にあっても、自分の自由にならなければ、ないのもいっしょ。

なるほどねぇ・・・。

10kvもしくは20kvの高圧線が、こんな感じでどんな飛び地にでも来ています。

村の中にトランスが数か所置いてあって、400v,200vに降圧して利用します。

柱は継ぎ足し、基礎はレールのコンクリート製枕木。

どんな手段を使おうとも、一定水準のインフラは保障する。 

安全がどうだ、基準はこうだより、まずは使えるようにする。

公共を担う者の誇り、ポリシーが見えるワンショット。

地層の複雑な模様。

水平に沈殿・積層した後、地殻変動でS字、L字に曲げらてます。

北のハチマズと首都バクーを結ぶ巨大な送水渠。

手の形に見える奇妙な岩山の下、横一線に白くみえる線が、その送水渠です。

やると決めたら、やる。

北の都市、ハチマズ。

今後、ガス・石油等の資源に限りある産業に頼らず、金のあるうちに観光という資源に関係ないサービス業に力をいれています。

巨大プール、スキー場、ホテル、その他いろいろ。

建物がいたるところで建造中。

お昼は、真新しいレストラン。 グループ単位に個別の建物へ通されます。

チキンスープ、香草が効いて旨し。

いたるところ、大統領を讃える肖像画やモニュメントが建造中。

私らが用事があるのは、リゾートではなく、ちょっと先のこんなところ。 

誰も人が付いていない馬。 こっちの動きに合わせてある程度の距離を保ってくれます。

このコンクリートは灌漑用の水路。 今は乾季なので水はちょろちょろ。

ある目印を探して、ロープで繫がれた牛の間をうろうろ。

赤い服でなくてよかった・・。

橋の下に釣り人。

ビニル袋にしっかり獲物をゲットしてました。

気分は完全に、スタンバイミー。 

帰り、地平線を堪能する。

3分眺めると、寝てしまいます。

運転手には、ひたすら拷問。

夜はロシア料理に連れて行ってもらいました。

おいしかったけど、名前覚えてるのは、ウォトカのみ・・・。

基本、学校等の教育はロシア語。 昔はアゼルバイジャン語。

技術的な応援その他は、トルコ人が派遣されたりする。

ホテル・飲食街・運転手等、観光客相手の商売では、英語。

つまり、ここの住民のほとんどはバイリンガル。

片言程度なら、4カ国語を使える人は、ざらにいるのであります。

諸外国と陸続き、ソ連の一部だった歴史的背景・・・。

いやおうなしの部分もありますが、もし自分がこの国に生まれたのなら、何をして生きてるだろうか。

島国育ちで海外はせいぜい新婚旅行の自分では、想像すらできませんでした。