シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
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松山城をてくてく

2021年12月22日 | 散策

愛媛県、伊予市で仕事。

仕事は午後からだけど、コロナで飛行機の便数が間引きされて、9時半には松山着。

3時間ほど暇。

で、久々に松山城。ほぼ忘れてます。

前回は歩きでしたが、今回は時間を気にしてロープウェイで上がる。

松山城。

以下ウィキ引用。日本三大平山城。

松山市の中心部、勝山(城山)山頂に本丸、西南麓に二之丸と三之丸を構える平山城である。日本三大平山城にも数えられる。山頂の本壇にある天守(大天守)は、日本の12箇所に現存する天守の一つである。この中では、姫路城と同じく、連立式で、日本三大連立式平山城の1つにも数えられる。1933年ごろまでは、本丸部分には40棟の建造物が現存していたが、1949年までに19棟が火災により失われ、現存建築は21棟にまで減少した。建造物の現存数は二条城(京都府)の28棟に次ぐものである。

幕末に再建された大天守ほか、日本で現存数の少ない望楼型二重櫓である野原櫓(騎馬櫓)や、深さ44メートルにおよぶ本丸井戸などが保存されている。

 

東軍の加藤嘉明が、関ケ原の合戦で活躍して築城。

松山の名前も江戸時代の始まりと共にできたようです。

江戸時代の安定期で戦はありませんでしたが、銃を中心とした防御の城であります。

一人の足軽となったつもりで、シミュレーション。

上から銃撃をかわしながら、一つ目の門。

門前でもたつくと、まず回避できない。

門を破る重機を担ぐ兵がバタバタ倒れるも、替わりが来て交代。

なんとか門を一つ突破したと思って、くるっと回り込むと、次の門。

良い景色です。

が、後ろが短いので、勢いつけて門を破るのが難しい。すでにこの高さまで上がってくるだけでも、息が上がっている。とにかく門を壊さないと何も始まらない。

軽装で上がってきた兵と、重機の担ぎ手を次々変えて、門を破る。

自分は銃がないし、銃を持った兵も櫓の穴から打ってくる相手に対応できない。

石垣に隠れて、もう一つの門。

3つ目の門にてこずっているところを、隠れ門から防衛の兵が飛び出し、横から脇腹をグサリ。

こちらも刀を持つ兵を後ろから補充して混戦状態。

とにかく重機を担ぐ兵を守るための防戦が続く。

3つの門を突破しても、長い櫓があり、横から、ピシッ、パシッ、と玉がかすめる中、次の門へ。

4つ目の門の上にも櫓。小窓から銃。ブシュ!・・肩から腹へ銃弾が抜けた。

桜の時期はよさげな広場。

血だらけで見る松山平野。

自分たちには天守が途方もなく遠い。

三方、櫓から銃口が・・。

話が続かないので、ゲームのように実は私、3人目であります。

重機担ぐ兵の担当は、平均8回入れ替わりました。

5つ目の門。さらにブシュ、ブシュと玉が飛んでくる。もはや来る方向もわからない。

6つ目の門。ここに来るまでにさんざん銃弾を撃ち込んだ銃座がありました。

今の自分が死ぬとゲームオーバーですが、一人目みたいなふりをして、なだれ込む。

多勢に無勢。

気味が悪いのか、兵が引きます。

7つ目の門。360度、櫓の中。

停まるとやられるので、数に紛れて、進むしかない。

なんとか城の中。

VR体験ができます。中学生が遠足で来て楽しんでる。

一つ、空かないかなぁ・・。

はっとして、城主、加藤嘉明を探す。

銃座が各所にあり、広場から天守まで、やたらもたついて相当兵が減ってしまった。

そうそう当たらないので、無視して走ったほうが良かったかも。

次の回の反省材料です。

城主、加藤嘉明は参勤交代で不在。

打ち取ることもできず、仕事まで時間もなく、あえなく引き上げる。

広場で休憩。

ご当地ソフトは、伊予柑ソフト。

さっぱりして旨し。

蛇口捻って出てくるミカンジュースもありました。

ここで大量出血で失った水分、糖分を補給。

帰りはリフトで。

まさかの最後で、とどめの一句。

ゲームオーバーとなりました。

正岡子規が悪影響。

打合せ後、日帰りで大阪へ。

今度は道後温泉で一泊したいてくてくでありました。