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大阪芸大ジャーナリズム研究会

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今だからできる発想と身体で舞台づくり 学外公演『夏町』

2025-07-04 14:22:35 | 告知記事

 7月12日(土)と13日(日)に、大阪市中央区で舞台芸術学科の学外公演『夏町』が上演されます。演出などを担当する教員が「3年生は、上手にやることよりも、思い切ってやってほしい」と想いを語りました。<神農 雄、古川 知樹、吉田 拓未、木下 由翔、近藤 夕日>


(写真:仮組みされた舞台で稽古する舞台芸術学科生たち)

 今年度の舞台芸術学科の学外公演は、とある海沿いの街を舞台に、今を生きる20代の若者たちの葛藤を描く『夏町』です。7月12日(土)と13日(日)に、COOL JAPAN PARK OSAKA(大阪市中央区大阪城)のTTホールで上演されます。

 前年度までの学外公演は、有志で集まった学生たちによる制作でしたが、今回からは授業のカリキュラムとして実施されます。3年生全員150人超が、キャスト、技術、舞台美術などの役割を分担し、一つの舞台を作り上げます。

 キャンパス内の芸術劇場では、稽古が連日行われています。

 本番まで1ヶ月を切った6月下旬。芸術劇場の奥舞台では、仮組みされた舞台で、キャストたちが演技を磨いていました。時折、担当教員も一緒に舞台に立ち指導。どのような感情を込めるべきか、細かく伝えました。


(写真:本番で使うジオラマの確認を行う学生と教員たち)

 舞台美術を担当する学生たちは、大道具づくりに加え、物語の鍵を握るジオラマ制作に追われていました。神社や銭湯、一軒家など、リアリティと温かみのある模型を並べていました。

 芸術劇場では、照明と音響を担当する舞台芸術学科生が、本番の機材プログラムを構築。舞台上も、舞台袖も、多くの出演者が集まるため、動線確保に工夫を持たせていました。


(写真:照明と音響を調整する学生たち)

 「今年度からは通常授業内での稽古のため、進行状況が異なっている。稽古のあり方が変わっているので、模索している」と答えたのは、同学科教授で、作・演出を担当する内藤裕敬さん。「上手にやることよりも、思い切ってやってもらいたい。若い今だからできる発想や、身体を活かした芝居に仕上げてほしい」と3年生へ期待を寄せました。

《大阪芸術大学舞台芸術学科 2025年学外公演 『夏町』》
●日時=
7月12日(土) 開演13:00/17:00。
7月13日(日) 開演13:00。
※受付開始=開演1時間前から。
※開場=開演30分前から。
※両日13:00からの公演の終演後は、教員による個別学科紹介を実施予定。
●チケット=
▽高校生以下・保護者=無料。
Live Pocket https://t.livepocket.jp/t/htb31
▽一般予約=前売1000円、当日1500円。
https://ticket.corich.jp/apply/384777/
※全席指定席。
※未就学児童の入場は不可。
●場所=COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール(大阪市中央区大阪城3―6)[地図]。
▽JR「森ノ宮」駅 徒歩7分。
▽大阪メトロ「森ノ宮」駅 1番出口、3―B番出口徒歩5分。
▽JR「大阪城公園」駅 徒歩6分。
●問い合わせ=大阪芸大 舞台芸術学科。
 EーMAIL:ggshow.bugei@gmail.com。
 電話:0721―93―3781。10:00~17:00「舞台芸術学科」へ。
●主催=学校法人塚本学院 大阪芸術大学 舞台芸術学科。
●大学HP=https://www.osaka-geidai.ac.jp/whatsnew/stage_natsumachi2025


大阪芸大放送学科企画 放送まるわかり講座YouTubeに

2025-06-30 19:43:34 | 告知記事

 大阪芸大放送学科の教員が、 高校放送部に向けてコンクールや日々の作品づくりに役立つコツをワンポイントアドバイスした「放送まるわかり講座」。 アナウンス、朗読 、オーディオメッセージ、 ビデオメッセージ、 撮影テクニック のジャンル別にそれぞれ5人が解説します。吉岡心、森下菜穂>


(画像:大阪芸大放送学科公式YouTubeから)

 6月4日にYouTubeで公開された「放送まるわかり講座」では、アナウンス、 朗読、 オーディオメッセージ、 ビデオメッセージ、 撮影テクニックのジャンル別にそれぞれ5人大阪芸大の教員が解説します。放送業界の第一線を知るプロ教員が、 高校放送部に向けて コンクールや日々の作品づくりに役立つコツをワンポイントアドバイスする企画です。

 「アナウンス」ではアナウンサーで臨床心理士、公認心理師の関根友実教授が腹式呼吸、発声、マイク乗りのいい声や原稿の作り方など基本をレクチャー 
 【動画】放送まるわかり講座 自宅でできる発声法↓
 https://youtu.be/k0eV_P4et4k?si=IRm0W2ld_gbGUXp9

 「朗読」では元テレビ大分アナウンサーでタレントの吉良奈菜子講師が朗読の基本となる本選びのポイント、 朗読をする上での大きなポイント、間や音の高さ、スピードを解説
 【動画】放送まるわかり講座 心を揺さぶる朗読↓
 https://youtu.be/wOolwZXla7M?si=mDoS72sWWHu87Ibw

 「オーディオメッセージ」では、元ラジオ関西アナウンサーの林真一郎教授が、良い音声を録る収録場所や時間帯の選び方、 マイクの使い方、編集時の注意点など、 オーディオメッセージ制作のポイントを伝授。
 【動画】放送まるわかり講座 環境音で臨場感UP!↓
 https://youtu.be/-Ot1xIYvgSQ?si=MFZH2aJgwmB6YeFI

 「ビデオメッセージ」では、ドキュメンタリーディレクターの澤田隆三教授が映像作品制作で最も重要なテーマと、 取材プランの立て方、 インタピュー方法と効果的な活かし方を伝えます。
 【動画】放送まるわかり講座 映像制作への第一歩↓
 https://youtu.be/7TQK50PeEiw?si=VtSDTl_6sbw5QQyH

 「撮影テクニック」では、ビデオエンジニアでテクニカルディレクターの井口俊宏准教授が、5W1Hを常に意識し、 話し手の目線や構図に工夫する、 カメラ内蔵でなく外付けのマイクを使用するなど具体的なコツを説明。
 【動画】放送まるわかり講座 相手に伝わる映像制作↓
 https://youtu.be/y7RXTATyKq8?si=i_RgGf1OGE_Ze8Up

 この企画を提案した榊原学科長は、「大阪芸大に放送学科というものがあってそこに行ったらもっと勉強できるんだなと思って欲しい」と話しました。


「第3回日本国際芸術祭」卒業生出展 関西万博

2025-06-30 11:37:59 | 告知記事

 「第3回日本国際芸術祭」が大阪・関西万博で開催され、芸術祭に大阪芸大の卒業生4組が出展します。日時は7月2日(水)から7月6日(日)最終日は正午まで。<北垣内隆一>

(写真:公式サイトより)

 今回、本学の卒業生4組が出展する「大阪芸術大学 新進気鋭アーティスト展」は、「世界を繋ぎ、未来を創るアート」Bゾーンに配置されます。本ゾーンでは、漆工芸や陶芸、染色等の日本の伝統技術を継承する熟練の作家に加え、次代を担う若手アーティストが国内外を問わず競演しています。「日本国際芸術祭」の原点ともいえるアートゾーンで、多彩な表現を楽しみながら作品に込められた多様なメッセージを感じることができます。
 また、7月5日(土)の14時半(予定)よりEXPOメッセ「WASSE」内「セミナー会場」で、出展者でもある墨絵イラストレーターの茂本ヒデキチ先生によるライブペイントと、松本セイジさん、石塚大介さん、THRREEさんが出演するラジオ大阪『大阪芸大スカイキャンパス』公開収録も実施されます。
(公式サイトから引用)

【出展者】
松本 セイジ(美術学科卒業生)
 1986年、大阪府生まれ。大阪芸大卒業後に、東京、ニューヨークでのアーティスト活動を経て、現在は長野県の山麓にアトリエを構えている。主に動物をモチーフにした、丸い目のキャラクターを描く。
 アート、イラスト、グラフィックデザインの垣根を越えて様々なフィールドで自身の世界観を表現している。これまでに東京、ニューヨーク、ミラノ、ソウルなどの都市で個展やアートイベントへ参加。NewBalance、NIKE、UNIQLO、The New York Timesなど国内外の様々なプロジェクトに携わる。

茂本 ヒデキチ(デザイン学科卒業生・客員教授)
 大阪芸大デザイン学科卒業。筆と墨を使った勢いと躍動感のある墨作品は唯一無二。日本国内はもとより海外でも話題を呼びオファーも多数。また、高校美術教科書に新しい墨絵というカテゴリーで墨絵が掲載された。オリンピック開幕前イベントで北京やロンドン、ジャパンフェスでオランダやロシアと世界中でライブペイントを披露している。

石塚 大介(キャラクター造形学科卒業生)
 大阪芸大キャラクター造形学科卒業。在学中より自身のギャグマンガを雑誌、SNSなどで発表し続けることで人気を博し、現在Instagramフォロワー約15万人。関西の有名FM局の番組にレギュラー出演するなど多方面で活躍している。Instagram(@ishizuka daisuke)にて「がんばれ!田中みのるくん」連載中。その一方、より自由な表現を求めてアーティストとしての活動もしている。

THRREE(スリー)(デザイン学科卒業生)
 2019年大阪芸大内にて結成。人物を描く中野龍治と植物・装飾を描く和田諒也によるクリエーションを発信。ライブペインティング・アートワークにファッションの空気感を織り交ぜ、チームのスタイリングや空間の演出を通して世界観全体の表現を武器に目下活動中。

《第3回日本国際芸術祭》
●日時:2025年7月2日(水)~7月6日(日)(最終日は正午まで)
●場所:EXPOメッセ「WASSE」「世界を繋ぎ、未来を創るアート」Bゾーン[地図]。
●主催:一般社団法人夢洲新産業・都市創造機構
●お問い合わせ:公式サイトはこちら
https://yumeshimakikou.org/jiaf2025-eventnew/#messe
※「第3回日本国際芸術祭/大阪・関西万博展」EXPOメッセ「WASSE」への入場予約は不要です。
※会場への入場には大阪・関西万博入場チケットが必要です。
チケット販売はこちら
https://ticket.expo2025.or.jp/?_gl=1*15nzmlm*_gcl_au*MTg1NDM3OTU3OC4xNzQyODc5OTU0


ダ・ヴィンチを探せ!高校生アートコンペ2025 作品募集は7月1日(火)から

2025-06-24 22:59:56 | 告知記事

 「“世紀のダ・ヴィンチを探せ!”高校生アートコンペティション2025」の作品募集が7月1日(火)から9月5日(木)まで行われます。ダ・ヴィンチ大賞を受賞した人には、大阪芸大の4年間学費免除または奨学金50万円が支給されます。また、その他各賞の受賞者にも副賞が送られます。<木下由翔>


(写真:公式サイトバナー

 「“世紀のダ・ヴィンチを探せ!”高校生アートコンペティション」とは、高校生を対象としたアートコンペティションで、言語表現を含む様々な芸術ジャンルから作品を公募します。2007年から開催され今年で19回目になります。
 高校生を対象に、1人2作品まで応募可能です。
 募集作品はAタイプとBタイプに分かれています。Aタイプには、美術部門(絵画、彫刻)、デザイン部門(ポスター、自由制作、プロダクト)、工芸部門、写真部門、建築部門、キャラクター部門(キャラクター制作、漫画、フィギュア)があり、作品の画像などによる一次審査と、実物作品を審査する二次審査が行われます。Bタイプには、キャラクター部門(アニメーション)、文芸部門(短編小説)、映像部門(映画、映像、クレイアニメ)、芸術計画部門(イベント・アートの企画書)、音楽部門(演奏、作曲)、舞台部門(演技、舞踊、ポピュラーダンス)、放送部門(アナウンス・朗読、動画制作、CM)、アートサイエンス部門(生成AIアプリを使ったオリジナル作品)があり、画像や動画などの作品データによる一次、二次共通審査が行われます。
 スマートフォンまたはパソコンの「応募申し込みフォーム」から応募することができます。応募時のアンケートで短期大学部を選択した人の一次通過作品は短期大学部で展示されます。

 
 (写真:募集要項 公式サイトから)

 一次審査結果は9月中旬に発表され、Aタイプは一次審査通過者のみ郵送にて通知されます。また、結果はWebサイトにて確認できます。Bタイプは入選者発表時に通知されます。
 入選者発表は10月下旬に行われ、入選結果を郵送で発表します。授賞者は11月23日(日)に発表。入選以上の場合は、大阪芸大キャンパスで展示されます。

《“世紀のダ・ヴィンチを探せ!”高校生アートコンペティション2025》
●応募期間=7月1日(火)〜9月5日(木)。
●応募方法=サイズ、規定、応募の手順など詳しくは公式サイトを参照してください。
●賞=
 ▽ダ・ヴィンチ大賞
 学費全額免除(4年間)または、奨学金(50万円)。
 ▽金賞
  入学手続納入金免除または、奨学金(30万円)。
 ▽銀賞
  入学手続納入金免除または、奨学金(20万円)。
 ▽銅賞
  入学手続納入金免除または、奨学金(10万円)。
 ▽審査委員長賞
  入学金免除または、奨学金(10万円)。
 ▽部門別 最優秀賞
  入学金免除または、図書カード(3万円分)。
 ▽短期大学部 特別賞
  入学金免除または、図書カード(3万円分)。
 ▽大阪美術専門学校 特別賞
  入学金免除または、図書カード(3万円分)。
 ▽特別賞
  入学金免除または、図書カード(1万円分)。
 ▽入選(二次選考通過作品)
  図書カード(5千円分)。
 ▽参加賞(入賞・入選以外)
  図書カード(500円分)。
●審査委員=大阪芸大グループ教授陣等。
●公式サイト=https://oua.osaka-geidai.ac.jp/geidai/davinci/
●主催=大阪芸術大学。
●問い合わせ=「"世紀のダ・ヴィンチを探せ!"高校生アートコンペティション」事務局(大阪芸術大学 藝術研究所内)。
 電話:0721―93―1398(受付時間10:00~16:30 土・日・祝日除く)メール:davinci@osaka-geidai.ac.jp。


卒制作品「私たちのオカルティックサマー」 7月18日(金)東京・吉祥寺で

2025-06-18 12:48:01 | 告知記事

 大阪芸大映像学科の2023年度卒業制作作品「私たちのオカルティックサマー」が、7月18日(金)よりアップリンク吉祥寺で2週間劇場公開。後に全国順次公開予定です。〈原田大也〉


(画像:大学ホームページから)

 監督は、大阪芸大映像学科・大森一樹元学科長の最後の愛弟子である、樋口翔一さん。音楽は堀本陸さんが担当。主演を橋口果林さんが務め、個性派キャストが脇を固めます。

 芸大ホームページによると、ストーリーは「失踪した姉を探す高校2年の清水夏希、オカルト研究会部長である令和のオカルト伝承者・前田信嗣、ツインテールの現役巫女であるオカルト研究会のエース花京院千尋、この3人は「プールに幽霊が出る」という噂を解明するべく調査に乗り出す!そこに待ち受ける脅威をまだ誰も知らなかった…」とあります。

《私たちのオカルティックサマー》
●監督/編集=樋口翔一(映像学科卒業)。
●脚本=畑中惟吹(映像学科卒業)。
●音楽=堀本陸。
●撮影=西村元汰(映像学科卒業)、東香穂(映像学科卒業)。
●撮影助手=新田日向子(映像学科卒業)、深堀優香(映像学科在学)。
●照明=澤田尚悟(映像学科卒業)。
●照明助手=井内彩乃(映像学科在学)。
●照明応援=吉田星矢(映像学科卒業)。
●録音=中尾佳樹(映像学科卒業)、中村駿輔(映像学科卒業)。
●録音助手=市橋萌(映像学科在学)。
●美術=田中杏奈(映像学科卒業)。
●美術助手=島田るな(映像学科在学)、横山叶枝(映像学科在学)。
●記録=松本ハル(映像学科卒業)。
●助監督=尾崎壱成(映像学科卒業)猪早春香(映像学科在学)。
●制作=白石彪(映像学科卒業)豊田章太郎(映像学科卒業)。
●キャスト=橋口果林、木林優太、吉岡杏莉(舞台芸術学科在学生)、入江美瑠、畑中惟吹(映像学科卒業)。
●公式X=https://x.com/occulticsummer
●大学ホームページ=https://www.osaka-geidai.ac.jp/whatsnew/movie_wataokasummer