夜明けの曳航

銀行総合職一期生、外交官配偶者等を経て大学の法学教員(ニューヨーク州弁護士でもある)に。古都の暮らしをエンジョイ中。

堤さん、頑張れ!

2005年04月11日 | 演劇
珍しく堤さんがバラエティに出ているので見ていたら、滑ってしまったので、ちょっと胸が痛かった。真性照れ屋なのに、関西人の強迫観念で「おもろいこといわなきゃ」と無理するから滑るのよね。
  
新しく始まる連ドラ対抗のゲームをやる番組だったのだが、「ドラマで監督から出たびっくりした指示は?」という質問に、同じチームの木村佳乃の「ラブシーンを、普段通りやってくださいといわれたこと」という答えを伝言した堤さん、中居くんに「堤さんはそういう指示があったらどうするのですか?」と突っ込まれ、「僕はわかりませんよ、童貞ですから」と答えて、まわりが固まっていた。
 
1990年の大河ドラマ『翔ぶがごとく』の矢崎八郎太以来、15年間大ファンとして見守ってきた彼、とりわけ舞台上の演技では天才の輝きを放っているのに、やっぱりバラエティは向いていない。

1999年、初めての連ドラ主演作『ザ・ドクター』の番宣で、王様のブランチに、ライバル役の一茂といっしょに出演したときも、極度の緊張でちゃんとトークできず、一茂に「堤さん、生放送はやばいっすよ」とフォローされていた(私は「一茂にフォローされるなんて情けない」と泣いたものだ)悪夢を思い出した。

でも、芝居馬鹿で、他の事は器用(今、「紀要」と変換されてしまった…sigh)にできない彼が、ファンとして、いっそういとしくなった。
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