昨年国立博物館で開催されたプライスコレクションはずばらしかった。
私は香港で日本人の領事館員の人に貸してもらったビデオで初めてプライス氏のコレクションや自宅のドキュメンタリーを見て以来、伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風」に一目ぼれしてしまったので、実物が見られて大感動だった。
そして、その前に、比較法学会が龍谷大学で開かれた際、2時間の昼休みの間に近くの石峯寺に行き、若冲の墓と晩年の作品・羅漢像を見ることができたのも幸運だった。
あれほど細密で多彩な色使いの絵を描いた若冲が最晩年にこのような素朴な羅漢像に辿り着いた軌跡の人間らしさにも感動を覚える。
私は香港で日本人の領事館員の人に貸してもらったビデオで初めてプライス氏のコレクションや自宅のドキュメンタリーを見て以来、伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風」に一目ぼれしてしまったので、実物が見られて大感動だった。
そして、その前に、比較法学会が龍谷大学で開かれた際、2時間の昼休みの間に近くの石峯寺に行き、若冲の墓と晩年の作品・羅漢像を見ることができたのも幸運だった。
あれほど細密で多彩な色使いの絵を描いた若冲が最晩年にこのような素朴な羅漢像に辿り着いた軌跡の人間らしさにも感動を覚える。