ソフト野郎のハードな思い

”朝日ににおう山桜花”に心酔し、パソコンを趣味とし、草花を愛し、ファジーな世の中を直進する不器用男の独り言

草刈り機修理完了

2012-06-04 00:00:20 | Weblog
シリンダーに接触し傷が発生したピストン

昨年使用して以来の状態であったがエンジンは1発で始動した。
15分くらい使用したであろうかエンジンが急に止まった。
今までにないことであったが、特別疑問を感じることなく再度始動を試みた。
今度は数回始動を試みなければ始動しなかった。

やっと始動したと思ったら、すぐにまたストップした。
それからは何度トライしてもかからない。
プラグかと思って外してみたが、乾いていて良好な状態。
燃料がまわってていないのでキャブレーターかと思い分解するも何も特別なことはない。
ごみが詰まっている様子でもない。
スターターは軽く回る。
この程度のエンジンならわからないはずはないのだが、どうも合点がいかない。

仕方ないので購入した店に持ち込み修理を依頼した。
1週間後に電話があった。
”エンジンのそっくり取り替えになりますので13000円かかります。
新品が16000円ですがどうなさいますか”とのこと。
「よし、わしが直してみるから修理はキャンセルする」と言って機会を持ち帰った。

すぐ分解してみた。
始動しないわけが分かった。
いわゆるエンジンの焼き付きが発生していたのだ。
本来焼き付けが発生すると、ピストンとシリンダーが焼き付きをおこし、動かなくなるのだが、
今回は、ピストンとピストンリングが焼き付けをおこしリングが拡張しなくなっているのだ。

したがってスムースにピストンは上下するも、
機密が保たれず、燃料の吸い上げができなくなっていたのだ。
ネットで調べてみたら原因は古い燃料にあるらしいことが分かった。

ポリ容器に保管していたのだが、長い間の保管中にポリ容器が解けて
エンジンに焼き付けをおこす物質が溶け出したらしいのだ。
そんな例がかなりあるとのことであった。
原因がわかれば修理も簡単である。

ピストンはアルミ製なので、かなり傷が発生し使えそうもないので、
ピストンとピストンリングをセットで取り替えるべく注文した。

今月初めに、注文品が入荷したとの電話があったので早速引き取りに行った。
合計3050円だった。

本日息子と組み立てに入り1時間もかからないうちに組み立てた。
新しい燃料を購入し少し濃いめにオイルを混ぜ、燃料をポンプで吸い込ませた。

1回、2回と、始動を試みたら、数回目に始動した。
アクセルで回転を調整しながら落ち着くまで待つこと1分あまり、
最低の回転でもストップしなくなった。

修理完了である。新品までとはいかないが、しばらく動いてくれることと思う。
今度は燃料を金属の容器に保管することにした。

明日実際作業してみようと思う。
極端にパワーが落ちなければ良しとしよう。

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2 コメント

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毎度のことながら ( tatu_no_ko)
2012-06-04 08:44:55
お持ちのスキルに今回もただただ驚いています。
燃料のポリ容器での長期保存不可、そうかも知れません。参考になりました。
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tatu_no_koさん (大根マン)
2012-06-06 07:19:02
本ら長く保存した経験がなかったもので失敗しました。
石油製品のうちの一つであるポリ容器が化学変化するのは当然と言えば当然ですが、まさか悪者が出現するとは、、、、運が悪かったのでしょうね。
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