もったいない・ご恩返しの心を!太田清蔵の世界世直し運動

地位と名誉と資産と収入を一番大切にする自己中心主義を替えて、戦争とテロと貧乏と病気と麻薬撲滅に全力集中

東邦生命社長時代・ネパール訪問の思い出

2009年09月08日 19時02分48秒 | 君子ならずや
私は1991年の10月にネパールの首都カトマンズで、立正佼成会の庭野日教先生が立正佼成会として1200万円、国連大学後援会長・東邦生命の太田清蔵として1200万円、合計2400万円を差し上げて、ネパールの国王にアジアの聖者600人をカトマンズに集めさせていただこうじゃないかということになりました。
そこに集まった方は、ほとんどが多神教の方でした。おそらく一神教の人はおひとりもいなかったのではないかと思います。
そこで私は、何か喋れと言われましたので、こういうお話をいたしました。

ネパールの首都カトマンズの南にルンビニというところがありまして、そのルンビニにお釈迦様がお生まれになっていらっしゃいます。お釈迦様はこういうことを絶えず仰っていました。人間も動物も植物も鉱物も、全部お釈迦様の生まれ変わりであって、そこに恨みやつらみといったものはない。お釈迦様そのものなんだ。だからそれを宗教が違うからといって、殺し合うなんてことは考えられないということを言っていらした。ぜひここで、600人のアジアの多神教の方々がおりますから、巡礼団を組んで一神教のエルサレムだとかイスタンブールだだとかローマだとか、多神教のたくさんの巡礼団を出して、その国の拝み方で拝ませていただこう。ローマだったらカトリックの拝み方で拝ませていただく。そして最後に、ところで少しお伺いいたしますけれど、おたくの修派は修派が違うと殺してもいいという論理を仰るのでしょうか。これをひとつ説明して下さいと聞こうじゃないか。

これを私は提案いたしました。そうしたましたら、600人の方が全員で拍手して下さいました。
(太田清蔵勉強会『もったいないご恩返しの会』2009年8月21日スピーチより)