恥と外聞

恥と外聞とは、人間が他者からうける信用や評価に大きな影響を与える力である。

私も、かつてその恥辱まみれた経験を持っている。

私は二十代前半から、パチンコで運を天に任せすぎ、300万もの借金を背負うこととなった。

その後、親に土下座して任意整理を行い、四年半かけて着実に返済を続けた。

この苦難の道のりで、私は精神的にも肉体的にも鬱に苛まれた。

しかし、私は二度と借金はしないと心に誓った。

パチンコという短絡的な快楽に溺れ、信用を失った私が、借金を返し終えたとき、自身の存在価値に、たぶん再び光が差し込むようだった。

私は、その経験を糧に人間の弱さと再生の可能性を綴ったエッセイを執筆することになるのだ。

「恥」とは、自らの行いや状況に起因するものであり、それを乗り越えることは容易ではない。

しかし、私は、自らが経験した恥辱を背負いつつも、逆にそれを克服することで成長したと語れる。

その先に何が有るかはわかりませんが、その時の苦しみと屈辱が、私をを強くし、開き直らせて他者との繋がりを深めるきっかけとなったのだ。

外面だけではなく、内面も重要である。

恥をかくことは決して恥ずかしいことではない。

誰しもが過ちを犯すことはあるのだ。

だからこそ、私は「二度あることは3度ある」という言葉を胸に刻んでいる。

現に今もd払いなどを使い始めている。

しかし過去に犯した過ちを糧に、今後の人生を歩んでいく決意は揺るぎない。

恥と外聞。

これらは、人間関係や社会において大きな役割を果たす概念である。

私のように、自らの失敗や過ちと向き合い開き直り、それを克服することができる人間こそが、真の強さを持っていると言えるだろう。

私のように、過ちを認め、恥をかく勇気を持つことが、自らを取り戻し、他者との信頼関係を築く第一歩となる。

そうして、私は再び輝きを取り戻し、新たな一歩を踏み出していくのだった。

出勤

押利鰤子です。

アラームが鳴り、憂鬱な気持ちで目を覚ましました。シフト制の仕事で、昼から出勤の日だ。

給与は夜勤に月5回入って手取り19万円。

金欠でネット払いが続いており、ギリギリだ。

私の日常は忙しくて終わらない。

時間管理が苦手な私は、出勤前にもギリギリまで記事を書いていた。

1本書けば、さっと送信して収入が増える。

その一方で、仕事に行くのは憂鬱だ。

ネットの記事を書くことが仕事で、特に得意なジャンルはない。

出勤のたびに、仕事と副業の両立に頭を悩ませる。

介護職とエッセイスト、どんな仕事も両立は至難の業だ。

ダブルワークやトリプルワークを普通にしている人は凄いと思う。

しかし、私は決して諦めない。

ネットの世界での成功を手に入れ、自身の書く文章に価値を見出す努力を惜しまない。

新たな記事を書くたびに、自分自身を見つめ直し、成長を感じる。

出勤の日々が続いても、私の心は揺るがない……少しは揺るぐか。

給与が少なくても、ネットの世界での活躍が私には充実感を与える。

やがて、新たな著書を手に入れ、さらなる成功を掴む日がくるかもしれない。

出勤の日々は、ただの日々ではなく、私のの人生を彩る大切な1ページだ。

過去とクリームソーダ

過去の思い出は、淡い思い出とともに胸をチクチクと突き出す。

昔の私は、後悔と懺悔に満ちた日々を送っていた。

何気なく聞いた言葉が、目にした風景が、今でも私の心を揺さぶるのだ。

その言葉を聞いたのは、少年の口からだった。

彼は瞳に哀愁を宿し、なんとも言えない不思議な魅力を放っていた。

私は彼とクリームソーダを飲みながら、大人びた話をすることが多かった。

ある日の夏、彼は深いため息をつきながら、口を開いた。

「過去に懺悔することは、人間らしさの証だと思わない？」

その言葉は、まるで天使の囁きのように響いた。

それからというもの、私は過去の出来事について考えることが多くなった。

悔やむこと、反省することが大切なのだと気づいたのだ。

当時の私は、まだ自分を知らずに生きていた。

無邪気な日々を過ごしていたが、少しずつ哀愁も深まっていった。

過去の懺悔と共に、私は成長していった。

その時々で犯した過ちや後悔の念は、私の人間性を磨く石のような存在だった。

過去の自分を反省し、改善することで、自分自身を高めていくのだ。

もちろん反省したところで、改善できないことも人間だから多い。

少年時代のような純粋さや無邪気さは、もはや遠い記憶の彼方へと遠ざかっているが、その代わりに私は新たな成長を遂げている。

過去の懺悔と哀愁が私を支えてくれるのだ。

クリームソーダの香りが脳裏に浮かぶと、少年時代の思い出がよみがえる。

過去に何気なく聞いた言葉が、今でも私の胸を響かせる。そして、過去の懺悔と哀愁が私の成長を後押ししてくれるのだ。

時が経ち、私は子供ではなくなった。

しかし、過去を振り返ることで、私は自分の原点を見つけることができる。

過去の懺悔と共に、私はこれからも成長し続けるのだ。

過去の思い出は、淡い思い出とともに胸に響く。

そして、それは私の人生の一部であり、私を形づくっている。

過去に懺悔し、哀愁に満ちた少年時代を思い出す度に、私の心はさらに一歩前へと進むのだ。

償いとバナナ

最近、私の身の回りに喧嘩をしている老齢の人が多い。

気分の問題なのか、熟年の人たちが恨みつらみを持ち合わせているのか、よく分からないが、親友同士でも意見の食い違いが激しい。

一方で、バナナを分け合うような優しい姿も見受けられる。

償いが必要だと感じる瞬間もあるが、その先には心の通い合う絆が芽生える可能性も感じる。

喧嘩をする老齢の人々の中には、昔の栄光に執着しているような気がする。

言葉のやり取りが激しくなり、恨みつらみが募ると、簡単には仲直りできない。

しかし、一方で何かきっかけがあれば、バランスが崩れ、親友同士でもバラバラになる。

その時に必要なのは、償いの気持ち。

相手を理解し、過ちを認めることが大切だ。

熟年の人たちの世界は、私にはまだ理解し難い。

しかし、その中で見つけることのできる美しい瞬間もある。

バナナを分け合うように、優しさを示す姿。そんな瞬間を見た時に、恨みつらみも償いも一瞬で吹き飛んでしまうのだろう。

親友同士でも、喧嘩をすることはある。

しかし、そこで大切なのは、償いの意識。

お互いに許しを請い、仲直りの一歩を踏み出すことができれば、それ以上の絆が深まることだろう。

老齢の人たちも、熟年の人たちも、喧嘩や恨みつらみを抱えながらも、時には純粋な心で向き合うこともある。バナナを分け合うように、素直に償いの気持ちを示せる人々。

そんな姿に触れることができれば、私たちも学ぶことができるだろう。

償いの意識を忘れず、心を開く。それが大切なのかもしれない。

くだらない喧嘩に明け暮れるよりも、穏やかな気持ちで接することが、心の平穏を保つ秘訣かもしれない。

老齢でも熟年でも、恨みつらみを乗り越えて、親友同士でバナナを分け合うような関係を築いていきたい。