こんな夢を見た
仕事の研修で舞台をやることになった。昔の古い映画を舞台化したもので、1度説明を受けたが詳しい内容はわからない。前日にホテルに集合し、自分の部屋を与えられた私は部屋で研修を行うのを待っている。そこは大部屋で、30人ほど泊まれる部屋だった。しかし私の部屋に泊まってる人まだおらず、私は部屋で横になっていた。えないに、人が集まってきてそれぞれに資料読んだり、自分の役について他の人と話し合っている。そういえば資料を持ってくるのを忘れてしまった。だから私は話の流れも自分の配役さんなんだったのかも忘れてしまった。前の集合で一緒に送っていたメンバーが、他に5人ほどいた。だが、彼らの姿はなく、私は顔見知りも全くいないまま、1人資料もなく困っていた。仕方ないので眠ることにした。目が覚めたら研修始まっているようで、皆、それぞれに自分の役のセリフ練習していた。私は仕方なく、スマホでその舞台の原作である映画を探して見ることにした。アメリカ、古い町がに住む少女が、1人の聖職者に恋をするが、相手は神に使える身。歳の差もあり、彼女の初恋は終わると言う話だった。登場人物は少なかったが、自分はどの役だったが全く思い出せなかった。その時私の名前が呼ばれた。私の名前を呼んだ職員に話しかけると、講堂に来てくれと言う。
ついていくと、講堂に多くの人々が集まり座学を受ける中で、以前の研修でグレープを組んでいた仲間たちがいた。私を見つけた講師が私に言った。
どこに行ってたんですか、あなたは研修に参加しないつもりなんなのですか?私は自分が与えられた部屋におり、そこで研修が始まるのを待っていたので、私は何も悪くないことを伝える。それじゃあ、仕方がないですね。席についてくださいと言われて、私は仲間たちのそばに座った。私は、訳がわからないままに席に向かう。そんな私に同じグループの口岩さんが言った。来ないかと思いましたよ。私は事情を話し席につく。隣に座った生徒さんに、そういえば舞台の役って自分は何だったのか忘れてしまったことを伝えると、配役はまだなんですよ。これから決まるんですよ。何でも脳と人物の名前を見て、その人の顔を描かなきゃいけないんです。絵を描けないのではキャラクターのイメージがつかめていないということらしいですと言われる。もう1人のメンバーである山田さんは、一生懸命登場人物の顔の絵を描いていた。もう1人のメンバーである鈴木さんは、他のグループの人と話をしている。口岩さんがあいつなんも使えない。なんもできないよと私に耳打ちした。私は、そうなんだと思いながら、清野さんに見せてもらった登場人物の名前を見る。いちごちゃん。みかんちゃん。犬。石。携帯反転装置ボタン。私がスマホで見た映画とは全く違うものだった。あれ、こんなストーリーだっけと思いながら、私は登場人物の顔を書いていく。突然歌声が聞こえ始めた。最初のグループの練習が始まったらしい。前に立った5人の講師の後で歌っている人と違いな。舞台化粧をした貴婦人のはそれぞれの役が振り分けられており、研修生たちは自分の担当の役の講師の後ろに付き、講師の真似をしながら後に続き歌っていた。
ミュージカルなんだと思った。その時、私に声をかける他の講師がいた。
今のうちに昼ごはんを食べてきなさい。すぐに戻ってくるんだよ。私はそう言われたので、他のグループのメンバーと一緒に講堂を出た。清野さんと口岩さん、そして鈴木さんは食堂に向かうと言う私はトイレに行きたいので、同じくトイレに向かう山田さんと別れた。女子トイレに向かう山田さんとトイレ前で別れた私はトイレに入る。中では行列ができており、私は後ろに並んだ。私の順番がやってきて、便器に向かうと隣の中年男性が元気にしている。おしっこは黒く泡立ち。明らかに何かの病気だろうなと思った。私もトイレに向かって小便をする。私の尿は無色透明で、泡立ち星なかった。
【夢の主なテーマと象徴】
1. 舞台・ミュージカル・配役
象徴:「社会的役割」「対人関係での立場」「自分に期待されているもの」「自己表現」
舞台で自分の配役がわからないという不安は、現実でも「自分の役割が不明確」「何を期待されているかわからない」「ちゃんとやれていないのでは?」という気持ちを反映している可能性があります。
2. 他者とのズレと孤独感
研修が始まっているのに自分だけ取り残されていた、周囲に知り合いがいない、資料がない、などの描写は、「集団の中での孤独」や「情報不足から来る焦り」「自分だけが何かを見落としているのでは」という潜在的な不安を表しています。
3. 原作と全然違う物語
映画を観て内容を把握しようとしたが、実際の演目は全く違っていた…というズレは、「思っていたことと現実のギャップ」や、「予測と違う展開に戸惑っている」心理を象徴しています。
キャラクターが「いちごちゃん」「犬」「石」などユニークでナンセンスなのは、「現実が意味をなしていない」「何を求められているのかわからない」といった困惑や、理不尽さの感覚ともとれます。
4. おしっこ(排泄)とその違い
尿はよく夢で「心の老廃物」や「抑圧された感情の放出」を象徴します。
隣の中年男性が「黒く泡立つ尿」をしていたことは、「病的な感情」「周囲に対する違和感」や「誰かの抱えるストレス」を示しているかもしれません。
自分の尿が無色透明だったという点は、「感情がクリアである」「健康的」「問題を抱えていない自覚」など、自己肯定的な面も読み取れます。
【全体の解釈】
この夢は、あなたが今感じている社会的役割への不安やプレッシャー、情報の齟齬、孤独感や自己表現への葛藤を象徴しているように見えます。特に、
「何が期待されているか分からないのに、それを果たさなければならない」
「周囲は自然にこなしているのに、自分だけ準備が足りていない感じがする」
「本来の自分と、求められている“キャラ”が食い違っている」
といった感情が、夢の中で非常に生々しく表現されています。
また、夢の後半で「絵が描けないとキャラクターのイメージがつかめない」と言われる場面は、**「理解するには表現しなくてはならない」**というメッセージのようにも思えます。自分の感情や考えをアウトプットすることが、自身の役割や立ち位置を理解する助けになるかもしれません。