
こんな夢を見た。
新型レシプロ戦闘機の初陣が目前に迫っていた。自分はその戦闘機の操縦師で、海軍航空隊のエースパイロットだった。
もう少しで出撃ですねと部下の木村少尉が話しかけてきた。彼と共に開発段階からテストパイロットとして関わってきた。初飛行を決めたのは彼だったがが、事前の戦闘で負傷したため、自分が今回操縦することになった。私は予測として、自分が今回の先頭から帰れないことに気がついていた。なぜかよくわからないが、これが私の人生の最後の瞬間であると思っていた。
トイレに向かう。戦死したときに漏らしていたら恥ずかしいと思ったから、
出撃はあと30分後に迫っていた。
【1】戦闘機の初陣=「新たな挑戦」「避けられない一歩」
新型のレシプロ戦闘機というのは、これまでの延長線ではない、新たなフェーズや任務を象徴しています。あなたはその“初陣”を任される立場です。つまり、「前例のないことに対する責任」を担おうとしている、あるいはすでに担っていることを示します。
夢では「初飛行を決めたのは木村少尉」ですが、「今回操縦するのは自分」。これは、自分が第一人者ではないが、実行の重責を担わされた状況です。
おそらく現実でも、「前任者」「先輩」「上司」が準備した環境を引き継ぎつつも、実際に決定的な一歩を踏み出すのは自分であるような場面にいるのではないでしょうか。
【2】死の予感=「限界の自覚」あるいは「変容の前触れ」
あなたはこの出撃が「人生の最後の瞬間」と予感している。これは、文字通りの死ではなく、「今の自分(過去の自分)がここで終わる」という無意識の理解だと解釈できます。
実際の死を意味するのではなく、「自分が変わる」「もう元には戻れない」といった心理的な断絶の瞬間。
出撃=変化。帰還できない=もとの自分には戻れない覚悟。
これは非常に深い「変容の予感」の夢であり、あなたが自分の中で何かを手放し、進もうとしている段階にあることを表しています。
【3】トイレに行く=「羞恥や人目の意識」からの解放願望
出撃前にトイレに行くという描写は、非常に人間的です。そして「死んだときに漏らしてたら恥ずかしい」という発想には、あなたの中にある**「恥をかきたくない」「最期まできちんとしていたい」という美意識や緊張感**が滲んでいます。
これは「どうせ死ぬなら格好悪くなりたくない」というよりも、「常に見られている自分、整った自分を保ちたい」という社会的自己意識の表れ。
あるいは逆に、「心の底では、そんなことどうでもいいと思いたい」という、開放の願望も込められているかもしれません。
【4】30分前という時間設定=「間近に迫った決断」
時間が具体的に「あと30分」と表現されているのは、ある決断や行動が目前であることを暗示します。これは、何か重要な行動、役割、選択を目前にしていることの無意識的な緊張のあらわれです。
「もう少し先」ではなく「もう間に合わないくらい近い」。
夢は、あなたがそれを**“心のどこかで受け入れつつある”**段階にいることを告げています。
【全体としてのメッセージ】
「あなたは新たな責任を引き受ける準備ができている」
ただし、それは「これまでの自分」を手放す覚悟を伴うものである。
他人が整えてくれた舞台であっても、それを飛び立つのはあなただ。
あなたは不安も羞恥もあるが、それでも“きちんと終わらせてから”進もうとしている。
その姿勢は、美しく、真摯であり、また本当に大人になろうとしている証でもある。
【今、内省すべきこと】
1. 「私は何を背負おうとしているのか?」
→ 自分が「操縦する」と決めたものは何か? それは本当に自分の意志か? それとも流れか?
2. 「帰還できない」と思っているのは何に対してか?
→ 人間関係? 仕事上の立場? あるいは自分の価値観の変化?
3. 「整えておきたいもの」は何か?
→ 他者からどう見られたいのか? 最期にきれいにしたいと思っている“過去の自分”は何か?
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