おしょうしな満腹日記~伊豆のお家ひまわり~

米沢スキー場ペンションおしょうしな跡地です。
2019年より大室高原オーシャンビューの一軒家ひまわりを営業中

上原美術館

2020年07月21日 | 伊豆半島
民泊ひまわり営業再開の準備で、6月末の数日間夫婦で現地に滞在しました。
毎日館内の掃除や敷地の草むしりに追われていましたが、空き時間にはちょこちょこと以前から気になっていた伊豆の観光スポットを訪ねることができました。



上原美術館

伊豆半島南部下田市、山間にある静かな美術館です。

収蔵品の中核をなすのは、大正製薬株式会社名誉会長の上原昭二氏寄贈の
近代絵画コレクションと、上原氏の両親、上原正吉・小枝夫妻の寄付による仏教美術です。



敷地には上原夫妻の銅像、それと“大正製薬の鷲のマーク”の像が並んでいます(^^)



写真左側の建物が近代美術の「近代館」、右側が仏教美術「仏教館」。
建物は別ですが、チケットは共通。
一枚チケットを買うと両方の建物を自由に出入りできます。


以下、パンフレットの写真を拝借します。
この期間は上原美術館の収蔵品を展示するコレクション展でした。

写真でお見せできないのが残念なのですが、この美術館は見学者と作品との距離がとても近いです。
名品の数々にこれほど接近できるなんて!と静かに興奮しながらの鑑賞でした(^^♪



近代館では梅原龍三郎を中心にした国内外の名品がずらり。







西洋銅版画、デューラーの作品2点は新収蔵品で初公開。
現物はとても精緻な作品、思わず魅入ってしまいます。


仏教館。こちらも平安・鎌倉期の仏像から、奈良時代の古写経、近現代の仏像まで、幅広いコレクションです。


左、阿弥陀如来像(鎌倉時代、13世紀)
右、十一面観音像(平安時代、10世紀 重要美術品)


新収蔵・二天像
東西南北を守護する四天王、そのなかから二尊を選び、二体一対の像としたもの。


コロナ禍、平日、ということで見学者も少なくいなか、とても近い距離で名品の数々をたっぷり鑑賞。
なんとも贅沢な時間を過ごすことができました。

これからは薬やサプリメントを買うときは、あえて大正薬品さんの製品を選ばなければいけません(^^♪

上原美術館に隣接したお寺にも素朴な石仏が散在しています。






美術館の余韻に浸りながら、石仏たちを眺めて散策するのも楽しいひとときでした。


公益財団法人 上原美術館
静岡県下田市字土金341
入館料 大人1000円/学生500円




以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大室高原 オーシャンビューの一軒家 ひまわり

〒413-0231
静岡県伊東市富戸1317番地280
TEL 090-2026-0447
E-mail  himawari-19@outlook.jp


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米沢の歴史ご案内~5キリシタン公卿殉教者、山浦玄蕃

2020年07月10日 | 米沢の歴史案内
江戸時代、キリスト教徒への迫害から逃れるために京都から米沢に移り住み、最期は米沢で殉教した公家の子、山浦玄蕃が制作した欄間が発見されたという新聞記事を目にし、早速その作品が展示されている田沢コミュニティセンターに行ってきました。

山形新聞、2020年7月3日



山浦玄蕃とは
公家四辻大納言公遠の孫。
米沢藩初代藩主上杉景勝公の側室で、二代藩主定勝公の生母、桂岩院の甥にあたります。

寛永12年(1635年)、幕府によるキリシタン迫害が厳しさを増すなか、キリシタン政策が他藩よりゆるかった米沢藩に妻子と共に移住。
米沢藩は玄蕃を厚く遇し、ご一族中に加えます。
しかし玄蕃がキリシタンであると幕府に密告する者があり、米沢藩も次第に玄蕃を庇いきれなくなり、ついに承応二年(1653年)、城下の極楽寺にて処刑されました。


今回発見された欄間は、藩によってかくまわれていた米沢郊外で、その土地の豪農のために制作したものと思われます。


展示会場の田沢コミュニティーセンター

大工道具の左官ごてを用いる「こて絵」という手法で描かれた、玄蕃作の欄間が裏表合わせて4作展示されています。



受付でいただいた作品解説書。
田沢郷土史編集委員長、清野春樹氏による詳細な解説が載っています。
(シワシワにしてしまってスミマセン)
以下、個々の作品について、こちらの解説文から引用させていただきます。




【鐘離権、剣で波を渡る図】
鐘離権は燕台の人で、西晋の将軍だったという。ある戦いで敵味方とも壊滅し、単身で逃走中、ある老人に遭って昇仙の意を持ち、老人からその極意を授けられた。
中国で有名な8人の仙人のひとりに数えられる。
剣に乗って波を渡る姿で表現されるが、通常は笠を持つところが、この絵では布袋を背負っている点が、キリストの聖骸布を連想させる。



【雪中筍の図】
三国時代に呉の孟宗が母の願いにより雪中に筍をもとめ、奇跡が起こって筍を得る。
神の恩寵を物語る



【琴高仙人図】
周の時代の趙の人、琴の名手。琴高仙人は弟子を集めて今から河に入るが龍になって甦ると予告。やがて鯉に乗って現れた。鯉は黄河の竜門を過ぎると龍になるという。
復活と昇天を物語る



【松に雉図】
雉は日本の国鳥で、ケーンケーンと甲高く啼くことで知られる。そのため猟師に狙われることが多く、「雉も啼かずば撃たれまい」との諺にもなっている。
もう一歩踏み込むと、雉は妻を恋い、子を慕う鳥として万葉集で歌われる。
玄蕃の家族よ永遠なれという心が松に表れている。


この四作品は日本の花鳥風月や中国の物語を題材にしながらも、解説にあるようにその実は迫害にも揺るがない深い信仰心を暗示したものなのでしょうか。想像が膨らみます。


田沢コミュニティセンターを後にして市街地に戻り、次は玄蕃が処刑された東寺町の極楽寺を訪ねました。





極楽寺の敷地の一番奥まった場所。伯母で上杉家二代藩主定勝公の生母桂岩院の墓の隣に、山浦玄蕃の供養塔がありました。



なお玄蕃の二人の息女は米沢で結婚し、その家系は今も受け継がれています。


以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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