24日土曜日。
伝国の杜「米沢市上杉博物館」で開催された「天地人博in米沢2009」のオープニングイベントは、大河ドラマ「天地人」の主役、妻夫木聡さん(直江公)と北村一輝さん(景勝公)を迎えて大盛り上がりだったようです。
後で聞いたら、うちの娘二人もしっかり妻夫木さんと北村さんによるテープカットを見に行ったことが判明。
妹(高校2年生)は陸上部の部活中だったのですが、部員全員で相談していつもの練習メニューを、
伝国の杜までのランニングにその日だけ変更(笑)。
「見に行ってよかった~。人がいっぱいでよく見えなかったけど、妻夫木くんはやっぱり芸能人のオーラが出てた
」
だそうです
姉(短大2年生)などは、テープカットを見ただけでは飽き足らず、その後伝国の杜館内で行われた二人のトークショーの
「出待ち」までやったとか。
その日は日本中が寒波に覆われ、米沢の街中でも気温はマイナス5度くらいだったはず
そんな極寒の中で「出待ち」って、どんだけミーハーなの~
まあ、うちの子供達がミーハーなのは間違いなく母親からの遺伝ですからね(苦笑)。。。。
さて、25日放送の「天地人」の中で、ストーリーの展開に重要な役割りを果たしていたのが、上杉博物館所蔵の「国宝 上杉本洛中洛外図屏風」でした。
この放送を見ていて、そういえばうちにこの「国宝 上杉本洛中洛外図屏風」の解説書があったことを思い出し(昔上杉博物館の売店で買ったやつ)、久しぶりに書棚から取り出してみました。
ドラマ中、織田信長の使者としてこの屏風を上杉謙信の屋敷に届けに来た初音(長澤まさみ)が、もの珍しそうに屏風を眺める与六に、
「ここに描かれているのは湯女(ゆな)、風呂屋で客の世話をする役です。」
と説明しているのはこの部分
数ある洛中洛外図屏風のなかでも、この上杉本が最も壮麗な作品だと聞いたことががります。
現在開催中の天地人博でもこの「国宝 上杉本洛中洛外図屏風」の複製が展示されていますので、天地人博においでの方はぜひ時間とかけてじっくりと眺めてみてください。複製といっても精巧に作られた見事なものです。
なお、天地人博の展示品は月ごとに入れ替わるそうなので、来年1月までの開催期間中、少なくとも一度は複製でなく原本の展示もあるかな~、と期待しているのですが