木春「柚花ー!」
柚花「どうしたの?木春ちゃん」
木春「亀山でマムシが目撃されたんだって!」
柚花「そうなの!?だったら・・・ゴソゴソ」
木春「??」
柚花「準備出来たよっ!」
木春「網なんか持ってどうするのよ?・・・まさか」
柚花「捕まえるんだよっ!フンス」
木春「やっぱり・・・。捕まえてどうするの?」
柚花「え?マムシはお酒にするんでしょ?」
木春「そうする所もあるけど・・・」
柚花「じゃあ、しゅっぱ 「やめなさい!」 」
柚花「え~。なんで~?」
木春「柚葉、マムシ捕まえた事ある?」
柚花「無いよ」
木春「素人が手を出しちゃ危ないよ!」
柚花「大丈夫だよ!パッとしてシュッと捕まえれば」
木春「そういうのが大丈夫じゃないのよ・・・」
木春「マムシはジャンプして飛んでくる事があるの。対応出来なかったら咬まれるよ」
柚花「・・・そなの?」
木春「だから経験が無いのに迂闊に捕まえようとしちゃダメ!」
柚花「わ、わかったよ」
木春「でも、このままには出来ないから、とり急ぎ注意看板を出さないと!」
柚花「手伝うよ~」
木春「先ずはここ」
柚花「次はココだよ~」
木春「そしてここっと」
木春「ふぅ。こんな所かな」
柚花「そうだね。来てくれた皆さんに周知しないとね」
木春「これから大島へ来る予定の皆さん、ご注意をお願い致します!」
柚花「ユズみたいに捕まえようとしないで下さいね~」
木春「"毎日出る"という訳ではありませんが、注意するに越した事はありません」
柚花「亀山のマムシをゼロにする事は出来ないので、ご了承頂ければと思います」
柚・木「「よろしくお願い致します!!」」
木春「以上。木春と」
柚花「柚花でした!」