やまぼうしハイキングの案内と記録

兵庫県南部のハイキング仲間です。中高年を中心に、毎月第4日曜日、関西地方低山の山歩きを楽しんでいます。

「やまぼうし」11月例会報告 山の辺の道 参加者12名

2017-11-27 | 日記
 JR大和路快速で奈良駅に、まほろば線桜井行に乗り換えて天理駅着は9時30分。
天理商店街の驚くほどの賑わいを感じながら今日のスタート地点である日本最古の神社
石上神宮を目指す。境内には、色鮮やかな羽根を持つ東天紅(とうてんこう)や
小国(しょうこく)などの鶏約40羽が放し飼いにされていて「神の使い」として敬われて
いるそうです。拝殿にお参りし10時15分、道標を頼りに「山の辺の道南コース」をスタート。
曇り空、多少のアップダウンに次第に体温も上昇し心地よさを感じながら「内山永久寺跡」に。
明治の廃仏毀釈により徹底的に破壊され今はその痕跡さえみられないが我が国四大寺の
一つとして格式を誇ったと嘗て読んだことがあるが道沿いの説明図を見ればその大きさが
充分にうかがえる。この辺りからは特産の柿畑が続き道沿いには道端百均?が所々に
設けられていて今日のコースの楽しさを倍増させてくれる。そして農家の庭先には
臨時の産直売り場が設けられていて柿は勿論の事、下仁田ネギ・白菜・ほうれん草
安納芋・ミズナなどとれたての野菜類に皆さん普段主婦業で鍛えた目力を発揮していました。
平地歩きとあってスタート時にはほぼ空の状態だったリュックサックがみるみる内に
ふくらみを増し4~5キロの重さになるもその楽しさで余り苦にならないようだった。
夜都伎神社を過ぎ11時20分、藤棚で拵えた休憩所がありここで昼食とする。
西向きのベンチに腰掛けると藤棚の柱が額縁となって曇り空で霞む大和の山々の稜線が
水墨画の世界を醸している。竹之内環濠集落を」過ぎ長岳寺着は13時、トレイルセンターは
大勢の人で賑わっていた。
崇神天皇陵、景行天皇陵を過ぎその昔、都人に食を供したと思われる作物が豊かに実る
田園風景に飽きることなく足を運べば14時20分、檜原神社に着く。
この辺りから小雨模様になり傘をさしての歩行となる。これまでとは趣が一変し
常緑樹に覆われ隧道状の径を歩く事30分で大神神社に到着。深い杉木立の奥に佇む社殿は
日常を離れた幽玄さが伝わってくるようだ。
青垣の山裾を縫うように歩いた山の辺の道、沿道には古墳群、古寺、遺跡等歴史の
宝庫が点在しているがそれらを訪ねる事なくひたすらに歩いた25000歩。
そして古に思いを巡らせながら歩いた一日だった。三輪駅到着は15時。
皆さんお疲れさんでした。僕達は難波のミュンヘンで一杯やって帰りました。

次回12月例会は第3週の日曜日(17日)にします。
行先は国見山~交野山のコースを予定しています。

山の辺の道

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2 コメント

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Unknown (oka-kuniさん)
2017-11-27 23:51:44
道端100均とはうまいですね!
座布団1枚もんですわ!
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Unknown (kunikuni)
2017-11-28 16:05:19
昨今 野菜が高騰してるので 肩に食い込むリュックもなんのその 主婦は 安くて新鮮な野菜を見ると ハイになる生き物なのです
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