やまぼうし11月番外編 中山寺奥ノ院 参加者8名

　曇り空の下、降り始めは21時頃との天気予報を信じ阪急売布神社駅10時集合。
徒歩1分程でカトリック宝塚黙想の家に着く。受付で見学を申し込み一歩園内に
足を踏み入れるとそこはうっそうと茂った森の中、日本庭園が素晴らしく
殊にこの季節、赤や黄色に染まった木々の紅葉が盛りを迎えていた。
「十字架の道行」コースは、キリスト像が描かれた15枚のレリーフを巡りながら、
キリストが十字架を背負ってゴルゴダの丘に上り、処刑されて復活するまでの物語を辿れるようになっています。

よく手入れのされた庭園美に魅了されつつも今日の目的地の奥ノ院に向かい歩を進める。
売布神社を過ぎ清荒神山道から大林寺横の石段を登り登山道に入る。
久し振りの山歩きのメンバーもありゆっくりとしたペースではあるがもう、汗がにじんでくる。
ガレ場を登り一休み。ここから見る甲山はお椀を伏せた様で眺めはいい。
緩やかな山道を歩くこと1時間程でやすらぎ広場に着く。ここで昼食。
12時30分、奥ノ院に向けてスタート。15分程で奥ノ院到着。
例年なら紅葉とイチョウの黄葉のコントラストが息を飲む程に素晴らしく感じるのに
今年の天候がこの様にさせているのか十分な紅葉が見られないのは残念だ。
イチョウの大木をバックに記念写真。
空模様があやしくなってきたので予定を変更して夫婦岩をへて中山観音駅へのコースをとる。
参拝道を避けて雑木の間を縫うような山道を歩けば心地よい風が頬をなでてゆく。
夫婦岩展望所からは晴天時には生駒の山稜や梅田のビル群、そして阿倍野ハルカス等が
見渡せて絶景を楽しませてくれるのに今日の曇り空ではそれも望めず早々と下山を急ぐ。
後、15分程の所でポツリポツリと雨になるがそれも大したこともなく今日の山歩きの終点中山寺に
着いたのは3時。参道脇には鉢植えのピラカンサスや皇帝ダリアが置かれていて参拝客の心を
なごませてくれる。
皆さんお疲れさんでした。

黙想の家から中山寺奥ノ院

11月 番外編例会案内

中山奥ノ院から最高峰に
　　　　　　　　　　　　今年最後の紅葉を楽しもう
　　
日時：11月23日（月）
集合場所、時間：阪急売布神社駅北側・10時
コース：売布神社駅1分黙想の家20分大林寺50分やすらぎ広場
　　　　10分中山寺奥ノ院30分中山最高峰20分天宮塚1時間中山寺

11月 例会報告 再度山 参加者11名

　ＪＲ元町駅に集合したメンバーの面々にはＪＲ事故による通勤時間帯のラッシュに
辟易とした表情がうかがえたがそこは山好きのメンバー達、9時10分にスタート。
緩やかな登り道を県庁前から相楽園を過ぎ諏訪神社に向かう。
短い登りだが少しキツイ。神社左手より登山道に入る。
眼下には港から続く神戸の街並みが。陽が落ちれば百万ドルの夜景も昼間見れば殆ど白一色だ。
季節的には晩秋を迎える頃なのに気温は20度。よく整備された登山道が緩やかな
登りにかかるとすぐに汗ばんでくる。
大師道を通り煋々池で途中休憩後、大龍寺奥ノ院まで約2時間ののぼりが続く。
再度越をパスして奥ノ院西側より再度山山頂を目指す。
かなりきつく足場の悪い登りを約20分で山頂に付く。見晴らしはあまり良くなく
記念撮影後、修法ヶ原に向けて下山を始める。
いよいよIさんお勧めの再度公園だ。
修法ヶ原池のベンチに腰掛け正面に目をやれば松や椎、樫の緑の合間に色鮮やかに
モミジやハゼの紅葉の野趣あふれる景色が美しい。
そして再度山の山容と周囲の紅葉が映る水面の眺めも素晴らしい。
12時35分、市ヶ原を経て布引の滝を目指して下山を開始。
かいた汗がもうすっかり乾いていてよく踏みしめられた山道を心地よく歩く事
1時間半、布引貯水池に着く。ここも湖面にかかる紅葉が見事だ。
14時、布引の滝雄滝に着く。水量は少なめだがかなりの落差があり蛇行するように
落ちる姿が見る者の心を魅了してやまない。紅葉がもっと進んでいればもっと見事な
景色を満喫できただろうが？
その後、雌滝を経て新神戸から三宮ゴールは3時30分。
晩秋の六甲山歩き、又来たいコースになりました。皆さんお疲れ様でした。

再度山